約 2,861,808 件
https://w.atwiki.jp/syjnyj/pages/7.html
ディアルガ パルキア マナフィ ディアルガ 時をつかさどる伝説のポケモン胸にはダイヤモンドがある。 パルキア 空間をつかさどる伝説のポケモン両肩には真珠がある。 マナフィ 海の王子マナフィの映画の予約チケットで「ポケモンレンジャー」にマナフィのたまごのミッションをクリアし、 ダイヤモンド&パールに通信交換すると手に入る。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/5503.html
登録日:2012/03/17 Sat 22 07 46 更新日:2024/08/29 Thu 13 29 21 所要時間:約 34 分で読めます ▽タグ一覧 2005年 DS GBA Nintendo Switch ゲンガーゲー ゲーム ゲームボーイアドバンス ダブルスロット チュンソフト ニンテンドーDS フーディンゲー ポケダン ポケモン ローグライク 不思議のダンジョン 中盤は鬱展開 任天堂 伝説の始まり 全ての始まり 後にシリーズ化 所要時間30分以上の項目 救助隊 救助隊DX 最強の敵は店主 泣きゲー 涙腺崩壊 赤の救助隊 隠れた名作 ←神ゲー(次回作)に隠れた名作 青の救助隊 ある日突然、君はポケモンに… なっちゃった!? 『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』(Pokémon Mystery Dungeon Blue Rescue Team / Red Rescue Team)は、2005年11月17日に発売されたゲーム作品。 『不思議のダンジョン』といえばチュンソフトを代表するシリーズであるが、本作はそのチュンソフトとの共同開発。 『青の救助隊』がニンテンドーDS(DS)向け、『赤の救助隊』がゲームボーイアドバンス(GBA)向けである。 操作性と出てくるポケモンが少し変わるだけで内容はあまり変わらない。 WiiUのバーチャルコンソールでも配信されていた。 『青の救助隊』は密かに『ポケモントローゼ』との作品を跨いだすれちがい通信にも対応している。 2024年8月9日より、Nintendo Switch ONLINE追加パック加入特典に追加。追加パック必須のためちょっと割高なのには注意。 15年後の2020年3月6日、Switch向けのリメイク作品『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX(ディーエックス)』(Pokémon Mystery Dungeon Rescue Team DX)が発売された。 『超』の新要素を盛り込みつつ『青の救助隊』『赤の救助隊』の両作品を統合した内容となっている。『救助隊DX』はメインシリーズ第八世代の外伝作品という位置づけになるが、登場ポケモンは一部例外を除き当時登場した第三世代のポケモン+その進化系統まで(極端なことを言えば『超』の部分集合)となっている。(*1) ◎概要 ◎あらすじ ◎主な登場人物◎救助隊 街のポケモン ◎その他のポケモン ◎伝説のポケモン ◎キュウコン伝説 ◎余談 ◎救助隊DXでの変更点 ◎概要 ポケダンの記念すべき第一作目。 ポケモンとなってしまった主人公がパートナーと共に『ポケモンだけが住む世界』(*2)で救助隊を結成、活動していくという、ポケモンシリーズでも異色な作品となっている。 登場するポケモンは発売当時のメインシリーズ『エメラルド』までに登場したポケモン386種類、つまり第三世代までの顔ぶれ全部である。 勿論、全員を仲間にすることもできる。 メインシリーズと比べると、一部の技や特性、相性(*3)などの仕様が変更されており、メインシリーズプレイ済みの人は多少の違和感があるかもしれない。 しかし、『開発期間の6割ほどをグラフィックに費やした』と言われるほどにグラフィックの作り込みが半端ではなく、なんと全てのポケモンに対して、8方向の歩き・攻撃・睡眠・待機などといったモーションが存在している。 BGMや、個性的なポケモン達に加えて『仲間と共に世界を滅亡の危機から救う』という王道ストーリーも軒並み評価されており、全く新しいポケモンシリーズとなっている。 また、ポケダンは『風来のシレン』や『トルネコの大冒険』に代表されるような従来の不思議のダンジョンシリーズとも毛並みがかなり異なり、 アイテム識別システムがない 装備品は腕輪や指輪に相当する装飾品のみ 道具のジャンルの変更 ex)巻物や杖の類は「ふしぎだま」に統合(*4)、壺に相当するアイテムがないなど 装備の合成がない代わりに複数の技を組み合わせて同時に放つ「れんけつわざ」を導入(実際に開発陣も装備の合成を意識したとのこと) など、メインシリーズとはまるで異なるゲームシステムに驚いた人も多いだろう。 これらの要素が人気を博し、後に続編である『時の探検隊・闇の探検隊』が発売。 更にWiiウェアで『冒険団シリーズ』(3作同時)、3DSで『マグナゲートと∞迷宮』『超不思議のダンジョン』がそれぞれ発売されている。 ◎あらすじ 「きみ、どこからどうみてもポケモンだよ?」 「わ!?ポ…ポケモンになってる!?」 …目を覚ますといつの間にか森の中にいて、そしてぼく(わたし)はポケモンになっていた。 ~この世界は、人間がいないポケモンだけの世界。 人間であるあなた(主人公)は、なぜか突然ポケモンの世界に来てしまった! 感覚も、どんどんポケモンになっていくみたい…~ そしてあなたは森で出会ったパートナーに人間だったことを話していると…突然バタフリーに子供を助けるように頼まれる。 救出に成功したあなたはパートナーに頼まれて一緒に救助隊を結成することになり、パートナーと友達になる。 そして救助隊活動(冒険)をしながら、自分は何故ポケモンになってこの世界に来たのかを調べることにした… ◎主な登場人物 ◎救助隊 困っているポケモン達を助けるための組織。 その活動内容は救助だけにとどまらず、物探しや護衛任務など多種多様。 近年、各地で度重なる自然災害(*5)が起きている今、救助隊の存在は大切である。 救助隊には『ランク』が設けられており、依頼をこなしていくと手に入る『きゅうじょたいポイント』を一定数以上集めるたびにランクが一つ上がっていく。 ランクはノーマル、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、ルカリオの全7種類。 見事、ルカリオランクになった暁には『最高の救助隊』と認められ、基地にルカリオ像が進呈されるほか、ポケモンが仲間になりやすくなる。 『救助隊DX』では初期ランクがルーキーに変更されており、ノーマル、ブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナ、ダイヤモンド、エリート、ウルトラ、ハイパー、マスター、グレートマスターまでランクがある。 ルカリオがエリートに変更され、ウルトラランクでルカリオ像が進呈される他、依頼報酬だった像も各ランクアップの報酬で手に入るように変わっている。また、最高ランクのグレートマスターになると、トップメニューの?アイコンが1つ開放される。 主人公 本作の主人公で、元人間。 自分は人間であること以外の記憶は全て失っており、小さな森で気絶していたところをパートナーに保護された。 ひょんなことからパートナーと救助隊を結成することとなり、救助の傍ら、自分はいったい何者なのか、なぜポケモンの世界に来たのかを調査していく。 基本的には勇気に溢れた心優しい性格であるが、パートナーと一緒に仮病を使おうとするなどちょっと狡猾なところも。 主人公候補はフシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ、ピカチュウ、チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコ、キモリ、アチャモ、ミズゴロウ、ニャース、コダック、ワンリキー、カラカラ、イーブイ、エネコの計16種。 ゲーム開始時に心理テストと性別によってポケモンが決められる。(*6) その中でヒノアラシ、ワンリキー、ニャースは男主人公の時のみ、チコリータ、イーブイ、エネコは女主人公の時のみにしか選ばれない。 パートナー 森で主人公に最初に声をかけたポケモン。 最初は自身を人間だと言い張る主人公を不審に思うも、一緒にキャタピーちゃんを救出したことで認識を改める。 その後、記憶も行くあてもない主人公に救助隊結成を持ちかけ、救助基地兼自宅を提供する。 ちょっぴり臆病なところはあれど、困っているポケモンを助けたい気持ちは本物であり、決める時はビシッと決める頼れる相棒。 こちらは主人公ポケモン決定後、自由に選択出来る。 ただし、御三家+ピカチュウしか選択できず、タイプ被りのポケモンは選択肢から除外される。(例えばヒトカゲが主人公ならばヒノアラシとアチャモが選べなくなる。) 選択したポケモンにより一人称や喋り方は変化するが、性格に違いはない。 チーム『イジワルズ』 悪の救助隊を自称するチーム。 勿論、善意でポケモンを助ける気などなく、世界征服という目的の下、荒稼ぎをしている無法者集団。 その為ならば、他人の依頼を盗む、法外な報酬を要求する、無理やりチームに加入させるなどの行為を平気で行う。 ただ、この手の悪の組織にありがちな『弱い者は必要ない』というドライな考え方は持っていないらしく、まだ年端もいかない子供のキャタピーちゃんを幹部に抜擢しようとしていたほど。 使えるものはとことん使う主義なのか、それとも単純に人材不足なのか、真相は彼らのみぞ知る。 《メンバー》 ゲンガー…イジワルズリーダー。 捻くれた性格の持ち主で、度々主人公の前に立ちはだかるライバルポジション。 ストーリー中盤では、主人公が人間であるということをたまたま聞いた為に『主人公はキュウコン伝説に登場する人間であり、大災害の元凶である』と広場のポケモン達を煽り立てた。やってることがイジワルどころじゃない… 終盤辺りには、ひた向きに前に進み続ける主人公たちに感化されたのか、天空に行くためのテレポートの結晶作りをこっそり手伝ったり、気絶した主人公を闇の世界へと連れて行くと称して安全な場所へと送り届けるなど、その心に変化が生じていた。その心は表に出さないので、いわばツンデレである アーボ…イジワルズメンバー。 ゲンガーとは長い付き合い故か、彼の表情の微妙な変化を感じることができるほど。 願いは『アゴをもっと大きく開けること』と『もっととぐろを巻けるようなること』。 多分アーボにとっては一種のステータスなのだろう。 チャーレム…チームの紅一点。 エンディング後では、とあるダンジョンに一人取り残され、主人公に救助を依頼する。 願いは『一日中瞑想できるような静かな山が欲しい』こと。 チーム『FLB』 ゴールドランクの救助隊。 圧倒的強さと威風堂々とした佇まいから全救助隊の憧れの存在である。 偶然ではあるが『救助隊DX』では3匹ともメガシンカ出来る。特に言及してなかったが… 《メンバー》 フーディン…知能指数5000を誇るチームの司令塔。 決して驕ることなく、どんなポケモンにも分け隔てなく接する人徳者でもあり、人気も知名度も高い。 主人公が疑いをかけられた時に主人公の無罪を信じ、逃げる猶予を与えた。 リザードン…山をも溶かす火炎放射を得意とするチームの熱きムードメーカー。 好戦的な性格だが、主人公の疑いが晴れた際には『俺は最初から信じていた。』とあっさり掌を返す調子のいい一面も。 バンギラス…鎧の体を持つチーム一の怪力自慢。 あくタイプだが、性格は比較的穏やか。 なお、FLBが登場しているシーンでは主にフーディンとリザードンが喋っており、バンギラス自身が喋る事はあまり無い。コラそこ、空気っていわない。 チーム『テングス』 ダーテングを筆頭にチーム全員がコノハナという天狗集団。 ノーマルランク。 《メンバー》 ダーテング…テングスのリーダー。 手にした団扇で強力な風を巻き起こすことが出来る。 金にがめつく、少額の依頼は決して受けないが、根は優しく、受けた恩は決して忘れない義理堅い性格。 フーディンに言われてワタッコの救助に向かった際、伝説のポケモン『サンダー』の眠りを妨げてしまい、囚われの身となってしまうが、主人公によって無事に救出された。 それ以降は、主人公が成長していることを素直に賞賛したり、悪人のわけがないと庇ったり、『兄弟』と呼んだりなど半ば一方的に慕っている。 コノハナ…テングスメンバー。2匹いる。 劇中でのセリフは一切なく、ワタッコがダーテングに救助依頼を頼み込むシーンと訓練所のボスとしてのみ登場。 ボスとしては2匹ともリーダーのダーテングの後ろにいるが、リーダーであるダーテングを守る気がないのか はたまたダーテングが非力な部下の前にあえて陣取っているのかは不明。 チーム『ハイドロズ』 みずタイプで構成された救助隊。ブロンズランク。 救助活動の他、自身のタイプを活かした消火活動も行っている。 ポケモンニュースに活躍が記載されたり、広場でも話題になるなど人気も高い。それなのにブロンズランクなのか… 《メンバー》 カメックス…ハイドロズリーダー。 背中のロケット砲から発射されるハイドロポンプは分厚い鉄板さえも貫く。 見た目に加え、一人称が『ワシ』で厳格な性格など、貫禄あるポケモンだが、劇中ではなにかと伝説のポケモン達の噛ませ犬的な扱いをされてしまう哀れな御仁。 オーダイル ラグラージ…ハイドロズメンバー。 しかし、ストーリーに絡むことはなく、訓練所のボスとしての登場のみ。 チーム『カラミツキ』 触手を持つポケモン達で構成されたチーム。 実は見かけによらずシルバーランクと結構優秀だったりする。 《メンバー》 オクタン…カラミツキリーダー。『~よん』といった軽い口調が特徴。 強いヤツを見ると絡み付きたくなる性分らしく、足で相手の体に巻きついた後に頭突きをかましていくという持久戦が得意。 ドククラゲ ユレイドル…カラミツキメンバー。 ストーリーでの絡みはなく、訓練所のボスとして登場する。 チーム『ゴロゴロ』 ゴローニャとゴローンのみで構成されたチーム。 (救助隊なのに)凶悪なチームとして名を馳せているが、実はまだノーマルランク。 《メンバー》 ゴローニャ…ゴロゴロリーダー。 岩石の体はどんな大爆発にも耐えうるという。 グラードンについては「いわおとしで眠っててもらうぜ」と豪語していたが…… 前述通り、チームは有名になっていくのに、いまだにノーマルランクというのがちょっと恥ずかしいらしい。 なお、ボスとしてはレベルの低さにより習得技がショボい事から部下のゴローンより弱い。 ゴローン…ゴロゴロメンバー。2匹いる。 ストーリーでの絡みはなく、訓練所のボスとして登場する。リーダーのゴローニャより習得技が強い。 街のポケモン カクレオン 道具などを売る『カクレオン商店』と、ふしぎだま、わざマシンを売る『カクレオン専門店』を営む双子のポケモン。通常色が兄で色違いが弟。 兄の方は特定のダンジョンに出張店を開いていることもある。 もし不埒な行動を起こそうものなら… ドロボーだ! ドロボーだ! みんな つかまえてくれ~! (*7) ポケモン本編では特に目立った活躍のないカクレオンだが、実は不思議のダンジョンにおいては最強の種族である。 ポケを支払わず道具をタダで持ちながら店の外へ一歩でも出ると突然ワープし、目の前に現れ代金を請求してくる。 そのじょうたいで「いいえ」を選択すると、泥棒とみなされ主人公達を攻撃してくる。おまけにどんどん数は増えてゆき、仕舞いにはダンジョン全体がカクレオンで埋め尽くされるという光景が出来上がる。(*8) この時カクレオンに倒されてしまうと所持金が無くなるのは勿論、手元に残るのは『ただのタネ』だけとなってしまうそのため、今作のトラウマという声も多い。 しかしながら、カクレオンを仲間にする方法はこれしか無く(*9)、しかもその前提条件として『先頭のポケモンをレベル90以上に育て上げて、ともだちリボンを装備した後に撃破する』という入念な下準備を整えることが必要で、しかもそれでやっと0.1%という低確率で勧誘する事が可能というもの。 倒す以外の対策としては『壁抜け出来るポケモンを先頭にする』『階段近くで「ひきよせのたま」を使用し、迫ってくる前に回収する。』『店内でアイテムを回収し終わったらそのまま「あなぬけのたま」で脱出』というものがある。 + 『救助隊DX』では… 前作の『ポケモン超不思議のダンジョン』をベースにしているため、泥棒した時点でカクレオン以外のポケモンがすべて消滅するようになり、階段部屋は3匹のカクレオンが出現する。倒されると救助依頼を頼めず、所持アイテムも全ロストに強化されている。 これ以外にも精算を済ませていないとリーダーチェンジが不可能で「かくせいのタネ」が使えない、泥棒しても精算は済んでいない扱いなのでリーダーチェンジ不可能の弊害がここで表れるようになるというタチの悪さもある。 更に「ひきよせのたま」も売り物は引き寄せの対象外になっているため、泥棒のリスクが総じて上昇している。 ただし、抜け道が全くないワケではなく、ヌケニンをみずびたしでみずタイプにすれば、詰ますことが可能。 また、勧誘成功率自体も見直されており、不思議玉の「かんゆうだま」や技「みねうち」、すごわざの「Gわきあいあい」や「Gしたしみやすい」をフル活用すれば30匹程度でも勧誘は可能。 下準備は多少必要だがヌケニン自身もみねうちを覚えるため、安全に勧誘するのにも実はピッタリだったりする。 ペルシアン 『ペルシアン銀行』を経営する。 ここに預けたポケは、ダンジョンで倒れても無くならない。 『救助隊DX』ではダンジョン出発前に1回でも預けるか引き出すとオレンの実、プチふっかつタネ、リンゴ、ピーピーリカバーのいずれかをランダムで1つもらえるようになり、利用価値が上がった。 また、不思議玉の「ぎんこうだま」を使えばダンジョン内でもポケのやり取りが可能。所持金は99,999でカンストするため、それ以上確保したい場合は一考。 預金は9,999,999でカンストするようになり、カンストした場合は救助隊協会へ寄付するという形式で0に戻すことも出来る。 ガルーラおばちゃん 『ガルーラの倉庫』を経営する。 ここに預けたアイテムは、ダンジョンで倒れても無くならない。 ちなみに子供は一切喋らない。 ゴクリン 『ゴクリンの連結店』を経営する。 150ポケを払えば技を連結出来る他、無償で技を思い出したり忘れることが出来る。 「他人が技を思い出す瞬間の顔」を見るのが好きだという中々にマニアックな嗜好の持ち主。(*10) 『救助隊DX』では連結代が不要になった他、エンディング後には教え技が追加される。ただし、教え技はいずれもキャンプエリア並みに高額。 プクリン 『プクリンのともだちサークル』を経営する。 ポケを払うことで『ともだちエリア』を購入できる。 友達大好きで、初来店時にはエリアを無償で3つも提供してくれるほどの気前のいい人物。 + 因みに… 『救助隊DX』では経営が『プクリンのキャンプコーナー』に変わっている。システム自体はリメイク前とほぼ同じ。 最初に提供してくれるキャンプエリアは4つに増えたが、逃亡の旅から帰ってきた後のセリフは「……え?うたがってたかって?うん。ほんの…たくさん。」とリメイク前から真逆になっている。急に腹黒感が… また、不思議玉の「プクリンだま」を使えばダンジョン内でキャンプエリアを買うことも可能。使った人がいたかは不明 キャンプエリアをすべて買っている状態で「プクリンだま」を使った場合は流石に何も起こらない…と思いきや、このプクリンがお助けポケモンとして登場するようになる。肝心の強さは…うん… マクノシタ 『マクノシタの訓練所』を経営する。「~なんだぞ」が口癖。 救助隊の皆に頑張ってもらいたいという一心でボランティアを集い、訓練所を設営。 レベル上げが出来るのと、とある条件を満たせばご褒美が出ることも… 『救助隊DX』では訓練所の仕様が大幅に変更された(後述の変更点参照)。 ペリッパー 『ペリッパー連絡所』の職員。 窓口対応の他、その大きな口を活かして依頼を各救助隊に投函する役目を持つ。 主人公チームに手紙を届けてくれる1匹のペリッパーがおり、直接会話は出来ないが、主人公が濡れ衣を着せられた際には自身の気持ちをつづった手紙を自ら投函する。 キャタピーちゃん 最初の救助対象である子供のキャタピー。 小さな森ではぐれていたところを主人公たちに助けられて以来、強いあこがれを抱いている。 泣き虫な所はあるが、芯が強く、主人公が濡れ衣を着せられた際にも最後まで信じぬいた。 バタフリー キャタピーちゃんの母親であるちょうちょポケモン。 小さな森に落ちたキャタピーちゃんの救助を主人公たちに依頼する。 これ以降は天空の塔に挑む直前からエンディング前までしか姿を見せない。 『救助隊DX』では性別が反映されており、翅の下部が一部黒くなっている。 トランセルくん キャタピーちゃんの友達であるサナギポケモン。 怪しい森で主人公たちに助けられた事でキャタピーちゃんと同じく主人公たちにあこがれを抱くように。 何か有事が起きるととりあえず全力で硬くなる。 エンディング後はキャタピーちゃんとの会話で進化を試みて失敗したことを聞ける。キャタピーちゃんからはレベルが足りないのかもしれないと推測されているので、多分レベル9以下なのかもしれない。見るからに戦いは苦手そうなので仕方がないだろう… ハスブレロ ポケモン広場にたむろする住民の一人。 感情の起伏が激しい陽気なムードメーカーだが、 主人公がゲンガーにより濡れ衣を着せられた際には世界を守るためにと率先して攻撃する など、結構ドライな一面もある。本人も謝罪しながら攻撃したため不本意なところはあったと思われるが、だとしても何の確かめもせずに攻撃するのは如何なるものか。 エンディング後は進化したいという旨を話すが、『性格まで能天気になるのはちょっと困る』という理由でなかなか進化に踏み込めない。 赤・青の救助隊では怒りの顔グラがまるで白目を剥いているような感じだったが、『救助隊DX』では超から流用されており普通のグラフィックになっている。 マダツボミ ポケモン広場にたむろする住民の一人。 噂をあまり信じない現実主義者だが、主人公がキュウコン伝説に登場する人間と知った時は割と信じ込んでいた。そういう時だけ信じるな 基本的に他人事スタイルな奴ではあるが、フーディン達を助けるために相性の悪いポケモンだらけのマグマの地底に踏み込もうとする勇気ある一面も持つ。踏み込んだとは言ってない ブルー ポケモン広場にたむろする住民の一人。 自らのかわいい容姿に絶対的な自信を持つナルシスト。 それゆえにエンディング後にグランブルに進化した当初はかわいくなくなったと消沈していたが、強くなると分かると途端に上機嫌となった。 リメイク版の『救助隊DX』ではタイプが変更されているが、それに関する言及は特になかった。 コイル じしゃくポケモン。 不思議な電磁波の影響で二つにくっついてしまい、救助を依頼した。 後日、ハガネ山にてディグダ救出を手伝ってくれた縁で救助隊に誘われるものの、近くに住む場所がないという理由で断念。 だが、コイル達の内の1匹がどうしても救助隊をやってみたいと入隊希望。住み家も無事に確保し、晴れて初めての仲間となる。 言語は全てカタカナ表記で『ビビビ』『ルルル』が口癖。 ピカチュウが主人公orパートナーの場合以外ではかなり頼りになる。特にGBAでは固定ダメージ 遠距離攻撃のソニックブームを覚えられるのが強い。 また、『救助隊DX』で最初に加入する個体は特性が強化された「がんじょう」持ちで、更に4マス遠距離の特殊攻撃技「シグナルビーム」を覚えており、こちらも頼もしくなっている。 ディグタ ダグトリオ 親子のモグラポケモン。 息子のディグタがエアームドに連れ去られてしまい、救助を依頼した。 ディグダは父親のいうことをなんでも素直に信じてしまうため、ついつい『私たちを誰だと思っているんだ。』と見栄を張ってしまうのがお約束。 一応足があるらしい。(あ…あし…?)(アルノカ…アシガ…?) なお、ダグトリオは当時のグラフィックに合わせて目付きが鋭いが、XY以降で目付きがディグダと同じになった『救助隊DX』でも顔グラ含めてそのままになっている。もちろん救助隊DXで勧誘出来るダグトリオは鋭い目付きがなくなっている。 ナマズン ナマズンの池に住むポケモン広場の長老。 かなりの長生きなため、様々な伝説や噂を教えてくれる。 ◎その他のポケモン サーナイト 主人公が見る不思議な夢の中に登場するポケモン。 主人公の正体を知っているようだが… エアームド ハガネ山に住むよろいどりポケモン。語尾に『~ザマス』と付ける。 『毎晩ディグダ達が暴れるせいで地震が頻繁に起きるから怖くて眠れない。』と勘違いし、ディグダをさらった。 倒した後はどこかへと飛びだっていく。 ワタッコ 風に乗って旅するわたくさポケモン。二匹いる。 仲間の一匹が沈黙の谷の岩場に挟まってしまったため、もう一匹がダーテングに救助を依頼した…が、向かったはずのダーテングも帰って来ない事を不安がり、主人公たちに依頼を持ちかけた。 主人公たちの猿芝居仮病もすぐに信じてしまうほど純粋だが、それと同時に朝から何も食べていないはずと指摘するほどの鋭さも持っている。 エンディング後は仲間と共に旅立っていった。 ネイティオ 大いなる峡谷の最上階に位置する『精霊の丘』に住むせいれいポケモン。 未来を予言する力を持っており、主人公がポケモンではないことも瞬時に見抜いている。 くすぐられた後、しばらくしてから笑い出すなど妙に反応が遅い。 ドーブル デザインにこだわりがある芸術家肌のえかきポケモン。 大人になる儀式がイヤで群れから逃げ出したが(*11)、森ではぐれてしまい救助依頼を出した。 救出後、群れの仲間たちが迎えに来るが、戻りたくない彼はなんと救助隊に入隊希望。 この強引さに流石のパートナーも少々呆れ気味ではあったものの、『仲間が増えるなら』ということで晴れて仲間となった。 入隊後は救助隊活動の他、絵描きの腕を活かして救助隊基地の旗のデザインを変更してくれる。 ちなみに旗のデザイン担当のドーブルは彼のみなので、一度別れてしまうと二度とデザイン変更が出来なくなる。 『救助隊DX』では「仲間のドーブルたちから足跡を大量に付けられる『ペタペタ祭り』に参加するのがイヤだった」という理由と内容に変更されている。また、初期レベルが5から25に上がっており、別れることも出来なくなっている。 ソーナノ ソーナンス ほがらかポケモン がまんポケモンのコンビ。 騒ぎの森で暴れるマンキー達をこらしめてほしいと救助を依頼した。 報酬はクリの実一個としょっぱいものだったが、このクリがきっかけで救助隊基地建設計画が始動。 本人たちもこれだけでは申し訳がないからという理由で手伝いをしてくれる。 基地建設終了後は広場からいなくなるが、一部のイベントで出演する。 ちなみに何故かソーナンスは鳴き声のみしか発しない。 パッチール 一人称が『てまえ』のぶちパンダポケモン。 一人旅を趣味としており、様々な土地やポケモンを見てきた。 ある日、幻のポケモンの噂を聞きつけ、見つけるためにと各地を歩き回ったが、どうしても見つけることが出来ず、ポケモン広場へと流れ着いた。 体力の限界ということで幻のポケモンをすっかり諦めてしまい、主人公たちに幻のポケモンと関係があるといわれている『透明の羽根』を渡す。 その後は暫く広場に滞在するが、幻のポケモンに出会ったことをパッチールに報告すると、やる気を取り戻して広場を去っていく。 頑張れば幻のポケモンと直接出会うこともできるぞ! 歩くときの足取りがおぼつかないが、これが普通らしい。 アブソル 主人公たちが逃亡途中で出会ったわざわいポケモン。 冤罪を吹っ掛けてきてまともに話の通じないフリーザーの前に現れ、異変の原因が主人公らではないことを伝えてくれる。 世界の危機を感知し、力を合わせるべきだということで主人公らと行動を共にする。 しかし重要キャラっぽい立ち位置にありながら、実際はその他の仲間ポケモンと同じ扱いであり、セリフがあるのは初登場シーンが最初で最後という不遇なポケモン。 一緒に冒険するんだから、その後のセリフくらい用意してあげても良かった気がするのだが……。 ちなみに同行してくれるのだがリメイク前では「あまりにも弱すぎて」シナリオ攻略を苦労させるという反応が困る奴だったりする。 しかも仲間になった直後にでもPTから外せるため、慣れたプレイヤーからはだいたい仲間になった直後に外されることもしばしば…… そのあまりの不遇さからか、『救助隊DX』ではダンジョン内でのセリフが専用化し、ストーリーでのセリフも増えて大きく改善されている。 「ほろびのうた」も思い出しで習得出来るため、すごわざ「Gつうろひっちゅう」と合わせれば蹂躙することも可能になった。これはニョロトノでやるのが有名な即死コンボだが、アブソルの場合は必ず加入するポケモンであることとメガシンカが可能な点で勝る。 ゴンベ 『ダイヤモンド・パール』発売に先駆けて登場したおおぐいポケモン。 ストーリーに絡むことはないが、極々稀にランダムでポケモン広場に現れ、話しかけると食べ物をせがまれる。 この時に食べ物を渡すと、おなかの消費が早くなる代わりに攻撃、特攻が上がる『ゴンベのハラマキ』が貰える。 リンゴが大好物。 ルカリオ 本作発売前の劇場版で先行登場したはどうポケモン。 歴史ある救助隊の中で伝説とまで謳われた救助隊メンバー。 フーディンの憧れの存在であり、彼に近づくことが夢であり目標であると掲げるほどに心酔している。 青の救助隊・赤の救助隊では残念ながら像しか出てこない。 キュウコン 「氷雪の霊峰」に住んでいるきつねポケモン。 ある人間が面白半分でキュウコンの尻尾を触ったことによって祟りを受けたと言われている『キュウコン伝説』の元となっており、実在しないと思われていた。 主人公たちやフーディンの前に姿を現し、主人公はキュウコン伝説の登場する人間ではないと証言する。 無実と判明し、喜ぶパートナーだが、それと同時に『なぜ主人公はポケモンとなってこの世界にやってきたのか?』という新たな疑問が生じるが…(以下、エンディングまでのネタバレ注意) 実は主人公がポケモンとなり、この世界へとやってきた理由は、この世界の危機を救うためだった。 というのも、彼は人間時代、救世主を探し求めていたサーナイトにより世界を救う力を持つと見定められた選ばれし存在だったが、当の本人は『自分はそんな力なんて持っていない』とこれを否定。 そこで彼は『自分が本当にその力を持っているかを見定め、もしそうだと分かった時には全てを聞かせてほしい』という条件付きで人間時代の記憶を抹消し、ポケモンに転生したのだった。 やがて、各地で頻繁に発生した自然災害は、この世界に落ちてくる隕石が近づいてきていることによる影響が原因であることが判明する。 そのことが明らかになった時、まだ宇宙を漂っていた隕石は、もう上空直ぐに迫っていた。 これを阻止するためには、遥か上空の『天空の塔』に住むレックウザに星を破壊するよう頼みに行くほかない。 この使命を終えるとき、それは主人公が元の世界に帰るとき。 このことはパートナーには内緒にし、主人公はパートナー達との別れを覚悟しつつ世界を救うという最後であり最大の救助活動にパートナーと一緒に向かう!! レックウザと出会い、星を破壊したことにより、見事世界は救われた。 平和が訪れたことを喜ぶパートナーだったが、主人公から突然の別れを告げられる。 やっとこれからだというのにと悲しみに暮れるが、役目を終えた主人公には、もうこの世界に居る必要はない。 沢山のポケモン達に見守られながら、主人公は光に包まれ空の彼方へと消えていった。 こうして主人公のポケモンとしての日々は終わりを告げた… と、思われていたが、主人公の『かげがえのない仲間たちと別れたくない!』という想いが奇跡を生んだのか、なんと彼はこの世界へ留まることが出来たのだ。 意気消沈していたパートナーだったが、彼の姿を一目見た瞬間に駆け寄っていった。 どうやら彼らの救助隊生活はまだまだ終わらないようだ。 天空の塔をクリアすることで一先ず本編クリアとなり、以下の要素が追加される。 隠しダンジョンが大量に出現する 伝説のポケモン達を仲間に出来る…かも。(詳細は後述) キュウコン伝説のエピソードが解明する(詳細は後述) ◎伝説のポケモン 本編クリア後に仲間にできるポケモン達。 ほとんどがダンジョンの最終フロアのボスとして待ち構えている。 基本的には仲間になった時に一緒にともだちエリアも解禁されるが、一部ではともだちサークルで売られているものもあるのでチェックしておくべし。 サンダー 雷鳴の山にすむ、でんげきポケモン。 近くにある沈黙の谷で眠っていたが、ダーテングが突風を起こしたことで眠りを妨げられ激怒。 怒りのあまりダーテングをさらい、『返してほしければ雷鳴の山へ来い!』と主人公たちを挑発。 そして雷鳴の山に向かうと怒りの矛先を主人公たちに向け、襲い掛かってくる。 撃破後は頭が冷えてダーテングを返してくれるが、『だが次はこうはいかん、本気で襲うから覚悟しろ!』と捨て台詞を吐いて飛び去る。 …ストーリー内では終始寝覚めの悪さからキレ散らかしており、自然災害には全く関心がないような振る舞いもあってか 一部プレイヤーの間ではDQNと揶揄されたりもした。寝起き直後は不機嫌になりがちな低血圧の人じゃないんだから… 初戦時にはパートナーが一マス前へ出ているので、こちらも前に出ないと集中攻撃を喰らう危険性がある。 途中でラクライを仲間にすれば特性のひらいしんででんき技を無効化できる。 ファイヤー 炎の山に住む、かえんポケモン。 逃亡の旅の途中にたまたま通りかかった主人公たちを、山を苦しめる悪漢共と勘違いして襲ってくる。 倒した後は山が苦しんでいるのは自然災害の影響であるというパートナーの言葉を信じ、その原因を必ず突き止めるように約束する。 事あるごとに鳴き叫ぶ癖があり、ただ飛び立とうとしただけでも大声で鳴くので紛らわしい。 フリーザー 樹氷の森に住む、れいとうポケモン。 こちらもたまたま通りかかった時に森の氷が溶けている原因と勘違いされ襲ってくる。 撃破後もパートナーの説得に応じず、再度襲い掛かろうとするが途中で現れたアブソルに説得され、森の異変の原因が自然災害の影響であることを信用してくれる。 サンダーやファイヤーと違い、部屋全体攻撃の「こなゆき」を使うため、氷技が弱点の主人公やパートナーだとかなりの苦戦を強いられる。 もし仮に準備をしないで旅に出た場合、7~8回負け復活の種を偶然拾うか、勝てるレベルまで上げて戦うなどのタイムロスを食らう事も。 『救助隊DX』では流石に「こなゆき」の攻撃範囲が隣接に修正されたが、サイズが3×3の大型になったことで隣接攻撃の技も攻撃範囲が広くなっており、うかつに隣接すると2匹ともダメージを受けてしまう。また、再戦時は攻撃範囲が部屋全体に修正された「ふぶき」をしっかり覚えているため、これ1発でメンバーが壊滅しかねない強敵と化している。 グラードン マグマの地底に眠る伝説のたいりくポケモン。 大地を作り出したというだけあってFLBも圧倒するパワーを誇る。 自然災害の影響により目覚め、大地震を引き起こしていた。 初戦時は怒りで我を忘れており、セリフもなく戦闘に入るが、エンディング後は落ち着きを取り戻している。 レックウザ 天空の塔の最上階に住むてんくうポケモン。 飛来した巨大隕石をどうにかするため、主人公たちはレックウザがいる天空の塔へ向かう事になる。 しかし頂上で出会ったレックウザは「我には我の、そなたらにはそなたらの領域がある」等とのたまい、全く聞く耳を持たず。 挙句の果てには「自然の領域を侵す者は容赦せん!」と言いながら、襲い掛かって来る。 撃破後もなんなく起き上がり二回戦続行…かと思いきや、巨大隕石が天空の塔 頂上付近にまで接近。 ここでパートナーの頼み事を初めて聞き、ようやく隕石の破壊が行われる。 彼の「はかいこうせん」によって巨大隕石は砕かれ、ポケモン達の世界は救われたのであった。 ちなみに、天空の塔は初回攻略時にはフーディンとネイティオから貰える『テレポートの結晶』により転送されるのだが、エンディング後に再び入るためには、「そらをとぶ」のひでんマシンあるいは習得しているポケモンが必要なので注意。 カイオーガ 嵐の海域に潜む、かいていポケモン。 恐らく最初に戦うことになるであろう裏ボスなのだが、特にイベントもないのでストーリー的に空気感が否めない。 エンテイ、ライコウ、スイクン それぞれ『炎の大地』『稲妻の大地』『北風の大地』に君臨するポケモン。 ホウオウ関連のイベントに登場し、全員を倒せば『とうめいな羽根』が少しずつ変化していき『にじいろの羽根』になれば、ホウオウに会うことができる。 ホウオウに隠れてみんなそれなりの強敵であり、ダンジョン自体の攻略難度も高いが、ここで苦戦しているようだとつらいものがある。 ホウオウ 遥かなる霊峰に住むにじいろポケモン。パッチールが探し求めている幻のポケモンである。 今作最強のボスと言われており、ぼうぎょ以外がとんでもない数値となっている。 ダンジョン自体も40階と長い(*12)階数であり、出てくる敵のステータスが非常に高いのもあってかなりの難易度を誇る。なかなか攻略出来なかったプレイヤーも多かったのではないだろうか。 相性自体はこちらがよくても押し切られる威力である事もしばしば。変化技も強力であり、入念な準備をしていても半端なレベルでは倒すのには運が絡む。 戦う時には工夫が必要で「ひかりのかべ」や「リフレクター」などあれば守備面で助かるだろう。 すいみんの種から先制して連続で状態異常できたら有利になるがそれも焼け石に水という事もしばしば起きるほどの凶悪なボスである。 ……青の救助隊・赤の救助隊でははらぺこリボンを投げてキャッチさせると途端に雑魚になるのは秘密である(もっともこれは本作すべての敵ポケモンに言えることだが…) ホウオウと出会ったあとにパッチールと会話するイベントは一度きりであるのだが、広場にいるパッチールにホウオウを仲間にした後リーダーにして話しかけた場合には、専用の会話が増える。 ラティオス ラティアス 双子のむげんポケモン。 レックウザが破壊した隕石の破片がラティアスにぶつかり彼女は奈落の谷の奥底に落下。 残されたラティオスは妹を助ける為に無謀にもカクレオン専門店からわざマシンを盗んでいった。店主が寝てて命拾いしたな 犯行動機は「自分の力だけでは奈落の谷を進む事ができず、わざマシンが必要だった」との事で「妹を助け出した後はちゃんと返そうと思っていた」 「黙って持ち出すのはとてもよくない事です、本当にすみませんでした」と泥棒を悪い事だと思い、きちんと謝罪する心は持っている。 その後、主人公たちがラティアスを救助したことで無事に再会、救助隊の仲間入りとなる。 ちなみにやむを得ない事情と美しい兄妹愛ということで泥棒の件はお咎めなしとなった。 本作のラティ兄妹はこのイベントでしか加入しないため、別れてしまうと二度と出会えない。『救助隊DX』では流石に別れることが出来ないよう修正されている。 デオキシス 巨大隕石の内部に潜んでいた地球外生命体。 空中で爆散した巨大隕石の破片が地上で形成し出来上がった『隕石の洞窟』の最深部にて待ち受けている。 「目覚めた時ここにいた」「ここは一体どこなのだ?」「ここで…何があったのかをッ!」と色んな疑問を呈しながら襲い掛かって来る。 ちなみにこのダンジョンは様々な制限があり、入場が1匹で且つ救助の依頼が不可能、道具が3つまでしか持ち込めない、デオキシスの幻影を倒さないと下層に進めない、と特別仕様となっている。 『救助隊DX』では入場や道具に制限はなくなったが、よりにもよってここにモンスターハウスが発生するようになり、更にスピードフォルムが極悪な回避率の高さになっている。「だましうち」や「シャドーパンチ」といった必中攻撃の技や「こころのめ」、「ロックオン」などの必中にする技、すごわざによる技の必中化がないと苦労する。 ルギア 銀の海溝の最深部に潜むせんすいポケモン。 ホウオウに比べると随分有情である反面、出会うまでが大変。 なお、戦闘に入る前に『命をかけてかかって来い!』という台詞がある。 この元ネタは映画『ルギア爆誕』のキャッチコピーであるが、映画内でこの台詞を言わないため、嘘予告かつ実は言ってない台詞として有名であった。 しかし、映画から6年後、本作でルギアが実際に発したため「嘘から出た真」の事例としても有名になった。 ジラーチ 願いの洞窟の奥で眠りについているねがいごとポケモン。 ジラーチを倒し、なおかつ『うたごえの石』を所持していると願い事を一つ叶えてくれる。 そのため、仲間にするのが遅れがちなプレイヤーも多い。 セレビィ 本作中最難関ダンジョンの清らかな森の最奥にいるときわたりポケモン。戦闘は行わない。 救助隊DXでは清らかな森をクリアすると、あるサプライズが… レジ系 シンニュウシャ ハッケン! ハイジョ セヨ! 地底遺跡を守る番人トリオ。 倒すとそれぞれパーツを落とし、三つ合わせるとオルゴールに変化する。 ミュウ 地底遺跡にランダムで登場するしんしゅポケモン。 オルゴールを所持している時のみ現れ、ダンジョン内を徘徊している。 変身を覚えているため、敵を倒したら実はミュウだったというのも珍しくない。 仲間にすると地底遺跡は一旦クリアという扱いになる。 ミュウツー 戦う為に作られたと言われる自称最強のポケモン。 強敵ばかりが潜む「西の洞窟」の最深部にてエネルギーを蓄えながら待ち構えている。 リザードンとカメックスに『半端じゃない強さ』と言わしめる程なのだが…実はHP以外のステータスは中盤ボスのフリーザーと同程度というすさまじい弱さを誇る。 本作ではミュウとの関連性は薄い。 『救助隊DX』ではメガシンカを得て相応の強さになったが、その配慮なのかダンジョン自体は全20Fと約1/5に縮小した。ルギアがいる「銀の海溝」は99Fで据え置きなのに… ポニータ、ラッキー、ポッポ、タマタマ、カビゴン、コイキング、ヒンバス 伝説ではないが一応記載。見つけたらラッキー、仲間に出来たらもっとラッキー。 ラインナップがおかしい?いや、事実である。 ◎キュウコン伝説 本編でも出てきた伝説で、エンディング後のイベントの一つ。 あるところにキュウコンというポケモンがいた。キュウコンの9本の尻尾には神通力が宿っており、不用意に触れようとするものなら、祟りを受けてしまうと恐れられていた。 ところが、ある人間が面白半分でキュウコンのしっぽを触ったことにより祟りを受けそうになってしまう。が、そのパートナーであるサーナイトがかばい、彼の代わりにタタリを受けた。 しかし、その人間は助けるどころか、サーナイトを見捨てて逃げてしまう。 それに失望したキュウコンはある一つの予言をした。 『あの者はいずれポケモンに生まれ変わる、そして転生した時、世界のバランスは大きく崩れるだろう』と… 当初は主人公こそがこの伝説に出てくる人間だと思われていたが、キュウコンの証言により否定された。 では、いったいこの伝説に出てくる人間とは誰なのだろうか? その真相が遂に判明される。 とある日の朝、外に出てみると、そこにはゲンガーがいた。 彼は『お前なんかに頼むのは癪だが』と前置きを置いたうえで、自分を氷雪の霊峰まで連れて行ってくれと頼む。 どれだけ断ろうとも頑なに頼み続けるゲンガーに根負けし、共に氷雪の霊峰へと向かうが… 内容(ネタバレ注意) 実は、キュウコン伝説に出てくる人間とはゲンガーのこと。つまり主人公同様元人間だった。 ちなみにサーナイト曰く『イジワルでどうしようもない人だけど、それでもいいところはあり、なんだか憎めない』らしく、性格そのものは人間時代からあまり変わっていない様子。 自分を庇ったサーナイトを見捨て、「人間であることから逃げ出した」ためにポケモンとなってしまっていた。 そんなゲンガーがプレイヤーと共にキュウコンのタタリを解く為に奮闘するというイベント。 かつてはイジワルズとして悪の限りを尽くした彼が、自分に本当に足りなかったものはなにかというのを語るシーンと、サーナイトとの最後の会話は涙なしには観られない。 このイベントをクリアするとサーナイトが仲間となる。 ちなみに青赤のこのイベントでは、ゲンガーの技構成がなぜかアブソルと同じになっている。流石にミスだったようで、『救助隊DX』では技構成が修正されている。 ◎余談 以降のシリーズにも言える事だが、システムが違うため本家と同じノリでポケモンを選ぶと痛い目を見る。本作であれば「相性による無効化が大幅減に」「2つの特性の同時所持」「すばやさの行動回数化」は非常に大きい。 青の救助隊の初期出荷版には、GBAソフトをダブルスロットするとGBAソフトのデータが消える事があるバグが存在した。ロックマンエグゼシリーズが巻き込まれやすい。(他社作品なのにカプコンのサポートページにこのバグに関する注意喚起が実際にある) 第四世代からウソハチ、マニューラ、マネネ、ルカリオが石像という形で、ゴンベが地上にてランダムで発生するイベントにて先行登場している。 アニメ『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』の4期OP「バトルフロンティア」の映像の後半に、『青・赤の救助隊』のパッケージを意識した演出がある。また、『ポケットモンスター(アニメ第7シリーズ)』の16話ではゲンガーが風邪をひいたサトシにお見舞いとして大量のリンゴを持ってくる場面があるが、こちらも当時発売間近だった『救助隊DX』を意識した演出と思われる。 エピソードデルタは「隕石が落ちる」「レックウザ」「塔の上」「隕石とデオキシス」という意味で、本作を意識している部分が垣間見える。 全てという訳ではないが、このシリーズは本編作品では活躍させることが難しいポケモンが凶悪な性能にされている事が多い(特に敵として出てきた場合)。中でもレディアンやエネコロロはよくこの事が引き合いに出されている。 ◎救助隊DXでの変更点 + たくさんあるので折り畳み クリア後にパートナーがついてこなくなりセリフも汎用になる深刻なバグ仕様が改善され、クリア後も毎朝起こしてくれるようになった。これに伴い自宅やポケモンひろばでのリーダー交代要素が廃止され、必ず主人公を操作するようになっている(リーダー変更は出発前の編成とダンジョン内のみ)。なお、パートナーに話しかければ次のストーリーの目的も教えてくれるので、判らなくなっても詰みにくくなっている。しかし、この弊害でパッチールにホウオウで会うことは出来ないため、そのイベントを見ることは残念ながら不可能。ちなみに主人公とパートナーは進化させてもセリフが専用になった。もう頭痛に悩まされる主人公もいない。(*13)ただし進化させるとスカーフは消える(*14)。 イベントシーン自体はほぼ当時のままだがグラフィックは3D化に伴って演出などが大きく進化。背景も絵本調で優しく作り込まれている。最初のパートナーとの出会いでも目線が主人公になっており、アニメの救助隊ガンバルズと似たような感じになっている。 3Dグラフィックは「💢」や「💦」などのアイコン以外に、表情が連動しており感情が判りやすくなっている。また、イベントシーンで戦いを始めるシーンではお互いが構えを取っていたり得意な技を撃とうとしていたりと、モーション自体も多い。 + 追加・変更されたシーンの一例 ポケモン広場の各施設紹介では、パートナーと一緒に経営者へすべて挨拶回りしている。マクノシタ訓練所とペリッパー連絡所は離れた場所にあるせいで行けてないが… ダグトリオの子供であるディグダと知り合うイベントが追加されており、ダグトリオからの依頼の流れに違和感がなくなった。また、このイベントで掲示板とペリッパー連絡所へ直通する穴も追加されている(*15)。 雷鳴の山でサンダーを倒した後、駆けつけたFLBのリザードンが主人公たちの前に飛び出し、炎を纏っている。このときのカメラはリザードンが前面に大きく映っており、迫力は満点。 + 逃亡の旅は… ハスブレロは主人公を攻撃しなくなっている。また、号外は床落ちしたものを拾わずに読んでいる。無実が判明した後のゲンガーたちへのセリフも「オマエら~~~っ!!」に変更されている。それでもハスブレロは許されないようだ…アブソルは氷雪の霊峰入り口にも待機しており、話せる。ゲンガーの心の声にもアブソルの分(うしろに 見なれないヤツもいるし……)が追加されている。氷雪の霊峰 奥地での一連のイベントシーンは、キュウコンの登場シーンがカッコ良くなった。主人公とフーディンの間を割るように炎の柱を上げつつ、中から現れるように登場している。流石はほのおタイプ…到着直後は猛吹雪だった天候だがキュウコン登場時におさまっていき、主人公の無実が証明されたときには雪が完全に止み、雲間からは太陽の光が差し込んでいる。多分キュウコンはひでり特性そして主人公の無実が証明された瞬間、パートナーはその嬉しさ全開で主人公に直接とびかかるようになった。しかもパートナーがとびかかる一瞬だけは視点が主人公側になる…うらやまけしからん エンディング後にはアブソルからもお礼を言われる。また、伝説の三鳥の件も話してくれる。 当時はゲスト止まりだったゴンベやウソハチ、ルカリオがプレイアブルで使用出来る。ただしルカリオの解禁はそれなりに厳しい条件が設けられている。他にもタマンタやスボミーなど第三世代までのポケモンの進化前・進化後として第四世代で増えたポケモン、およびニンフィアが新たに使用可能となった。進化後のポケモンは多くが野生で登場せず進化以外の入手手段は特殊なものとなっている。 『超』から登場したアイテム「えだ」が引き続き登場。これにより従来のふしぎだまの一部はえだに統合された。代わりに飛び道具のスタック上限は40と半分以下に減っている。 1度仲間になったポケモンの名前も自由に変更可能。主人公とパートナーと救助隊の名前は超同様、トップメニューからでも変更出来る。また、現行の世代に合わせて日本語では入力可能な名前が6文字までになっている。 「かしこさ」が廃止され「すごわざ」になった。もう1つのダンジョン用とくせいと言うべき要素で、仲間にした時点で持っているポケモンと持っていないポケモンがある。グミを与えることで新たに抽選が可能。因みにすごわざはGREAT(「すごい」や「すばらしい」といった意味を持つ英単語)の略と思われるGが先頭に付いている。強力な効果が多く、文字通り「すご」い力を持つ「わざ」と言えるだろう。 進化に必要なアイテムが「しんかのあかし」に統一された。一部ダンジョンの最奥に落ちていたり(事実上のクリア報酬)、一部のダンジョンでの店売りで入手できる。 グミが「にじいろグミ」「DXグミ」に統一された。与えると時々すごわざを習得する。DXグミなら確定で習得可能。すごわざガチャなお、主人公のみ初めてグミを食べると「Gわきあいあい」を必ず習得する。 「カギ」が廃止された。また「なみのり」や「そらをとぶ」など、特定のひでんマシンがないと侵入出来ないダンジョンの制限が廃止された。もちろんひでんマシンも廃止されており、当時のひでんわざは一部が削除、残っているものはわざマシンに変更されている。 ポケモンの覚える技は第七世代準拠となった。当然ながら当時になかった技や特性、フェアリータイプなどの新要素もある。特性も『超』基準になったため、マイナス効果のあった特性はほとんどなくなっている(*16)。しかし、なまけのデメリットは流石にどうすることも出来なかったようだ タイプ相性で文字通り「こうかが ない みたいだ…」という事態が起こりうる(『超』準拠)。そのため一種類のタイプだけで固めると泣きを見ることも発生するようになった。ただし、敵のAIも『超』から弱体化しており、効果がない技を繰り出すことも起こるようになった。(*17)なお、味方の攻撃はすごわざ「Gごりおし」でタイプ相性や大半の特性を無視して等倍以上にすることが可能。非常に汎用性の高いすごわざとなっている。(*18) 診断の後にキャンセルすれば自由に主人公を選べるようになった(『超』準拠)。また一部のポケモンの性別限定・主人公限定の縛りがなくなり、パートナーの性別も選べる。主人公も一部のポケモンの性別で姿が変わるようになった。なおコダックの顔芸は診断結果で見られなくなった。パートナーはおとこのコの口調が半々になった。ただし、主人公とおんなのコはセリフパターンがすべて同じ。ちょっと残念? オイラ口調はフシギダネ、ゼニガメ、ワニノコ、キモリ、アチャモ、ニャース、コダック、ワンリキーの8匹。このうちフシギダネとキモリがリメイク前から変更されており、主人公専用の一部も含まれている。他の8匹はすべて口調がボクになっている。 オンラインで救助が可能になった。パスワードを教えての救助依頼も可能。出発したメンバー以外でのセルフ救助も行える。また、ボス戦の敗北で救助してもらった場合は復活地点が直前の階層の階段に戻されており、ペナルティなしで無償脱出も可能になった。 掲示板の依頼も総じて易しくなった。ポケモン救助の依頼主は天候の影響を一切受けないようになっており、道具を届けて欲しい依頼は現地に落ちているという配慮が為されている。鬼畜難度の連れてって依頼も、依頼主が相応の強さになっており倒されにくい。仮に倒されてしまっても強制送還は発生しなくなっている。 ふしぎなメールは「カービィハンターズ」シリーズのように用意されたパスワードを入力する形式になった。もちろん捏造メールの使用は不可能になった。メールで出現させられる隠しダンジョンは進行で自動出現する仕様になった。出現ポケモンが大幅に変更されており、ポニータやピッピなどの当時希少だった種も出現する。海系隠しダンジョンの構成がカオスに ゲンガーに厳しすぎた「闇の洞窟」の登場ポケモンがほぼ「滝壺の池」に近い構成となり手強さが減った。ついでにゲンガー自身もまともな戦闘能力を有するようになった。なぜか水棲ポケモンに混じってバクフーンと[[エーフィ]]がいる リーダーの通常攻撃が廃止された。代わりにピーピー系のアイテムの入手頻度が増加している。なお仲間や敵のみ、ダメージを与えられる技を持っていないと通常攻撃をしてくる。なおワナチェックの素振りは従来通り可能で、従来と異なり足元と周囲1マスを調べられるよう強化されている。 「ともだちエリア」が「キャンプエリア」に変更された。システム自体はともだちエリアとほぼ同じ。当時のマップをイメージした風景イラストも見られるし、BGMも堪能できる。リメイク前や探検隊のポケモンたちのドット絵はここで確認可能で、ニンフィアは新規に描かれている。これに伴い主人公とパートナーはどのキャンプエリアにも所属していない専用の枠になり、所属元のキャンプエリアはすべて買う必要がある。その代わり、主人公とパートナーはキャンプエリアに行けるならいつでもステータスの強化が出来るようになった。 また、ストーリー上で必ず加わるポケモンや伝説・幻のポケモンとも別れることが出来なくなっている。別れられないポケモンたちはストーリーとの整合性が取れなくなるためやむを得ない変更点だが、伝説・幻のポケモンとの再戦も出来ないのは惜しいところ。しかし、仲間の枠は救助隊ランクが上がると増えるようになっているため、386匹全員を仲間にすると1匹ずつしか加入出来ない制限があったリメイク前の問題点は解消されている。リメイク前でコイルやアブソルを外してた人は正直に手を上げてください 当時は仲間を作れないダンジョンがあったりポケモンによっては仲間に出来なかったりしたが、本作では所有しているキャンプエリアの有無に関係なく全てのダンジョンで全てのポケモンを仲間に出来るようになった。ただし一部のストーリー中やダンジョン(*19)は不可能となっている。これまでは店主の枠にしかいなかったカクレオンも「幸せの塔」内で店主の枠ではない野生の個体が出現するようになった。もちろん店主のようなイカれた強さはなく、とても弱いため、勧誘に成功すると連れ帰るのが大変になっている。 ポケモンの成長率は系統ごとに統一され、探検隊以降準拠のしんかボーナスもつくように。手軽に仲間にできたり進化できるポケモンなら進化前から仲間にしてもよいし、進化条件が厳しければ直接仲間にしてドーピングで補ってもいい。ケースバイケース。 控えメンバーの仲間になっているポケモンも自動的に強化されるようになった(*20)。時間はかかるが同じメンバーでダンジョンに挑戦し続けてもちゃんと強化出来るのは大きい。 たまにダンジョン内に空腹で倒れているポケモンが登場する。リンゴを何でもいいので与えると仲間になってくれる通称リンゴ乞食。仲間にしたポケモンは確定ですごわざを覚えている。なお倒れているポケモンはダンジョンに登場しないポケモンである事も多く、「清らかな森」「幸せの塔」など難易度の高いダンジョンの限定種が登場することもある。連れ帰らない場合でも旅の助けになったりするので余裕があれば要チェック。 各種ボスが強化され、搦め手が通用しづらくなった。手応えがなかった3匹のマンキーもしっかり強化されている。その後のイベントで見られる「マンキーたちは 弱かった」はそのままだが。伝説のポケモンだとマグマや海流などのギミックを起こしたり、一部のボスは体力を削るとメガシンカやゲンシカイキもするようになった。当たり判定が拡大しているものもいる。 その代わり、これらの伝説・幻のポケモンたちは勝てば必ず仲間になるよう改善されている。勧誘に失敗してダンジョンを入り直すマラソンが不要になったのは非常に大きい。 逃亡の旅終了後に「ミステリーハウス」が登場するようになった。騒ぎの森以降ランダムでダンジョンに登場する大きな家で、アイテム「しょうたいじょう」を持っていると入る事が出来る。「しょうたいじょう」はポケモン広場にいるカクレオンから1000ポケで購入可能で、逃避行終了後から販売リストに追加される。中にいるポケモンと話すと仲間に出来るほか、リンゴやふっかつのタネなど有用なアイテムを拾える。まれにミステリーハウスしかないフロアがあり、そのハウスにはポケモンが3匹おり、落ちているアイテムの数も増えている。地形や性質的にはリメイク前のカギ部屋に近い。 ダンジョン突入時の初期メンバーは3匹までのままだが、道中で仲間に出来る枠が5枠に増えており、8匹(*21)まで連れて行く事が可能になった。すごわざも合わせてポケモンが集めやすくなっている。大きさの制限も廃止されており、大型のポケモン3匹で依頼を達成することも可能。 パーティの登録が可能で、救助隊ランクが増えるほど予備編成数が増えるようになった(『超』準拠)。ストーリー進行上の攻略を除き、クリア前でも主人公以外をリーダーにして探索が出来るようになった。 ガルーラの倉庫に預けられる数が無制限になった。また、道具をまとめて引き出すときも個数の指定が可能になった。不思議玉の「はいたつだま」を使えばダンジョン内で道具を送ることも出来る。その代わり宝箱は「はいたつだま」で送れず、グミもステータス強化とすごわざ変更が容易に出来る関係で引き出せなくなっている。それなのに訓練所以外で使わないはずのホンキチケットは何故か引き出せる道具は1つ1つにイラストも追加されている。ばくれつのタネは炎のような見た目、ゴンベのハラマキはゴンベの下半身のボサボサな見た目と真ん中にゴンベの顔がある、かくせいのタネはメガシンカのマークになっている、など特徴的で判りやすい。また、オルゴールやレジ系のパーツなどはイベントアイテム扱いになり、インベントリを圧迫しなくなった。 「覚醒」によって全能力が上昇する要素が追加された。ストーリー中では発生せず、エンディング後から発生する。味方は「かくせいのタネ」を使う、敵は味方や部屋技等の巻き添えで他の野生ポケモンを倒した場合に覚醒する。覚醒状態はその気になればダンジョンクリアまで継続可能。『超』同様に野生ヌケニンが他の野生ポケモンに狙われるようになった。敵を積極的に覚醒させてしまう厄介な存在となっており、暗夜遺跡や砂漠地帯などで出現するため要注意。 メガシンカ可能な場合、「覚醒」によりメガシンカする。(*22)通常の覚醒による能力アップに加えて、タイプや特性の変化も発生する。メガシンカは状態異常になるか、とある道具を使うと解除される。 一部のダンジョンに「強敵」が登場する。他のポケモンよりもだいぶ強いFOE枠で、倒せば大量の経験値と「ごうかなはこ」を落とす。なお強敵ポケモンはたまに色違いが出現する事がある。そして色違い個体のみ「ともだちリボン」の補正込みで倒すと仲間にすることが可能。なお、色違いはキラキラしているので判別も楽。 『超』で登場したものも含め、新アイテムやワナが多数登場。特にワナは一部が序盤から出現するよう変更されたため、気を付けないと危険なものが多い。ぱっちりメガネの準備はいいか?ただし、ワナは1度踏めば壊れることがほとんど、リーダー以外は見えていないワナに引っ掛からない、発見したワナは味方は必ず避けるように移動する、発見したワナのある方向に敵を押すと敵もワナを踏むようになる、といった改善点もある。操作ミスで味方をワナのある場所に押してしまった場合はその限りではないが。仕様がほぼ従来の不思議のダンジョンと同じになったモンスターハウスにある大量のワナも、見えていなければ引っ掛からないためリーダー以外にアイテムを拾いに行ってもらえば、ほとんどリスクなしで回収出来る。落とし穴も削除されており、ワナによる理不尽な離脱も発生しない。 序盤に出現するワナは「ばくはのワナ」や「すいみんのワナ」といった影響力の少ないものから、中盤からは「どんそくのワナ」や「わざへりのワナ」、「ぐるぐるのワナ」など徐々に悪影響を及ぼしやすいワナが出現するようになるという具合で、注意喚起も兼ねた良い塩梅になっている。エンディング後のダンジョンでは凶悪な「ゆびふりのワナ」や「おんねんのワナ」、「よびよせのワナ」や「リンゴのワナ」といった逆利用出来そうなものまで出現するようになる。 マクノシタ訓練所の仕様が変更され、「ホンキのくんれん」という制限時間内に獲得経験値が上昇した状態で弱いポケモンをひたすら狩る仕様となった。利用には三種の「ホンキチケット」いずれかが必要。レベルアップが遅れたポケモンの育成や、重点的に強化したい技を育てるときに利用しよう。なお、すごわざ「Gオニせいちょう」や「Gわざせいちょう」を利用すると成長効率が上がる。ダンジョン名は変わらず各種タイプの間となっているが(*23)、ノーマル以外はそのタイプに弱いポケモンだけが3種出現するようになっている(*24)。挑戦出来るのは利用者と同じタイプのみ(*25)。タイプ一致で倒すと得られる経験値が増加し、仮に倒されても時間のある限り何度でも即復活出来る。何故かモンスターハウスもあるが… また、「まなびのくんれん」というダンジョン内でのチュートリアルの役割も担うようになった。こちらは初回クリア時に報酬があり、ペナルティなしで何度も利用出来るため、操作を忘れてしまってもご安心。因みにここで新たに弟がいることも判明する(しかも2匹)。このチュートリアルで失敗するとマクノシタが心配してくれる。やさしい この仕様変更に伴ってストーリー中に登場した一部のチームと戦うことは不可能になった。まぁ得られる経験値も少ないし仕方がない。また、逃亡の旅を開始する前は利用出来ないよう修正されている。そもそも逃避行前に利用出来ること自体がおかしかったので、ある意味妥当だが… わざを育成できるようになった(『マグナゲート』以降の仕様)。使い続けると威力・PP・命中がじわじわと伸びる。そしてそのデータ中ですべてのポケモンがその技を使う時に性能が反映される。ただしLv1ダンジョン類ではわざの育成状況も一時的にリセットされる。 「清らかな森」といったLv1ダンジョンのスタートレベルがLv5(『マグナゲート』以降の仕様)に、他ダンジョンと同様に仲間をスカウトする事も可能になった。仲間集めの際には依頼を達成して帰ると楽。 公式YouTubeチャンネルでは、 本編にまつわる特別なエピソードが複数公開されている。 いずれもゲーム本編内では見られず、本編開始前のエピソードもいくつかあるので必見。 追記・修正はポケモンを救助しながらお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 逃避行のテーマは名曲 -- 名無しさん (2014-01-23 22 56 57) 泣いたな、不覚にも -- 名無しさん (2014-01-30 11 05 28) サーナイトの顔グラを見てルビーサファイアではなんとも思わなかったのに「あれ?サーナイトってこんな可愛かったっけ?」と改めて認識した。特に笑顔の顔グラが最高。 -- 名無しさん (2014-02-07 14 57 37) 天空の塔は素晴らしかった。 -- 名無しさん (2014-06-08 23 15 13) テレポートのたまじゃなくてテレポートのけっしょうじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-07-04 11 52 46) 個人的には、ほのおのやまのBGMがシチュエーションと重なって辛い…。 こんな険しい場所でも、希望が見えなくても…それでも逃げ続けなくてはならない。そんな思いが伝わってきて…まあ、そこのボスのファイヤーさんがアホの子臭いんだけども。 -- 名無しさん (2014-10-13 11 13 00) ストーリーボス(というかフリーザー)が強すぎてメロメロゲーだったなぁ…。メロメロ手に入るまで逃避行出発しなかったわ。 -- 名無しさん (2014-10-13 13 03 30) 開幕すいみんのタネ→延々かげぶんしん→起きたらフルボッコ で三鳥を乗り切った思い出 -- 名無しさん (2014-11-23 22 12 17) マンガ版の主人公のギンジはアチャモになってたwww -- 名無しさん (2014-12-26 01 31 50) 正直後付でしかないけどORASのエピソードデルタのヒガナが会いたがっていた謎の人物(ゴニョニョでは無い方のシガナ?)の正体が死んでいないのならこのゲームの主人公である可能性が出てきた。流石にただオマージュしたとは考えにくいし、万が一救助隊がリメイクするとしたらそれを匂わせる描写があるかも知れない。 -- 名無しさん (2015-02-28 23 21 50) ヒガナの話聞いて真っ先に思い出したのがこれだったな。こっちメガシンカ無しで余裕だったけど -- 名無しさん (2015-10-10 10 55 45) ゲンガーや主人公みたいな転生組がいるとはいえ、なんで人間の存在がポケモンたちに割と知られてたのかはちょっと謎だよね。キュウコン伝説とかの伝説上の生物みたいな扱いだった……とも思えないけど。 -- 名無しさん (2016-09-19 22 49 46) ページ名を「赤・青」から「青・赤」に変更した方がいいかと。このままじゃあ本家ポケモン第六世代をあえてYXと言ってるような感じで不自然 -- 名無しさん (2016-09-24 02 33 13) リメイク決定と聞いて -- 名無しさん (2020-01-10 00 59 45) さびれたけんきゅうじょの説明によると、昔は人間も存在していた模様… 何らかの原因で絶滅してしまったのだろうか… -- 名無しさん (2020-01-19 12 05 17) 10年やってるのに未だにゴンべに会えない。 -- 名無しさん (2020-02-29 10 16 01) リザードンが屑な珍しい作品? -- 名無しさん (2021-02-13 07 23 05) 赤の救助隊がSwitchオンラインで配信か。 -- 名無しさん (2024-08-09 11 28 02) スイッチオンラインの巻き戻し機能が最高に噛み合ってるわ。もうラッキーやタマタマのために周回する必要もないし、不意のパラセクトやモルフォンが来てもタイムリープできるから怖くない -- 名無しさん (2024-08-09 16 31 14) 逃げ足フリーズバグSwitchオンライン版でも残ってるのな…巻き戻し機能が無ければヤバかったわ -- 名無しさん (2024-08-15 12 15 19) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/wing2/pages/33.html
ポケモン不思議のダンジョン
https://w.atwiki.jp/magnagate/pages/20.html
ポケモン図鑑 亜種・派生種・近種によって異なる。 ポケモン 系統 備考 ツタージャ ○ 主人公候補orパートナー候補 ジャノビー ジャローダ ポカブ ○ 主人公候補orパートナー候補 チャオブー エンブオー ミジュマル? ○ 主人公候補orパートナー候補 フタチマル? ダイケンキ キバゴ ○ オノンド オノノクス ピチュー? ○ ピカチュウ? ライチュウ? ミネズミ? ○ ミルホッグ ヨーテリー? ○ ハーデリア ムーランド ヤナップ ○ ヤナッキー バオップ ○ バオッキー ヒヤップ ○ ヒヤッキー ムンナ ○ ムシャーナ シママ ○ ゼブライカ ダンゴロ ○ ガントル ギガイアス コロモリ ○ ココロモリ モグリュー ○ ドリュウズ タブンネ × ドッコラー ○ ドテッコツ? ローブシン オタマロ ○ ガマガル? ガマゲロゲ クルミル? ○ クルマユ ハハコモリ フシデ ○ ホイーガ ペンドラー モンメン? ○ エルフーン チュリネ ○ ドレディア メグロコ ○ ワルビル ワルビアル イシズマイ ○ イワパレス ズルッグ? ○ ズルズキン デスマス ○ デスカーン プロトーガ ○ アバゴーラ アーケン ○ アーケオス ヤブクロン ○ ダストダス ゾロア ○ ゾロアーク チラーミィ ○ チラチーノ ゴチム? ○ ゴチミル ゴチルゼル コアルヒー ○ スワンナ エモンガ × タマゲタケ ○ モロバレル バチュル ○ デンチュラ ギアル ○ ギギアル ギギギアル ヒトモシ? ○ ランプラー シャンデラ クマシュン ○ ツンベアー フリージオ × コジョフー ○ コジョンド クリムガン × ゴビット ○ ゴルーグ コマタナ ○ キリキザン ワシボン ○ ウォーグル バルチャイ ○ バルジーナ モノズ ○ ジヘッド サザンドラ メラルバ ○ ウルガモス ウリムー? ○ イノムー? マンムー? ルリリ? ○ マリル? マリルリ? ウパー? ○ ヌオー? ノコッチ? × キャモメ? ○ ペリッパー? タツベイ ○ コモルー ボーマンダ ズガイドス ○ ラムパルド ニャルマー? ○ ブニャット グレッグル ○ ドクロッグ? イーブイ? ○ シャワーズ? サンダース? ブースター? エーフィ? ブラッキー? リーフィア? グレイシア? モノズ ○ ジヘッド サザンドラ コバルオン × テラキオン? × ビリジオン × トルネロス × ボルトロス × メロエッタ? × ケルディオ? × ルギア? × 伝説のポケモン ホウオウ? × ビクティニ × レシラム × ゼクロム × ランドロス × キュレム? × ホワイトキュレム? × ブラックキュレム? × 氷触体 × ラスボス カクレオン × 最強の店主 個別のテンプレはこちら 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/magnagate/pages/414.html
https://w.atwiki.jp/storytellermirror/pages/1649.html
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊 ・要約版:要約スレpart1-374 ・詳細版:part21-197~199・218,part22-12,part24-21~24・26・28・33・136・139・201,part26-230・232~233・243・249・253 374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 17 14 57 ID M2EbGFG30 ポケモン不思議のダンジョン ~キュウコン伝説~ 昔、キュウコンというポケモンがいた。そのシッポには神通力があり、迂闊に 触れると千年の祟りが降りかかると言い伝えられていた。にも関わらず、それを ふざけて触った人間がいた。崇りが人間に降りかかろうとしたが、その人間の パートナーであるサーナイトが、主人を庇って代わりに崇りを受けてしまった。 可哀想に思ったキュウコンは、サーナイトを助けたいかと人間に問うた。だが、 人間はわき目も振らずに逃げ出し、サーナイトを見捨てた。 人間に失望した キュウコンは予言した。「あの愚か者は、後にポケモンへと転生するだろう、また それが起きた時、この世界のバランスが崩れる始めるだろう・・・」 主人公は、ある日目覚めるとポケモンになっていた。元人間ということだけは 覚えているのに、人間の時の記憶は全く無い。何故こんなことになったのか? しかも主人公に話しかけてきた相手もポケモン。どうやらポケモンしか住んでいない 異世界に来てしまった模様。森で寝ていた主人公を発見し、行く当ても無い主人公に ポケモン救助隊を一緒にやらないかと持ちかけてくれた、そのポケモンとパートナーに なり、とりあえず謎が解けるまではポケモン救助隊として暮らしていくことになる。 原因不明の自然災害が多発しているこの世界において、救助隊はヒーロー的存在なのだ。 だが、揉め事パニックの大好きな救助隊、イジワルズのゲンガーがある噂を吹聴する。 「あの主人公って奴、実はキュウコン伝説に出てきた元・人間で、キュウコンの崇りの せいでポケモンになったろくでなしらしいゼ! しかも伝説どおりなら、奴こそがこの 災害の原因らしいじゃねぇか! みんなでアイツを始末して平和を取り戻そうゼイ!」 根も葉もない話だが、伝説に合致する+主人公に記憶がないこともあいまって、他の ポケモン達は多かれ少なかれゲンガーのホラを信用してしまい、主人公はお尋ね者の 烙印を押され逃亡生活に。パートナーだけは主人公を信じ逃避行に付いて来てくれる。 逃げる道中でも、各地に住む伝説ポケモンが、突然縄張りに侵入した主人公のせいで 異常災害が起こっていると勘違いし、何度も襲われるハメに。 逃避行の果てにキュウコン本人に出会い、主人公は伝説に出てきた人間とは別人だと断言され 事なきを得る。でも、じゃあ何故主人公はポケモンに? 実は主人公は災害の原因どころか 災害を食い止めるため人間界から選ばれた救世主であることが判明。記憶が一部消えてたのは 『救世主だなんて突然言われても信じられない、どうしてもというなら、自分の人間のころの記憶を 消し、無心の状態にしてくれ。それでなお自分に資質があると分かったときだけ、初めて教えて欲しい』 という主人公自身の希望だったらしい。そして、災害から世界を救う役目を果たしたとき、主人公は 改めて人間に戻れるという。 ―それはパートナーとの永遠の別れも意味しているわけだが― 何も知らないパートナーと一緒に、遥か上空の「天空の塔」を登る主人公。災害の原因は、 上空から少しずつ接近していた小惑星が磁場やら世界のバランスやらを乱していたせいらしい。 このままだと星同士衝突して大惨事―それを止めるため、天空に住む伝説ポケモン・レックウザに 小惑星の破壊を依頼し、無事成功。 歓喜に溢れお祭騒ぎのポケモン達をよそに、徐々に身体が消滅し始める主人公。 辛うじて別れの挨拶をする猶予だけはあったが、あまりに唐突で理不尽な永遠の別れに 号泣するパートナー。 だが、主人公の「別れたくない・・・」の強い意思が通じ、最後は再び パートナーと暮らした救助隊基地の前に復活することができたのだった。 なお、キュウコン伝説に出てきたヘタレ人間の正体は、主人公を陥れたイジワルズの ゲンガーその人。エンディング後に、彼が祟りを受けたサーナイトを助けようとし改心する イベントがあったりする。 ・・・要約スレにしちゃ、ちと長いかな? 197ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/10(金)02 19 44ID 6wr/UqYv 主人公:人間のはずがポケモンになった。 パートナー:主人公が最初に出会うポケモン。一緒に救助隊をやることに。 ちなみにこのソフトはDSとアドバンス両方で出ているが ストーリーの内容は同じ模様。単に出てくるポケモンが違うらすぃ。 では本編いきます。 森の中で倒れていた主人公。 パートナーの声で目が覚めるものの自分がいつのまにかポケモンに 変化していた。とりあえずお互いに軽く自己紹介していると向こうから バタフリーがやってきた。かなり慌ててるので話を聞いてみると地割れの 中に子供のキャタピーが入って出られなくなったらしい。助けに行こうにも 地割れのおかげなのかポケモンが襲ってくるので無理だとか。 主人公はパートナーと一緒にキャタピーを助けに行く。最初のダンジョン 「ちいさなもり」の最深部で泣いているキャタピー発見。早速救助。 キャタピーはすっかり主人公とパートナーに憧れてしまった。 2匹が去った後どこにも行くあてがない主人公をパートナーは1件の家の 前に連れて行った。主人公が住む家を用意してくれたのだ。ヤサシス。 そしてパートナーは一緒に救助隊をやらないかと持ちかけた。 主人公は快くそれを引き受け晴れて救助隊結成 (ちなみにここで救助隊の名前を付けられる)。 次の朝、やっぱりポケモンの身体のままだった主人公。 二度寝しても変わらず。その時パートナーと交わした約束を思い出し 外に出るとパートナー寝てました。主人公に反応し慌てて起きる パートナー。明け方から待っていたらしいのでとりあえずオツカレチャーン。 救助依頼のお手紙が入ってるかもしれないとポストを確認するパートナー。 中に入っていたのは救助隊スターターキットに道具箱にポケモンニュース。 でも救助の依頼は入ってませんでした。ショボーンとなるパートナー。 とその時ペリッパーが手紙を運んできた。律儀にポストに入れてくれるが 本人いるんだから直接渡せと思いつつポストを見て手紙を読む主人公。 内容はコイルからの救助依頼だった。「でんじはのどうくつ」に行ったら コイル同士くっついてしまったそうな。レアコイルとして生きていくには 2匹じゃ半端だから助けてくれビビビとのこと。救助隊初仕事となるこの救助。 襲いかかるポケモンを退けつつ最深部で見事にくっついたコイルを救助。 そしてその夜、主人公は不思議な夢を見る。 向こうで誰かが呼んでいるが誰か思い出せない。目が覚めてみても どうも釈然としなかった。まあそんなことは気にせず今日もパートナーと 共に救助をする主人公であった。 (ここから掲示板で救助依頼を受けることが可能になる しかしぶっちゃけどれも同じような内容であまり本編とは関係ないので略) 198ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/10(金)02 21 45ID 6wr/UqYv また夢を見る主人公。またしてもこの前の謎の人物が出てくる。 今回は何か語りかけてきているみたいだがうまく聞き取れない。 その時激しい揺れを感じた主人公。そこで夢は終わった。 眠っている主人公に誰かが呼びかける。しかし起きても周りには誰も いない。不思議に思う主人公。とそこに床を突き破ってダグトリオが 出てきた。声の主はこいつら。昨日の地震のおかげ(さっきの揺れな)で 子供のディグダがエアームドにさらわれてしまったので助けてくれと頼んで きた。というか突然なんで断る暇もない。(゚Д゚)ポカーンとしつつ外に出て パートナーと合流。ディグダ救出の件をパートナーに話すとまたしても ダグトリオ登場。場所は「ハガネやま」と告げまた地面へと去る。ちなみに こいつら、ハガネやま入口でまた出てきます。つーかお前らが助けに 行けと小一時間(ry 複雑な気持ちでハガネやま頂上に着くとそこには怯えて動けない ディグダが。助けに行こうとするが主人公達の前にエアームドが立ち はだかる。こいつらが地底で暴れるから眠れねぇよウワァァァンという エアームドに対しディグダ達が暴れてもあんな大規模な地震は起こらない と説得するパートナー。しかしものすごく気が立っているのか説得を聞き 入れず襲いかかってくる。というかこのエアームド、ザマス口調かよ( A`) エアームドをボコって救助といきたいところだがディグダとの間には崖が できているので助けられない。ここでこの前助けたコイルが上空から 現れて空からディグダを助けてくれた。 ここでディグダの下半身遂に 公開?!というその前にフェードアウトと プレイヤーの期待を見事に裏切ってくれます( A`) 場面変わって主人公宅前でディグダ親子感動の再会。 ここはディグダの足の有無やら何やらで突っ込みどころ満載の場面だが 長くなるので省略( A`)ディグダ親子が去った後にパートナーはコイル達を 救助隊に勧誘するが自分達の住む場所が近くにないということで 断られる。またショボーンとなるパートナーだがそれで思い出したのか明日 広場のプクリンのお店に行ってみようと言い今回はこれで解散。 その夜の夢で主人公に呼びかけていた声の正体がやや判明する (どう見てもサーナイトです。本当に(ry)) 今度は少しながら「人間」「役目」と聞き取れるがもっと詳しい話を聞く前に 夢から覚めてしまった。 いつものようにパートナーが出迎えてくれるがそこで主人公は夢について 話した。パートナーは主人公が人間からポケモンになった理由と何か関係 あるんじゃないかと推測するがいきなり主人公に人間に戻りたい?と 聞いてきた。自分は本当に人間に戻りたいのか?悩む主人公だった。 199ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/10(金)02 25 02ID 6wr/UqYv いつもはいなかったプクリンだが今回はいた。 救助隊を始めたばっかりということでサービスしてくれた。 その時この前のコイルײがまたしても登場。 自分達が住めるエリアを追加してくれないかと頼み込む。 プクリンは出血大サービスでエリアを更に追加してくれた。 どうやらコイルAの話では相方が一晩考えているうちに 救助隊に入りたくなったとか。 というわけで晴れてコイルBが新たなメンバーとなった。 だがその帰り道中央広場で何やら騒ぎが起こっている。 ワタッコがダーテング率いる救助隊に風を起こして欲しいと 必死に頼み込んでいたのだ。 しかしダーテングのチームはがめつくなかなか引き受けてくれない。 ここでフーディン率いるチームが登場。 ワタッコの救助を引き受けたっていいだろとダーテングに迫った。 ダーテングと言えどフーディンには逆らえず結局救助を引き受けることに。 感謝するワタッコに対し礼には及ばんと言うフーディン。 だが主人公とすれ違った瞬間フーディンが反応した。 しかし気を取り直しフーディンは去っていった。 ここらじゃ有名な彼らのチームにすっかり憧れ意気込むパートナー。 その様子をどう見ても怪しいゲンガーが覗き見していた。 後日主人公とパートナーが今日も元気に救助活動というところに昨日の ゲンガーが手下と共に出現。彼らは勝手にポストの中身を漁ると自分達は 世界征服を企む救助隊イジワルズと名乗った。イジワルズは世界征服の ために救助隊を騙る悪どい奴らだった。どう見ても安易なネーミングセンス もしくは今時世界征服を企むその根性に驚きを通り越して呆れたのか (゚Д゚)ポカーンとして何も言えなかった主人公。そして怒るパートナーを 尻目にポストの中身を全部かっぱらって彼らは去っていった。 でもその後にペリッパーが新たな救助依頼の手紙を持ってきてくれたので 一安心。しかしパートナーはイジワルズの面々に怒りを募らせるのだった。 218ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/11(土)12 33 45ID g8TTaaFF ある日主人公とパートナーの前のキャタピーが友達のトランセルを助けて くれと頼んできた。しかし「お前らじゃ役不足だ、俺達が助け出してやるよ」と イジワルズ登場。やっぱり考えていることは大量の報酬とキャタピーを 仲間に引き入れることだった。救助しているだけあって並の悪徳商法より タチ悪いんじゃないか?この前のこともあって当然パートナーは納得が いかない様子。ゲンガーは先にトランセルが先に助け出した方にお礼 しる!と提案し去っていった。お金も持ってないしイジワルズに入るのも 嫌というキャタピーのために急いで救助へと向かう主人公達。君の 気持ちはわかるよ。目的が世界征服の安易なネーミング集団に入るのは 漏れだってゴメンだ(; Д`) 邪魔をするポケモンを退け「あやしいもり」の最深部に到着。 するともしかしてこっちが来るのを待っていてくれたんじゃないかと思う 良いタイミングでイジワルズ登場。どうして自分達の邪魔をするのかという パートナーに対し世界征服にはお前らが邪魔だと答え襲ってきた。 奴らを撃退するとトランセルが出てきた。保護してキャタピーの所に 連れて行き一件落着。近いうちに秘密基地を改装しようやらキャタピーと トランセルが将来ここで働きたいやら盛り上がり一日が終わった。 ちなみにトランセルはピョコピョコと跳ねて移動する。 あ、そうやって動くの? 次の日の朝広場でダーテングに救助を頼んでいたワタッコが尋ねてきた。 話を聞いてみるとなんとダーテングが救助に行ったっきり戻ってこない らしい。仲間のワタッコは岩場に挟まって出られなくなり更に空は カミナリ雲で一杯なのに風が吹かないとか。ダーテングに救助を頼んだ のも彼が持っているウチワで風を起こせるから。どう見ても難しそうな 依頼ではないはず。こりゃ救助放り出したか何かあったの違いない。 ワタッコの仲間がいるところ、そしてダーテングが向かった先は 「ちんもくのたに」。 何か嫌な予感を感じつつ主人公は救助を引き受けそこに向かうのだった。 12ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/03/11(土)23 34 37ID J2I0fuE9 「ちんもくのたに」に到着した主人公とパートナー。 ここで「さっき言い忘れたけどここにはすんごい怪物が眠ってるお(意訳)」 とワタッコ。ナ、ナンダッテー!!(AA略) 言い伝えだからいるかどうかと 言っても本当だったらどうすんだYO! しかも急にパートナーがお腹イタスと言いはじめる。どうみても嘘です本当に(ry 得体の知れない怪物に対する恐怖でガクブルしながら最深部に行くと なんとそこには元気なワタッコの姿が。おや?でもダーテングは? 当の本人はその奥で倒れていたが主人公達に危険だから早く逃げろと 叫ぶ。そのとき急に辺りが真っ暗に!ちょっと照明さーん?! というのは 冗談だが明かりが戻るとダーテングがいた場所にサンダーが登場。 「我の眠りを妨げる奴は許さない、ダーテング返してほしけりゃ 「ライメイのやま」まで来い(超意訳)」と言い残しダーテングを連れ去って いった。て、てっきりここで戦うかと思ってたよ。 言ってることとやってることが前のエアームドとかぶってるようなキガス。 その後のワタッコの話ではダーテングはちゃんと救助に来てくれたそうな。 ところがウチワで風を起こしたら空のカミナリ雲が2つに割れそこから サンダーが登場したらしい。たかがウチワの風ごときでそんなことが起こる のか?アリエネ。ここでサンダーの名を聞きつけフーディン達が登場。 彼の話ではサンダー降臨の原因は最近よく起こっている自然災害のせい らしい。ダーテングの救助に向かおうとするがパートナーが自分達も 手伝うよと言い出す。こうして主人公達はフーディンのチームと共に サンダー討伐及びダーテング救出を行うことに。とは言え相手は伝説の ポケモンなので事前にみっちり準備をして向かうことになりましたとさ。 21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)20 32 52ID 6skPDC9B ポケモン不思議のダンジョンって需要ある? どうやら●途中のようだが3月以来更新止まってるようだし。 22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)20 37 16ID 1d8Av3lp 21 ポケモン萌えな俺としてはぜひ読みたい 23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)22 57 25ID 6skPDC9B そいじゃ途中まで投下。 ~前々スレまでのあらすじ~ ちんもくのたにへワタッコ救助に向かったまま消息の無いダーテングを 探しに行った主人公一行。その最深部にてワタッコを無事保護するが、 今度はダーテングが怒り狂ったサンダーに誘拐されてしまった。一行は サンダーの待つライメイのやまへ。 ライメイのやまのふもとに到着した一行。パートナーはまだおっかない サンダーのことを思い出しビビリ気味だが、自らを奮い立たせ、いざ登頂。 この山はかなり高く、中腹には休憩地点にガルーラの石像 (セーブポイント)があるのだが・・・その先の「ライメイのやま さんちょう」 も、今や異常気象とそれに怒り狂った野生ポケモンが蠢く、不思議の ダンジョンと化していた。枯れ木だらけの異常に殺風景な光景も自然災害 のせいだろうか? ダンジョン自体の雰囲気もふもとと比較にならないほど 殺伐とし、強い野生ポケモン達が次々襲い掛かってくる。 それを乗り越えて山頂の最深部に到着し、サンダーに「でてこいっ!」と 呼びかけるパートナー。 耳をつんざく叫び声と共に、再びその姿を現したサンダー。パートナー またビビる。「言ったハズだ! ジャマするヤツは容赦しないと!」 (向こうから「返して欲しくばここに来い!」と言っておいてそりゃないよ サンダータソ) 負けじと「ダーテングを返せ!」と言い返すパートナー。 そして戦闘が始まる。流石は伝説のポケモンの一角、ハガネやまを 陣取ったエアームドとは比較にならない強さで二人を苦しめるが、苦闘の 末、遂にサンダーを退けることに成功。サンダーはなお倒れず唸り声を あげているが、そこにフーディン率いるチームFLBが駆けつける。 FLBのリザードンが「来るか! 今度はオレが相手だ!」と意気込むが、 サンダーが一言。 「待て、今ので大分頭が冷えた。戦いはやめだ。 ・・・小僧ども、なかなか やるな。だが次はこうはいかぬ。本気で襲うから覚悟しろ! それまで せいぜい腕を磨いておくんだな!」と捨て台詞を残し、サンダーは去って いった。人(?)質にとられていたダーテングを置いて。 ダーテングに駆け寄る主人公一行とFLB。どうやらダーテングは無事な ようだ。バンギラス「しかし驚いたな、あのサンダーを追い払うとは」 リザードン「確かに、(主人公に)お前、○○○○にしちゃやけに 強いな。」 (注:主人公候補のポケモンは16種いるが、 どれも進化前のいかにも強くなさげなのばっかり) フーディン「・・・前に遭った時も感じたのだが・・・ お主、もしかしてポケモンではないな?」 核心を突いたフーディンの言葉に驚愕するパートナー。だがバレている なら隠す必要もないとばかりにパートナーは全てを話した。主人公は人間 であったらしいこと、目覚めたらポケモンになっていたこと、人間の時の 記憶も何故そうなったかも思い出せないこと・・・驚くFLBとダーテング。 そして、世の中の出来事全てを記憶しているというフーディンなら何か 知っているのではないかと。・・・しかし首を横に振るフーディン。「だが 突き止める方法はある。せいれいのおかに住む、太陽を見つめ未来を 見通すと言われるポケモン、ネイティオに会いに行くがよい。彼なら何か 教えてくれよう。」 結論は先延ばしになったが、主人公の謎につながる手がかりを得られ喜ぶ パートナー。助けたダーテングを連れ、主人公一行は山を降りた。 その姿が見えなくなってから、残ったFLBが話す。 リザードン「フーディン、お前のことだ。全く何も知らないということは なさそうだけどな。」 フーディン「気になることが一つある。だがそれは 言わないほうがいいだろう、彼らのためには、な・・・」 一夜明け、せいれいのおかは「おおいなるきょうこく」を抜けたその先にある らしい、とパートナー。場所を調べてくれていたらしい。何故自分のことじゃ ないのに、そんなに頑張ってくれるの? との主人公の言葉に「自分のこと じゃないから頑張れるんだよ、だって主人公と僕は友達じゃないか。」 とさらりと言ってのけるパートナー。そして二人はおおいなるきょうこくを 抜け、せいれいのおかに辿り着く。 24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)23 02 31ID 6skPDC9B ネイティオはかなりの変わり者。夕日を見つめたまま死んだ様に動かず、 くすぐってみても10秒後にやっと反応するほどニブい。完全にネイティオの 不思議ペースに呑まれてタジタジの二人だが、フーディン同様、主人公が ポケモンでないこと、そして人間であることを一目で見抜くネイティオ。 再び驚き、同時に知っていることを教えてと頼むパートナー。ネイティオは 3つの重大事項を語る。 「最近起きている自然災害、それは「世界のバランス」が 崩れたために起こっている。」 「主人公がポケモンになったことも、そのことと 大きく関わっている。」 「崩れたバランスを一刻も早く取り戻さないと、 世界は壊れ、とんでもないことになる。」 主人公のポケモン化と自然災害が大きく関わっていると聞き、ショックを 隠しきれないパートナー。ネイティオもまた、最近はバランスが崩れた 世界が崩壊する未来が見えてしまい、それに怯えていると独白。 ・・・それを背後から盗み聞きする不審な影が1体。「驚いた! あの主人公 ってヤツ、人間だったのか! いいこと聞いたぜ、こりゃ面白くなって きたな! ケケッ!」 イジワルズリーダー、ゲンガーだった。 一夜明け、いつものように主人公を迎えに来たパートナー。ネイティオの 「主人公が災害と関係」の言葉と「世界のバランス」って何?ということが 引っかかっているご様子。世界のバランスについては選択肢で 「よく しっている」と知ったかぶればちょっとした掛け合いギャグが 見られるがここは割愛。 ポケモン広場に行くと、何やら住人が何人か集まり騒がしい。何を話して いるのかと聞くと、ただのおとぎ話だと思われていた「キュウコン伝説」が、 今になって実話ではないかとの噂が広まっているとのこと。話の輪に 入っていたハスブレロが「キュウコン伝説はナマズンに聞けば詳しく教えて くれるぜ」と教えてくれ、早速広場の外れにあるナマズンの池へと直行し、 彼の話を聞いた。 「・・・昔々、キュウコンというポケモンがおった。そのシッポには神通力が 込められており、そのシッポに触ったものには、千年の崇りがかかると 言われておった。にもかかわらず、ふざけてシッポに触れた者がおったの じゃ。しかもそれは人間じゃった。」 人間 に反応するパートナー。 「案の定、その人間には千年の崇りが降りかかったが、サーナイトという ポケモンが人間を庇い、祟りを自分の身に受けて身代わりになった。その 人間とサーナイトはパートナーの関係にあったからじゃ。 人間とポケモンには、強い絆があるんじゃ。」 「でも人間はいいヒトもいればわるいヒトもいるんでしょ?」 とパートナー。「左様。サーナイトを見て可哀想になったキュウコンは 人間に問いかけた、『サーナイトを助けたいか?』と。・・・だが人間は、 サーナイトを見捨てて逃げてしまったのじゃ。そんな人間に失望した キュウコンは予言した、『いずれあの人間はポケモンに生まれ変わる。』」 (人間がポケモンに!? 驚くパートナー) 「『そしてその人間がポケモンに転生した時、世界のバランスが崩れるで あろう・・・』と。この話はここでお終いじゃ。」 黙りこくる二人。 「ほほう。面白くて声も出ないか? まあそう深刻な顔をしなさんな。 最近はホントじゃないかとの噂もあるらしいが、所詮ただの おとぎ話にすぎぬよ。」救助基地へと帰る二人。 「ねえ、今日は救助活動休みにしない? 何だか気がのらなくて・・・」と 切り出すパートナー。「あんな話を聞いちゃった後だからかな、ハハハ・・・」 と去ろうとするパートナーだったが、堪え切れない言葉が止められなかっ た。「ごめん! 主人公! 僕、君の事をちょっぴり疑っちゃった・・・ でも、 もう迷わない。だって主人公は、僕の、かけがえのない、友達だから・・・」 「また明日、頑張ろうね!」 その夜、主人公はまた夢を見る。またいつもの夢、いつも見るシルエット・・・ また何か言っているがうまく聞き取れない、今度はこっちから聞いてみる。 「きみは だれ?」「・・・私は・・・サーナイト。」サーナイト!? 「よかった・・・ やっと会えた・・・。」「やっと、って・・・? 前から知ってた ってこと?じぶんは?」「・・・わたしは あなたの・・・・・・」もっと聞きたいにも 関わらず、ここで意識が薄れていく・・・ 起きた主人公は、夢の出来事を整理する。いつもよりハッキリした夢で、 そう、語りかける声の主はナマズンから聞いた話に出てきた、あの サーナイトだった。主人公の頭を、最悪の予想がよぎる。 「自分の正体は、サーナイトの元パートナーの人間で、サーナイトを 見捨てたせいでポケモンになったのかな・・・」 (続く) 26 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/07/31(月)01 14 10ID ZSzr1EUo 迎えに来たパートナーに顔色が悪いよ?と指摘される主人公。それは そうと、広場の方がなにやら騒がしかったとのこと。早速二人で広場に 向かう。・・・店に誰もいない広場。不穏な空気が漂う。 皆は広場の中央に集結していた。その輪の中で話している誰かの 独断演説を聞いているらしい。 「キュウコン伝説は本当だというんです、私噂なんて信じてなかった もんですからもうビックリで!」「しーっ、今、真ん中のヤツが話してるんだ、 静かにして。」誰だろう? ・・・そこで二人を呼ぶ声が。 キャタピーだった。ちょうどいいとばかりに、話し手が 誰なのかを尋ねるパートナー。「そ、それが・・・」 ゲンガーだった。「・・・というワケで、オレがせいれいのおかに行ったら、 そこでスゲー物見ちゃったんだ ケケッ!」 「あるポケモンがネイティオに相談してたんだ・・・そいつ、見た目はポケモンだが、何と元人間なんだとさ!」 「しかもネイティオがその人間とやらに言ったんだ、ポケモン化したのと世界のバランスが大きく関係してるってよ!」 キュウコン伝説通りの筋書きに騒ぐ聴衆ら。 「それだけじゃないぜ! 最近、災害がよく起こってるが、あれは 世界のバランスが崩れたせいなんだと! しかも崩れたバランスを 早く元に戻さないと、世界はトンでもないことになるって いってたぜ! ケケッ!」 世界がトンでもないことに、の節で騒然となる一同。 ア アイツめ!・・・騒ぎをわざと大きくしてる・・・。 憤るパートナー。 どうすればいいんだとの声にゲンガーがいやらしく答える。 「まあまあ諸君、慌てずとも方法はあるさ。簡単なコト、その人間が ポケモン化したせいで世界のバランスが崩れたなら、ソイツを倒せば 元通り、だろ?」 た、確かに! と相槌を打ったのはハスブレロ。 そしてゲンガーはとどめの一言を放った。 「しかもソイツは伝説によるとサーナイトを見捨てた ヒドい奴なんだぜ? 倒されても文句言えないと思うけどな。」 . . . 「 な あ 、 主 人 公 サ ン よ ? 」 不意を突いたゲンガーの言葉と振り向きに仰天する二人と、一斉に 主人公を見る聴衆たち。「何だって!? アンタが伝説に出てくる 人間!?」「ホントなのかよ! オイ!」 問い詰められる主人公。 「こ、これには深いワケがありまして・・・」と必死でパートナーが弁明する ものの、「オマエに聞いてんじゃない! 主人公に聞いてんだ、 どうなんだよ!?」と一蹴される。二択が表示されるが、どちらの選択肢も 「・・・・・・。」 返す言葉のない主人公。 ゲンガー「そういうコトだ諸君 主人公を倒して 平和になろうぜ。 ケケケケケッ!」 広場の住人が主人公に向かって、無言でじりじり迫ってくる。 倉庫番のガルーラおばちゃんが、友達エリアを分けてくれたプクリンが、 商店のカクレオン兄弟が、ゲンガーの話を聞いていたポケモン達が、今や 主人公を捕まえようとしている。「み みんな なんだっていうのさ?・・・」 怯えて聞くパートナー。「主人公、すまん!」 住人の一人、ハスブレロの 爪が主人公に振り下ろされる。パートナーの手に引かれ何とかかわす。 「わわっ、何するのさ!? 主人公、逃げよう!」二人は基地へと逃げた。 パートナー「まさか皆がいきなり襲ってくるとは思わなかったよ。・・・それに しても主人公さ、なんで言い返さなかったの! 自分は違うって、 キュウコン伝説に出てくる人間じゃないって!」 主人公「ねえ、パートナー・・・ (二択)もう 疲れたよ・・・。/救助隊 やめようか・・・。」 すっかり弱気になった主人公の言葉に驚くパートナー。主人公の言うこと には、夢にサーナイトが現れて、やっぱり自分が伝説に云われる、 サーナイトを見捨てた卑怯な元人間の生まれ変わりに違いない、と 思いつめていたようだ。主人公の言葉を聞き遂げるパートナー。 そして励ます。「でも君は、人間だった時の記憶を思い出したわけじゃ ないんでしょ? だったら、まだ分からないじゃないか! 僕は、主人公の コト、信じてるんだよ? だったら・・・」 言葉を言い終わらないうちに、誰かが現れた。 フーディン、リザードン、バンギラス。チームFLBだ。 フーディン「先ほどの広場での騒動の後、皆で話し合った。 世界を救うにはどうしたらいいか・・・をな。 そして、その結果・・・ オ マ エ を 倒 す こ とが 決まった。 28 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/07/31(月)02 20 09ID ZSzr1EUo 憧れの一流救助隊が、主人公を始末するためにやって来た・・・ 呆然とするパートナー。 フーディン「ワシもまさかとは思ったが・・・そうであってほしくないと 願ったのだが・・・残念だ。 決まった以上、ワシたちは・・・全力でオマエを 倒す!」 ジャブを始め、既に臨戦状態のリザードン・バンギラス。 (こ ここで戦うのか・・・)心の中で呟くパートナー。 だが意外なことに、FLBの面々は一歩退き、その拳を下ろした。 フーディンは続けた。 「・・・一晩時間をやる。その間に荷物をまとめ、ここから逃げるのだ。 (えっ?と聞き返すパートナー)」 「明日になれば、色々な救助隊が追っ手となり、主人公に襲い掛かる だろう。いや、主人公だけでない。 (パートナーに向けて)主人公に付いて 行く全ての者は敵とみなし、容赦なく攻撃してくるだろう。それはワシたちも 同じだ。当然、お前達を倒しに行く。 しかし、それでも 何とか 逃げ延びる のだ。逃げて 逃げて・・・生き延びるのだ。真実を 見つけるまで ・・な。」 パートナー「フーディン・・・・・・。」 「次に会うときは、容赦しないぞ。 ではな。」 FLBは去っていった。 パートナー「主人公・・・フーディン達もああやって、君のこと、信じてるんだ。 僕だって前に言ったでしょ? もう迷わないって。何があっても主人公の こと信じるって! 例え他の救助隊が襲ってきたって、僕は怖くないよ。 なのに、主人公が自分のこと信じられなくて どうするんだよう!」 キャタピー「主人公さん。」 キャタピーも心配して来てくれたのだ。 パートナー「キャタピーちゃん・・・。」 キャタピー「主人公さん、僕、約束しましたよね? 僕も大きくなったら 救助隊やるって。主人公さん・・・くじけちゃ ダメです。主人公さんは 僕にとって、ヒーローなんだから。」 二人の言葉を聞いた主人公は、みたび二択を迫られる。が、その内容は 無言でも弱気でもなく、完全に勇気を取り戻した、力強い言葉だった。 パートナーの顔にも輝きが戻る。「それでこそ 僕らの主人公だよ!」 「とりあえずはここを離れるけど・・・絶対またここに戻ってこようね! 真実を 見つけて!」 翌日早朝、救助基地を出る準備を整える一行。まだ広場のポケモン達は 寝ぼけているので、今のうちに倉庫の物資調達や商店の買い物を 済ませておくことにした。よほど早朝だったせいか、皆、訪れているのが 主人公一行だとは気づかないほど寝ぼけたままだった。正直おっかな びっくりだが、この先の道中は危険だらけだろうから、準備を怠るわけには いかないのだ。そして全てが済み、基地を出る時が訪れた。 「仲間になってくれたコイルや、旅の道中で仲間になってくれた救助隊の 皆を巻き込みたくないから・・・仲間には黙って、僕たちだけで行こうね・・・ 追っ手の救助隊から 逃げて逃げて、逃げ延びなきゃね。」 フーディンの言葉が回想される。(そう・・・自分は何者なのか? その真実を見つけるまで逃げ延びなきゃ。たとえ、地の果てまでも・・・・・・。) パートナー「よし、じゃあ行こう!」 *「主人公さん!」二人を呼び止める複数の声。二人に救助された、 キャタピー・トランセル・ワタッコ2体・ディグダだった。みんな見送りに来て くれたのだ。さらに、救助メール郵便屋のペリッパーが、ポストに何かを 入れていった。 「アバヨ! しばらく サヨナラだ。 でも また 手紙を 運べる その日が 来るまで・・・・・オレは いつまでも 待ってるぜ。 -さすらいの ゆうびんやさん ペリッパーより-」 パートナー「うう・・・・・・みんな ありがとう!」半泣きで応えるパートナー。 「みんな、また会う時まで元気でね!」 ~こうして、主人公達の果てしなく辛い旅が始まった。各地では、 自然災害の爪痕が生々しく残っていた。災害で地割れだらけになった 山々を乗り越え、山火事が収まらず今だ燃え続ける野原を乗り越え・・・ しかし、主人公達は泣き言も言わず、遠く そのまた遠くへと進むのだった・・・ (続く) 33 :ポケモン不思議のダンジョン@まだ空気読まず続行:2006/07/31(月)19 26 42ID ZSzr1EUo 災害の爪跡を見ながらも、東へ東へと逃げ続けた主人公一行。 だが追っ手の救助隊らの声がすぐ迫っていた。慌てた一行、東へと抜ける 唯一の道、「ぐんじょうのどうくつ」へと歩を進める。新米とはいえ数々の 救助活動をこなしてきた一行は、この洞窟にもさして苦労することなく、 早々と突破してしまった。 しかし追っ手の救助隊らも息つく暇も与えず追いついて来る。背後はもう 塞がれ、行く手には「ほのおの やま」が立ちはだかっていた。災害の 影響を受けてか、異常なまでに溶岩が噴出しとても進めそうな場所では ないが・・・選択肢は無かった。一行はほのおのやまへと足を踏み入れる。 「何て奴らだ! ここまでだって誰も行かなかった未踏の地だというのに、 ほのおのやまに入るなんて」躊躇する追っ手。「仕方が無い、ここから先は 勇気のある者だけ追いかけるんだ!」 ほのおのやまの野生ポケモンをかいくぐり、山頂まで来た一行。尋常 でない量の溶岩が溢れる様子を見て、こんな所に長居は無用と先へ 進もうとするが・・・「山の叫びが聞こえる・・・、オマエ達か! ほのおの やまを苦しめるのは!」 山の異変を主人公らが何かしたせいだと思った 伝説ポケモン、ファイヤーが突然襲いかかってきた。容赦のない猛攻を 受けるが、戦闘でこれを退ける一行。倒されてもなお敵意むき出しの ファイヤーに、パートナーが事情を説明し誤解を解く。 追われて偶然ここに逃げ込んだだけだという事、この山だけでなく世界 各地で災害は起こっており、今は尋ね人の身だがいずれ原因を突き止め たいという事。ファイヤーは何とか信じて通してくれる。 「ただし、災害原因を突き止めて防ぐのは いずれ でなく すぐに という条件付きですからね。(意訳 すっかり遠景となったほのおのやまを見つめ、一休みする二人。 恐ろしい噴火も、ここからは綺麗な景色に見える。 「ここまで来たら、ひょっとしてもう誰も追ってこないんじゃない?」 ふと パートナーが訊いてくる。現実的に「いいえ」と答えて否定しても、調子を 合わせ「はい」と答えてあげても、結局現実に引き戻されるパートナー。 「・・・フーディン達なら、きっとあの山だって越えて追ってくるだろうね。 しょうがないよね、先へ進もう。」 パートナーの疲れを心配して出発をまごつく主人公だったが 気丈なパートナーに引かれ出発。 とにかく追っ手の付いて来られそうにない厳しい地を求め、今度は北へ 北へと進路をとる一行。山また山、ぬかるんだ沼、凍りついた崖を越え、 一行は遂に、樹氷が木々を包む、氷雪の地へとやって来た。 ポケモン一匹見当たらない寂しい場所だったが、一瞬行く手に何者かの 姿が。こんな所になぜ・・・と考える間もなく去ってしまうが、考えても 分からないよねと開き直り、とにかく行く先の「じゅひょうのもり」を 越えることに。 森を進んでゆく一行。その気配をこの森の主が 察知する。「何者かが森に侵入している・・・森の冷気が弱まってい のもそのせいなのか・・・何としても食い止めなくては、森を守る ためにも」・・・もしやこのパターン。 豪雪吹きすさぶじゅひょうのもりおくちへ到達し、さらに先へ進もうとする 一行に「引き返せ・・・!」の声が。サンダー、ファイヤーと来て、伝説の 鳥ポケモン3体目、フリーザーにまで襲われるハメになってしまった二人。 災害と同時に訪れたせいで、やはり森の異変が主人公らのせいだと 思い込んでいる。勘弁してくれ( A`) またも実力行使でフリーザーを止めた後、説得するパートナー。 「異変はここだけじゃなく各地で起こってるんだ。僕らが来なくたって 森の冷気は乱れていたよ!」 だが今度のフリーザーは聞く耳持たず。 信じられるかと一喝して再び襲いかかってきた! 「―待て!」 だが、フリーザーと二人の間に何者かが立ちはだかった。 わざわいポケモン、アブソル。主人公らが道中で見た何者かの影は、 彼だったのだ。 「この者達の言うことに偽りは無い。私は自然災害をキャッチする力が あり、導かれるままにこの地へ来たのだが、今、災害はこの地の至る所で 起きている。しかも今回は、今まで感じたことの無い特別なものだ・・・。」 こうまで言われると信じるしかないフリーザー。「ただし! これ以上 災害が広がらぬよう、食い止めるのだ。頼んだぞ!」 助けてくれたアブソルに礼を言うパートナー。アブソルは、この災害を 止めるためにはどうやらお前達と協力したほうがよさそうだと、仲間入りの 申し込みをしてくる。快諾するパートナー。かくして、二人きりの逃亡道中に 心強い助っ人が加わった! ・・・が、相変わらず終点は無い。あても無く ただ寒い北へと進むのみで、一行に疲れの色が見え始める。 136 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/08/08(火)09 54 37ID uT1okzBO ttp //puka-world.com/php/upload/large/img-box/1154975366280.zip 28-33途中までの実際の映像をBGMと共にお楽しみください 139 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/08/08(火)11 41 33ID uT1okzBO ~ 33 136の続き~ あまりの厳しさに思わず先行きの不安を漏らすパートナー。どう答えても 最後は、余計不安にさせてゴメン・・・と謝られることになるが、その時 主人公に異変が。めまいのような感覚とどこかで聞いた声。 なんと突然、主人公の前にサーナイトの幻が現れた。パートナー、 アブソルには見えていないようだ。 また会えた事の喜びと共に、「伝説の元になったキュウコン本人が、 この先の『ひょうせつのれいほう』で主人公を待っている」という重大事実を 伝え、サーナイトはまた消えていった。 「ひょうせつのれいほう」入り口にて、事情をパートナーに話す。 パートナーは何にせよこれでやっと主人公の無実が証明できるね、と 前向きだが、まだ不安が顔に残る主人公。それを見てまた励ましてくれる パートナー。一行は、長い逃避行の末ついに見えた終着点、ひょうせつの れいほうへと進む。その奥地は大量のがんめんポケモン、オニゴーリの巣 であり、粉雪や凍える風を吹き散らして一行を排除しようとするが、3羽の 伝説鳥を退けるほどに成長した一行は、それさえも潜り抜け遂にれいほう の山頂に辿り着いた。ここで行き止まりのようだが・・・ ・・・背後から声がした。チームFLBも追いついて来たのだ! 「決着をつけよう」と襲ってくるFLB。遂に戦火を交える。 しかしどこからともなく現れたキュウコンが割って入り戦いを止める。 古えの伝説上のポケモン張本人の実在に多少なり驚きを隠せないFLBの 面々。だがすぐ気を取り直してまくし立てるフーディン。 「教えてくれキュウコン!伝説に出てきた人間が誰なのかを! 答えによっては、ワシはコイツを倒さねばならん!」 キュウコン「伝説がどう伝えられたかは知らないが、尻尾に触れた愚かな 人間をサーナイトが庇い、人間はその場から逃げ出し、後にポケモンとして 転生した・・・そこまでは事実だ。そして、転生したポケモンは今もなお、 生きている」 「主人公よ・・・・・・・・・・・安心しろ、だがソレはおまえではない。」 思わず聞き返すパートナー。 キ「主人公は伝説に出てくる人間ではない、そう言ったのだ。」 無実の証明に、力が抜けて震えがとまらないパートナー。深呼吸の後、 ただ主人公に飛びつき、全身全霊で無実を喜び合った。 キ「それともう1つ。確かに私は世界のバランスの崩れを予言したが、 人間がポケモン化したことと、バランス崩壊は関係していない。災害の 原因は、また別のところにあるのだ。」 パ「やいお前達!違ったじゃないか! さんざん疑っといてさあ!」 ただ平謝りのフーディン、ゲンガーの口車に乗せられたことを認める バンギラス、こんなコトじゃないかと思ってたぜ~ハハハと調子のいい リザードン。 どうだか全く・・・とまだ怒り気味のパートナーだが、ここで 新たな疑問発生。 「あれ? 伝説上の人間は主人公じゃないのは分かったけど、じゃあ 主人公はなんでポケモンになったのさ?」 疑問に口を挟むように、唐突に大きな地震が発生する。エアームドの 誤解の元、主人公の夢の中での揺れの正体だ。 キ「地殻変動、ますます災害が進んだ影響だ。そしてこの影響で、 地底深く眠っていた大地の化神、グラードンが復活する!」 グラードンの名に反応するフーディンとバンギラス。知らないパートナーが 訊き、フーディンが解説してくれる。神話の世界に出る伝説ポケモンで、 その昔、大陸を創造した主。カイオーガとの死闘の末、休眠に就いたらしい のだが・・・そんなのが暴れたら災害以上に大変なことに、と警告する キュウコン。FLBはすぐさまグラードンを止めに行くのを決定。 パートナーも行くというが、FLBが止める。「グラードンは今までの ポケモンとレベルが違う」「お前らは旅で疲れたろうし、帰ってゆっくり 羽を伸ばしておけ」「安心しろ、ゴールドランクは伊達じゃねぇ。」 こうしてFLBは休む間もなく次なる旅へ。そこまで言われてしまうと、FLBの 好意に甘えるしかなくなった一行。結局ポケモン広場に帰還することになった。 その頃、ポケモン広場ではイジワルズのゲンガー・アーボが、 「主人公討伐される」の報告を待っているところだった。 さらに広場に残っていた住人のハスブレロ・ブルー・キャタピー・ダーテング らに「お前ら何故行かないよ?」とけしかける。 あんな遠くまで逃げられちゃ追えないよ、それよりそこまで言うなら お前らが追えよ、と突っ込むが、 「オレ達は討伐の報告を受ける役だからいいのサケケケッ!!」 「・・・ちっ! 勝手に決め付けてやがる」 そこにイジワルズのチャーレムが駆け込んできた。「大変よ! 主人公達が、主人公達が・・・『ケケッ!ついにくたばったk』 ちが~う! 帰ってきたのよ!」 201 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/08/11(金)11 06 25ID c14hgA+m 139続き 久々に帰ってきたポケモン広場を見て、懐かしさをかみしめる主人公と パートナー。広場の真ん中にいたゲンガーを見つけたパートナーは、 ゲンガーを厳しく追求しだす。 パ「お前の言うことデタラメだったじゃないか! キュウコン本人から 主人公は伝説に出てくる人間じゃない、ってことを確認できたから、 あらためてここに帰ってきたんだ」 ウゲゲッ! ひるむゲンガー。だがこちらも狡猾、 ゲ「そこまで言うなら、その会話の証拠を見せてみろよ。」 パ「証拠は・・・無いけど・・・」 ゲ「ケケッ! しょうこがなくちゃ、 しょうがない!」 証拠不十分を傘にして、住人に主人公らを取り押さえる ように、とまた煽るゲンガー。 だが、今度は誰一人その場を動かない。 キャタピー「・・・僕は元々、主人公さんを信じてたんだ! お前なんかに騙されるもんか!」 ダーテング「俺もやめだ。主人公は危険を顧みず、無償で俺の 命を助けてくれたんだ。そんな悪いヤツとは思えん。」 ハスブレロ「俺ももういい! 主人公を信じるぞ!」 ブルー「そうだそうだ! 証拠が何だってんだ!」 一瞬で形勢逆転、孤立無援のイジワルズ。 郵便屋ペリッパーが バラ撒いていった号外ビラがトドメとなった。 『~主人公 無実だった~:キュウコンに出会った主人公は、フーディンの 立ち会いの下、自分が伝説に出てきた人間ではないことを証明した。 これにより、ゲンガーの言ったことは、真っ赤なウソであることが判明した。』 ゲ「ウゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ~~~~~~ッ!!」 ハ「キサマら~~~っ!」 ダ「待てーーっ! コノヤロー! 騙しやがってー!」 住人に追われイジワルズは逃走。 他人にした人の嫌がるコトは、めぐり巡って自らの元へ帰ってくる・・・ ありがちな格言を身をもって証明したのであった。 約束どおり帰ってきたよ、と キャタピーに語りかけるパートナー。 キ「・・・ぐすん・・・よかったです・・・」 その日はすぐに帰り、翌日から救助活動復活ということでお開き。 そして、いつもと変わらぬ平和な日々が戻ってきた。 ストーリーとは関係ないが、この後イベントを進める前に広場の住人らに 話すと、思い思いの言葉が聞ける。 主人公を襲った張本人の1人として謝罪するハスブレロ・ブルーら、 君達がそんなコトするような子じゃないとは思っていたよ、とリザードンと 似たようなことを言う店の方々、面白おかしくキュウコン伝説をペラペラと 喋ってしまい、騒ぎを大きくしてすまなかった、とションボリなナマズン じいさん。 それにしても、口調的に子供と思われるポケモンは割と素直に 謝るのに対し、大人のポケモンは大体が「扇動にモロに乗せられ広場の 主人公に迫ってた>疑惑が晴れると一転『まあそんなコトじゃないかt(ry』」 と、リザードン方式で釈明するのが興味深い。人だろうがポケモンだろうが オトナって汚い・・・何か釈然としない、モヤモヤとしたわだかまりのような 感情を残すイベントの幕切れであった。 そのまた翌日の夜、主人公はまた夢を見た。今やサーナイトの姿が はっきり見える。声も聞き取れる。 主人公は問う。どうして君は僕の夢の中に現れるのか? サ「精霊の使いとして貴方を見守ること・・・それが今の私に与えられた役割 だからです。私はかつてトレーナーの人間に代わって祟りを受けてしまい このような実体の無い存在になってしまいました。 (主:それキュウコン伝説のことだよね? 君を見捨てて 逃げちゃう人間なんて・・・ヒドイよね。) ―(笑って)はい。ヒドイ人です。イジワルしたり、騙したり、しょうがない ヒトです。本当に。でも私、あの人のこと恨んでなんていません。 (主:なんで!?)・・・それは・・・ホントどうしてでしょう? 私にもよく 分かりませんが、でも・・・ヒドイ人だけど何故か憎めないんですよね。 ちょっと変わってるけどいい所もあるんですよ」 ―『主:なんで そんなに信じてくれるの?―パ:あれ? なんでだろうね? よく分からないや・・・でも、最初に出会ったあの時から、何かピンと きてたんだ』―(パートナーと同じコト言ってるよ、サーナイト・・・) サ「それにあの時は私、必死だったから・・・パートナーと認めたものを 命がけでお守りする、それが私達サーナイトなのです。あの人を無事に 護ることができた・・・それだけで私は嬉しいのです。」 サーナイトの凄まじい本能に呆然の主人公。 サ「あと、私は今のような存在になってしまっても嫌ではないんですよ。 私は今の役割に誇りを持っていますし。 ・・・万物にはかならず役割が あります。私には私の、そして貴方もまた、ある役割を負ってこの世界に 導かれたのです。」 230名前:ポケモン不思議のダンジョン@そろそろ終わらせるかぁ[sage]投稿日:2006/11/01(水)13 07 19ID se8r9gKa0 主人公「え・・・? 役割って、どういうこと?」 遮るようにまたも地震発生。 サーナイトに聞く前に夢から覚めてしまう。「・・・サーナイトは知っている! 自分が何故ポケモンになったのかを」「それから、ある役割を持って、って 言ってた・・・それって一体?」 ~幕間~ チームFLBがグラードンを鎮めに行くという大役をこなすことになり、 ポケモン広場に帰還した主人公らは、いつも通り各地のポケモン達から 来る小依頼をこなす生活に戻る。 ある日、基地にソーナノ&ソーナンスのコンビが訪れる。「さわぎのもり」で マンキー達が大暴れしており安心して過ごせないので、こらしめて ください、とのこと。伝説ポケモンさえ退けるほど成長した主人公らは、 陣取っていたマンキー3匹をあっさり倒してしまう。 基地に帰還し成功報告。ソーナノがくれたお礼はただのイガグリだったが (ガッカリ)、そこに逆恨みしたマンキー3匹が仕返しに登場。 だがマンキー 達は主人公の手にある大好物のイガグリを見て態度が一変。パートナーが その様子を見て「じゃあ、僕達を手伝ってくれたら、コレあげてもいいよ。」 と提案。イガグリをエサに、前々から望んでいた救助基地の改装工事を 手伝ってもらえることに。紆余屈折ありながらも、格闘タイプで力のある マンキー達のお陰で、念願の基地改築が達成された。 ~幕間終~ そんなこんなで数日が経過。突然に広場からハスブレロ登場。向こうで 何かあるらしい。広場ではダーテングが演説していた。 「フーディンらFLBが、マグマ溢れる地底に住むグラードンを鎮めに行った が・・・まだ帰ってこない。音沙汰すら来ないのだ」FLBの身に何か起こったのか。 「そこで今回、各地から特別に呼んだ救助隊の中から 強者を選りぬき、特別チームを編成したい。」 改めて広場を見ると、ここらで見ないポケモンや、いかにも強そうな ポケモンでいっぱいだ。当然の如く志願しようとするパートナーだが、 ハスブレロにまだ力不足だと止められる。 結局、選ばれたのはカメックス・オクタン・ゴローニャの3匹。全員が救助隊 のリーダーを務める屈強で有名な連中で、「マグマのちてい」に生息して いそうな野生のほのおポケモンや、地面タイプのグラードンとも相性が 良さそうだ。この3匹が行ってくれるなら申し分ない、と即決する ダーテング。確かにこれでは、主人公ら無名チームの出る幕は無さそう。 捜索は彼らに依頼されることに。 翌日、また広場が騒がしい。急いで向かった主人公らが、ポケモン広場で 見たものは・・・無残に傷つき地に伏した、特別チーム3匹の痛々しい姿 だった。地底のダンジョンで返り討ちに遭ったらしい。 オクタン:「グラードンに会うことすら できませんでしたわ・・・」 ?:「ケケケケケッ! 始めからダメなのに無茶するから こうなるんだよ!」 どのツラ下げて戻って来れたか、ゲンガー登場。単に揉め事や混乱を 煽るのが好きなのだろう。 「ケケッ! 頑張ったからといって、必ずそれが良いとは限らないのサ! 時には諦めも肝心なのだ~ ・・・アレ? 我ながら良い事言ったかな! ケケケケケケケケッ!」 周りの救助隊も、カメックスらがやられたことで完璧に逃げ腰。タイプの 不得手を理由に俺は行きたくないの応酬。企画したダーテングも、かつて 炎弱点を理由にほのおのやまに入れなかったクチ。パートナーにまで 弱気が移っているが、こうなったら、もう答えは1つしかない! パートナー「みんな聞いて! ボク達が行く! フーディンを助けに!」 空気一変。「誰だあいつら」「ポケモンズ?聞かないな」「ここらじゃ有名さ、 キュウコン伝説で疑惑掛けられて逃げてたっていう」「大丈夫かよ? 見た感じ弱そうだぜ?」・・・結構勝手言うなァおい パ「確かに力不足かもしれない・・・でもボクらは救助隊だ! 助けるポケモンがいる限り、絶対諦めたりはしない!」 気を取り直す他の救助隊一同。せっかくの混乱をまたも主人公らに止め られたゲンガー、「アホかお前ら!? 行ってもどうせ返り討ちだぞ!」 と 必死でかき乱そうとするが、さっきまでのびていた特別チームの3匹まで 起き上がり「諦めたらそこで試合終了ですよ」発言で追い討ち。 結局みんな団結してしまい、居場所の無くなったゲンガーは捨て台詞を 残して退散していった。 その夜、地震で遮られた夢の続きを見る。 サーナイトが主人公を応援しに 夢の中に出てきたのだった。主人公はグラードンについて知っていることは 無いかと聞くが、生憎それは知らないとの答え。が「主人公の役割が少し ずつ終わりに近づいている」という。その役割とは? 「・・・今度の冒険が終われば、お話できると思います。」 232名前:ポケモン不思議のダンジョン[sage]投稿日:2006/11/01(水)14 56 36ID se8r9gKa0 翌朝、FLB捜索に「マグマのちてい」へ出発。 流石に特選隊を壊滅させる だけはあり、地下1Fからいきなり野生のニド夫妻やら何やらが大量。 最深層に至ってはイワークとハガネールしか生息しない、大蛇の巣窟と なっていた。何とかやり過ごし先へ進むと・・・FLBのリザードンとバンギラス が倒れていた。グラードンにやられたらしい。喋るだけの気力は残っている ようで、フーディンが今なお独り戦っていると教えてくれる。 加勢しに急ぐと、そこにはフーディンの姿。が、グラードンの姿が見えない。 「お主たちか、下がっておれ! この敵はかなり厄介だ・・・来るぞっ!」 「えぇ!? 何処から!」 刹那、閃光が迸る。その一撃でどこかに吹き飛ばされたのか、フーディン の姿は無く、代わりにそこにはグラードンの巨体が・・・ パートナー:「次はボク達の番だ・・・でも タダじゃやられない!」 グラードンの力により地下にも関わらず天気は日照りと化す。 決死の攻防。 ―辛うじて勝利。 さっきの一撃で何処かへ吹き飛んでいたフーディンや、 手前で倒れていた2体が現れた。 感傷に浸る間はなく、ここを早く出たほうがよいとフーディン。グラードンが 暴れたせいでダンジョンは既に落盤が始まり不安定になっていたのだ。 くずおれたグラードンを見て心配するパートナーだが 「眠りを妨げられて我を失っていただけだ、じき目を覚ます。」とのこと。 これでも全力じゃなかったのか・・・ ポケモン広場に帰ると、既に大勢が主人公らを待ち構えていた。あの FLBや特選チームさえ歯が立たなかったグラードンを倒し、無事救助を 成功させたとあって、お尋ね者から一転、英雄扱いに。 フーディンからも直々に「お前達のチームが一流だと認められたのだ、 胸を張れ。」半泣きのパートナー。 と、祝勝ムードの広場中にに突然、奇妙な音波が発生。皆にも聞こえて いる。誰かの「声」のようだが― パートナー「どこかで聞き覚えが・・・ そうだ! ネイティオだ!」 フーディン「ネイティオ! そうか! テレパシーだ! テレパシーで皆に呼びかけているのだ!」 ネイティオ『・・・ポケモン達に告ぐ!ײ 大変だ! 空から、隕石が・・・巨大な 星が、真っ直ぐこちらに接近している! 今まで沢山の自然災害が起き、 世界のバランスがおかしくなっていたのも、この星が少しずつ接近していた せいだったのだ・・・このままでは大地に衝突し、予知通り大変なことになる!』 フーディンが防ぐ方法はあるかと聞くと、ネイティオは語りだした。 『方法は・・・ただ一つ。遥か天空に住むという伝説のポケモン、レックウザ。 彼に頼んで星を破壊してもらうしかない。ただ、レックウザの棲家はもの すごい上空で、誰も姿さえ見たことが無い。 私とフーディンのテレポートの 力を合わせ増幅させれば何とか行くことまではできるかもしれない。が、 雲の上の世界に何があるかは分からないしその後、帰ってこられるかも、 分からない・・・』 パートナー「だったら、ボク達が行くよ!」 「ワシも、任せられるのはお前達しかいないと思っていた、 だが本当にいいのか?」 フーディンが問う。 パートナー「危険は承知さ! 皆が平和に 暮らせるのが、ボクの一番の願いなんだ。」 決意の固さを聞き、ネイティオはフーディンとテレポート増幅の 方法について話すことに。出発は翌日。 疲れを取るため、早く寝ることに。そして主人公はまた夢を見る・・・が、 様子がおかしい。 主「うう・・・なんでこんなに苦しいんだろう・・・こんなの初めてだ」 枕元にはゲンガーがいた。 「どうだ ゆめくい の味は? 苦しいだろう?ケケッ! それにしても、お前も 元人間だったとは、知った時驚いたぜ。まあどうせそんな奴、ろくでなしに 決まってるがな! オレの ゆめくい でお前のココロを見抜いて尻尾を 掴んでやるぜ! ケケケッ!」 だがそこへ、主人公を護るかのように光の珠が接近。ゲンガー退避する。 主「苦しみが抜けていく・・・サーナイト? 聞かせてもらえるかな? 自分が何者なのかを」 やはり光の正体は実体のないサーナイトだったようだ。 「時は来ました、全てをお話しします」 サ「主人公さん、あなたはこのポケモンの世界を救うため、ポケモンに なったのです。私達はこの世界が危機に瀕していることを知り、ポケモン 世界以外からも救世主となる者を探し続けていました。見つからずに半ば 諦めかけた時、一人の人間に出会った。それがあなたです。」 主「ちょ、ちょっと待ってよ! 救世主なんて、 自分はそんな大それたもんじゃないよ!?」 233名前:ポケモン不思議のダンジョン[sage]投稿日:2006/11/01(水)16 14 10ID se8r9gKa0 サ「はい、初めて会った時もそうおっしゃってました。ですが必要なのは 見せかけの力ではなく、真の勇気なのです。・・・真の勇気なんてもっと 自信ない? それもお会いした時、そうおっしゃってました。 ですのであなたは続けてこう言ったんです。」 《そこまで言うなら、自分が救世主にふさわしいか、見極めて欲しい。 もしふさわしいと思ったなら、その時になって初めて教えて欲しい。》 サ「そしてあなたは無心で挑むため人間の記憶を消し、仲間と共に戦う ため自らポケモンとなり、この世界にやって来たというわけです。」 主「自分が、そんなことを・・・」 サ「あなたの勇気は証明されました。あなたは間違いなく世界を救う役目を 負っています。そしてその役目も、もうすぐ終わろうとしているのです。 ・・・そう、星の衝突を止めること。それが達成されたとき、あなたは役目を 終え人間の世界に戻れるのです。」 主「人間に戻れる・・・! でもそれって、つまり・・・」 サ「はい、パートナーさんともお別れすることになります。パートナーさんは あなたを慕っているので、あなたがいなくなれば・・・悲しむでしょう。でも、 こればかりは仕方の無いことです。出会いがあるから、別れもあるのです ・・・私にも、昔、大切な、かけがいのない友達がいました。でも、どこかに いってしまいました。いなくなるのは、寂しいです・・・・・・。 でも、いつか また会える。私はそう信じているんです。」 一瞬、夢の世界が揺らぐ。 サ「誰かが、夢の中を覗いていたみたいです。 夢の中に悲しい気持ちだけが残っています。泣きながら、走っていった みたいです。 ・・・・・・もうすぐ朝です。ではまた。」 夢はそこで終わった。 朝。いつもの通りパートナーが迎えに来る。「行こう 主人公! 天空へ!」 一行はフーディン・ネイティオの待機するせいれいのおかへ。ネイティオは 元々奇行が多かったが今回も唐突に「クワーーーッ!!」とか叫んでいる。 テレポートの力を集めている所だった。そして「テレポートの結晶」が完成。 ネ:「これで天空まで飛べる。エスパーの力を集めて作ったものだ。 私と、フーディンと・・・あれ? もう一匹ゴーストタイプのポケモンが 力を貸してくれてたんだが・・・」 フーディン:「ハハハッw 恥ずかしいのだ、分かってやってくれ。 それより、もう一度聞くが・・・」 再び決意を問うフーディン。 パ:「もちろん!これで世界が平和になる なら、ボクは命も惜しくない!それがボクの願いなんだ」 主:(そう、そしてその願いが叶った時―・・・これが最後の冒険になる) パ:「行こう、主人公!」 テレポートの結晶で、ふたりはワープした。 雲の上に尻もち着地した一行。その眼前には、雲を貫き、天にそびえる、 高い高い雲の塔があった。これがレックウザの棲家「てんくうのとう」・・・ 壮大な景色に感動しつつも、一刻の猶予もないと急いで先に進む。 主人公の切ない決意と共に、最後の冒険が幕を開けた。 雲の世界は未踏の地。だが地上では見たこともない奇妙なポケモンを 始め、雲を棲家とする飛行やゴースト、ドラゴンタイプのポケモン、時代を 取り残されたポケモン達が生息していた。血路を開き、進みに進んだ 最上階にて、声が聞こえる。?:「誰だ!我が領空を侵すものは!」 もちろんレックウザだ。パ:「実はどうしても頼みがあtt『ならん!』 本人が降臨する。 レ:「我は天空に、そなたは地上に生きる者! 定められた生き場所がある! それを侵す者は容赦せぬ!」 やっぱり分かっていただけずに戦闘開始。必死で倒すと、 倒れたと同時に大きな揺れが発生。 パ:「ここでも地震!? ・・・なワケないよね、だってここは雲の上・・・ そうか、レックウザ!上見て!」 見上げると、もうそこまで接近した星が 間近に! 揺れはその衝撃波だったようだ。 パ:「これを破壊してもらうように、ボク達あなたに頼みに来たんだ!」 レ:「そうだったのか・・・」 レ:「ならばその前に決意を聞かせてくれ。星が接近し過ぎた。ここから 我がはかいこうせんを放てば・・・そなた達も無事では済まぬぞ!」 パ:「そんなの! はじめから承知だよ!」 レ:「よくぞ言った! ・・・ い い 覚 悟だッ!!」 243名前:ポケモン不思議のダンジョン[sage]投稿日:2006/11/01(水)18 05 53ID se8r9gKa0 巨大隕石vs極太はかいこうせん。これ何てF○Ⅶ? 途轍もない 衝撃と共に辺りは光り輝き、主人公とパートナーは吹き飛ばされてしまう。 気づけば主人公は、灰色のもやがかかった世界にいた。身体は動かない。 「ここは夢・・・いや、夢じゃない。 確か星の爆発に巻き込まれて・・・ 魂のまま、さまよってるんだ・・・」 その何も無い世界に、 突如ゲンガーが現れた。 「こんなんでくたばるとは、ざまぁないな!ケケッ! そうだ、ちょうどいい。 コイツをこのまま闇の世界に引きずり込んでやるぜ!」 引きずられる 主人公。「・・・あれ、オレとしたことが道を間違えたかな? どっちに行くか 分からなくなっちまった。 ケッ!しょうがない、ここに捨てていくとするか。 じゃあな、アバヨ。」(・・・ゲンガー?) フーディンの呼びかけで意識を取り戻すと、そこは出発地点だった せいれいのおか。 (・・・あの時、あの時確かに、ゲンガーが助けてくれた・・・) 広場のみんなも、パートナーも傍にいた。じきパートナーも目を覚ます。 パ:「・・・もしかして、主人公もゲンガーに?」 だが言葉を遮り皆が 次々声をかけてくる。パートナーは祝いの言葉より星がどうなったかが 気がかりだが、ネイティオが教えてくれた。 「星は完全に破壊された。すぐにではないが、じき災害も収まるだろう。」 万々歳。カメックスは祝砲代わりのハイドロポンプをハスブレロにブチ撒け ようとし、オクタンは得意のからみつきで彼を取り押さえる。 「みんなマジかよ!?やめてくれ!」 和気藹々、楽しそうなポケモン達。 そして主人公の前に、 サーナイトの幻が現れた。 サ「どう見ても主人公さん達のおかげです、本当にありがとうございました。 世界の平和は守られました。・・・そして主人公さんの役目も終わりました。 もうすぐ人間の世界に戻ります。辛いでしょうが、皆に最後のお別れを・・・」 サーナイトの姿が消え、主人公の身体も光となって消え始める。 初めて救助したあのキャタピーが、真っ先に 主人公の異変に気づく。皆が振り向く。 ―パートナー、そしてみんな、ゴメン。今日でお別れなんだ。 今まで本当にありがとう。 パ:「・・・え? お別れって、どういうこと?」 ―ポケモンとしての役目が終わったんだ。人間の世界に 帰らなきゃいけない。 パ:「え? なんで? どうして? よく分かんないよ! 別れるなんて!折角・・・友達になったのに・・・」 ―そうだよ。パートナーとは、いつまでも友達だ。ずっと忘れない。 パ:「待ってよ、主人公・・・」 ―会えて、本当に良かった。 パ:「ボク、主人公がいなくなったら・・・」 ―ゴメン、サヨナラだ・・・・・・。 光の珠となり、宙へと浮かぶ主人公。ポケモン達皆が彼の名を呼びとめる。 その声も虚しく、せいれいのおかの夕陽を背に、夕陽に吸いこまれる様に消える光の珠。 パ:「主人公ーーーーーーーーー!!」 ―悲しみと静寂に包まれたせいれいのおか。皆の目には一様に涙。 「何でなんだよ・・・」「命を助けてもらった礼も言わせぬまま、居なくなる なんて・・・」「折角世界が救われて、さあこれからって時に、急に居なくなる なんてよォ・・・ひどすぎるよォ・・・・・・ううっ」 ネイティオ:「いや、主人公のお陰で世界は救われたのだ。今思えば、天空 に臨む彼の様子は、まるで何かの定めを待っているかのようだった・・・」 パートナー:「・・・きっと、主人公は、ボク達を助けるためにポケモンに なったんだ。そして星を破壊した時が、別れの時だと知っていたんだ・・・。 何で、もっと早く言ってくれなかったんだ・・・。別れると知ってたなら、 何で教えてくれなかったんだ・・・」 フーディン:「知っていても言えなかった、彼もまたお前と同じくらい 辛かったはずだ・・・・・・分かってやれ」 パートナー:「ううっ・・・主人公・・・」 パートナーはその場に泣き崩れるしかなかった・・・ 一方、天へと昇る主人公の魂。このまま何処に行くのだろう? ―ふと、誰かの声がする。 『友達が悲しんでいる・・・居なくなって初めて分かる、かけがえのない友達 が・・・もし キミも強く願うなら・・・・・・また出会うことが出来るだろう。』 (スタッフロール) ― 別れたくない・・・もっと一緒にいたい・・・ ・・・かけがえのない・・・大切な友達だから・・・ 夜。救助基地前で座り込むパートナーとポケモン達。その背後に、 願い叶い、実体化する光の珠が・・・ ~END~ 249名前:ポケモン不思議のダンジョン@エピローグ[sage]投稿日:2006/11/01(水)19 40 48ID se8r9gKa0 その後、世界は平和になるがまだまだ災害の余波は残っており、 主人公らは今まで行けなかった、また新たに発見されたダンジョンでも 救助活動を続ける。伝説ポケモン達も元のダンジョン奥地に舞い戻り、 辿り着ければ、力試ししてやるとばかりに、強さをより磨いたボス達と再戦 可能。上手くいけば仲間になってくれることも。また、三鳥を全て仲間に すると海の神への道が開け「命を賭けて、かかってこい!」が聞けたり、 三犬に認められるとホウオウに遭えたり、レックウザが破壊・撃墜した 隕石に乗ってたのが実はデオキシスだったり、ミュウツーが「西の洞窟」に いたりと、映画とか本編を見てたらニヤリな展開が幾つか。 そしてここからは、最後の最後にツンデレを見せた、ゲンガーの後日談。 ある日アーボ・チャーレムからゲンガーを見なかったかと聞かれる。何故か 彼のノリが悪くこれじゃワルさするのも当分休止だなと嘆く二人。 アーボ:「思いつめたような顔してるし。」 チャーレム:「思いつめた?いつもいやらしく笑ってるとこしか見ないよ?」 アーボ:「いや、口元あたりが微妙に違う。オレには分かる」 チャーレム:「そんなもんかねぇー」 数日後、2人が広場で話している。どうやら単身で、「ひょうせつのれいほう」 に挑んでいるという。「厳しい場所みたいだけど、どうしても キュウコンに会いたいんだって」「会って何すんだろな?」 数日後、基地の前にそのゲンガーが立っていた。 「ケケッ! おそよう! 相変わらずお寝坊だな!」 「お前なんかに頼むのはシャクなんだが・・・お願いだ。オレをキュウコンの 所まで連れてってくれないか? 一人じゃあのダンジョンは歯が立たなくて な・・・お願いだ!」 いつになく真剣にモノを頼むゲンガーに、思わず承諾 してしまう。 で、彼の護衛をしながられいほうを登ることに。 奥地には、逃避行以来姿の見えなかったキュウコンが戻っていた。 ゲンガーが語りだす。 ゲ:「久しぶりだなキュウコン。オレをこんな姿にしてくれやがって」 キ:「・・・タタリを受けたのはサーナイトであってお前ではない。おまえが その姿になったのは私のタタリではなく、おまえが逃げ出したからだ。 人間だった自分からも、サーナイトからも。その卑怯な心が原因だ。」 ゲ:「ケッ! うるせえな!そんなことより・・・そのサーナイトの タタリ、解いてくれねえか?」 キ:「・・・お前が頼みごとを?」 ゲ:「オレも物を頼むなんて悔しくて鳥肌立ちそうだがな。 断るならキサマを倒す! ・・・後ろのヤツがな!」 (!?? なマークが出る主人公率いる救助隊) だが、タタリは自分では解けないと言うキュウコン。その力はあまりに強く、 たとえ祟った本人が倒されても残り続けるそうだ。ただし、キュウコンが 怒ったのはゲンガーの卑怯な心に対して。今のゲンガーの心の持ち方 次第では、もしかしてタタリが解けるかもしれないとのこと。 キュウコンは、サーナイトの本体が眠っているという「やみのどうくつ」への カギとなる石を渡してくれた。 ゲ:「なんだよ、その洞窟とやらに行って石コロ置いたら解決かよ! 脅かしやがって ケケッ!」 ゲンガーらが去った後、キュウコンが独り言。 キ:「アイツめ、だいぶ変わったな。だがまだ揺れている。それに気づけばいいのだが。」 翌日、また基地にゲンガーが訪れる。「次も大変そうだが、よろしく 頼むぜ! ケケッ!」 「やみのどうくつ。そこにサーナイトの実体が あるんだな。オレのせいでサーナイトは・・・いや、関係ないね、単なる オレの気まぐれだ。 ケケッ!」 揺れるゲンガー。 やみのどうくつは、どくとゴーストタイプのポケモンが溢れかえる危険な 場所。ゲンガーが強力なゴースト技を喰らってしまえばもうひとたまりも ない。ゲンガーも守らねばならないが、自身も襲い来る猛毒攻撃や何やを かわしながらの難しい依頼だ。 最深部へ付き、石をいかにも怪しいくぼみに置くゲンガー。何も起こらない と思ったらどこからか声が聞こえてきた。『私は闇の審判、ご心配なく、 怪しい者ではありません。』 『先ほど封印を解くカギが差し込まれました。 このタタリはサーナイトさんへのものですね? ですが、すぐに解くわけに はいきません。あなたにその資格があるか試させてもらいます。』 ゲ:「何だ? 何か試されるのか? ボスとか出てきて戦ったりするのか?」 『いえ そんな野蛮なことはしません。質問に答え、あなたの本当の心を 見せてもらえばそれで結構です。ただし・・・』 瞬間、強い力で ゲンガーの四肢が硬直する。「ゲゲッ!」 『質問にはそこのあなた、救助隊の方に答えて貰います。』 253名前:ポケモン不思議のダンジョン@エピローグ[sage]投稿日:2006/11/01(水)21 01 43ID se8r9gKa0 ゲ:「ゲゲゲッ! 何だとーーっ! 何でコイツがオレの気持ちを 代弁しなけりゃならんのだ? オレにやらせろーーっ!」 『ゲンガーさん、あなたの心は複雑に絡まっています。あなたは、本当の 心を 決して見せないでしょう。(ゲ:何だとーー!) 救助隊の方、あなたは これからゲンガーさんの心の中に入ります。ゲンガーさんの気持ちを、 上手く誘導してください。もし彼の本当の気持ちを引き出せなかった 時は・・・タタリは、二度と解けないでしょう。』 ゲ:「ゲゲゲーッ! おい、オマエ! 適当なこと答えたら承知しないからなっ!」 ―ゲンガーの心の中。主人公の夢の世界や、主人公の性格診断がされた 場所と似ているが・・・重苦しい。これはゲンガーの使ってきた ゆめくい と 同じ光景だ・・・ 主人公のポケモン性格診断の時と同様、どこからか声が聞こえてくる。 『チャンスは一回だけです。』違うのは、声の主が精霊やサーナイトでなく、 「闇の審判」であるということだ。質問も気楽なモノではなく、 心をえぐる容赦ない言葉が飛ぶ。 『何故このタタリを解きたいのですか?』―「サーナイトを助けたいから」 『・・・それはウソでしょう? ゲンガーさんは昔、サーナイトさんを見捨てた じゃないですか そんなゲンガーさんが、なぜ今さらサーナイトさんを 助けたいのですか?』―「自分を庇ってくれた」 『確かにサーナイトさんはゲンガーさんを庇いましたね、自分の身を犠牲にして。 でも、その時ゲンガーさんはどうしたのですか?』―「見捨てて逃げ出した」 『ゲンガーさんはなぜ、サーナイトさんを見捨てたのですか?』―「後で助けようと思った」 『それで今こうしているわけですね。分かりました、質問は終わりです、 心残りはないですか?』―「はい」 (以上の会話は一例) 『ゲンガーさん、あなたがこのタタリを消す資格があるかどうか、 今から結果を言います。タタリは・・・消すことができませんでした』 ゲ:「(震えだす)ま・・・、まっt『とても残念ですが、これでサーナイトさんのタタリは永久に』 ゲ:「待ってくれーーーーーーーーー!!」 ゲンガーがかかっていた呪縛を自力で振り切る。 ゲ:「オレに・・・オレに言わせてくれ! 確かにオレはサーナイトを見捨てて 逃げ出した。タタリが自分にかかるのが怖かった。自分だけが助かれば いい・・・そう思ったんだ。 しばらくしてオレは、タタリのこともサーナイト のことも忘れてしまっていた。沢山の時間も過ぎた。 でもサーナイトはオレのことを忘れていなかった。ある晩、主人公の 夢の中でサーナイトが言ったんだ。大切な友達だし、いつかまた会える と信じてる、って。サーナイトはこんなオレでも思い続けてくれてた・・・」 ゲンガーの目から自然に涙がこぼれ落ちる。 ゲ:「それに引き換え、オレはなんて我がままで身勝手だったんだろう。 サーナイトだけじゃねぇ。チーム主人公も、あんなに嫌がらせしたこの オレの我がままを聞いてここまで連れてきてくれたんだ。 やっと分かった。オレに足りなかったもの、それはみんなに対しての 感謝の気持ち だ・・・」 突然周囲が光る。『タタリを解くカギが開きました』。 そこにはサーナイトが倒れていた。 「成功したな、ゲンガー!」 後ろからキュウコンが入ってきた。 ゲ:「オレには何が起きたかさっぱり・・・」 キ:「私はかつてオマエの歪んだ心に怒り、呪った。だからオマエの 足りない心が満たされれば、封印の方も解ける。サーナイトのタタリを 解く最後のカギ・・・それが 感謝の気持ち だったのだ」 キ:「安心しろ。サーナイトはじき目を覚ます。ただし、オマエが昔の パートナーだったことは、サーナイトには分からないだろう・・・」 ゲ:「いいんだ、それでも。サーナイトが戻ってきた。 それだけで、オレは・・・」 基地へと戻った一行。 サ:「ありがとうございました。私タタリが解けたんですね。 初めてお会いする方なのになんてお礼したらいいのか・・・ 助けていただいて本当にありがとうございました。」 ゲ:「・・・良かったな、サーナイト。 ―おい、付き合ってくれて 本当にありがとうよ。これは礼だ。」 (貰えるのは「つうかスカーフ」。付けるとゴーストの様に 水場も壁もすり抜けられるという優秀な逸品だ。) ゲ:「じゃあな。」 サ:「あ、待ってください!」 ゲ:「何だよ?」 サ:「名前を・・・名前をお聞かせ願えないでしょうか?」 ゲ:「(笑って)ケッ! オレの名はゲンガー。よろしくな。」 サ:「(笑って)私はサーナイト。よろしくお願いします。」 ~END~
https://w.atwiki.jp/storyteller/pages/562.html
ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊 ・要約版:要約スレpart1-374 ・詳細版:part21-197~199・218,part22-12,part24-21~24・26・28・33・136・139・201,part26-230・232~233・243・249・253 374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/17(金) 17 14 57 ID M2EbGFG30 ポケモン不思議のダンジョン ~キュウコン伝説~ 昔、キュウコンというポケモンがいた。そのシッポには神通力があり、迂闊に 触れると千年の祟りが降りかかると言い伝えられていた。にも関わらず、それを ふざけて触った人間がいた。崇りが人間に降りかかろうとしたが、その人間の パートナーであるサーナイトが、主人を庇って代わりに崇りを受けてしまった。 可哀想に思ったキュウコンは、サーナイトを助けたいかと人間に問うた。だが、 人間はわき目も振らずに逃げ出し、サーナイトを見捨てた。 人間に失望した キュウコンは予言した。「あの愚か者は、後にポケモンへと転生するだろう、また それが起きた時、この世界のバランスが崩れる始めるだろう・・・」 主人公は、ある日目覚めるとポケモンになっていた。元人間ということだけは 覚えているのに、人間の時の記憶は全く無い。何故こんなことになったのか? しかも主人公に話しかけてきた相手もポケモン。どうやらポケモンしか住んでいない 異世界に来てしまった模様。森で寝ていた主人公を発見し、行く当ても無い主人公に ポケモン救助隊を一緒にやらないかと持ちかけてくれた、そのポケモンとパートナーに なり、とりあえず謎が解けるまではポケモン救助隊として暮らしていくことになる。 原因不明の自然災害が多発しているこの世界において、救助隊はヒーロー的存在なのだ。 だが、揉め事パニックの大好きな救助隊、イジワルズのゲンガーがある噂を吹聴する。 「あの主人公って奴、実はキュウコン伝説に出てきた元・人間で、キュウコンの崇りの せいでポケモンになったろくでなしらしいゼ! しかも伝説どおりなら、奴こそがこの 災害の原因らしいじゃねぇか! みんなでアイツを始末して平和を取り戻そうゼイ!」 根も葉もない話だが、伝説に合致する+主人公に記憶がないこともあいまって、他の ポケモン達は多かれ少なかれゲンガーのホラを信用してしまい、主人公はお尋ね者の 烙印を押され逃亡生活に。パートナーだけは主人公を信じ逃避行に付いて来てくれる。 逃げる道中でも、各地に住む伝説ポケモンが、突然縄張りに侵入した主人公のせいで 異常災害が起こっていると勘違いし、何度も襲われるハメに。 逃避行の果てにキュウコン本人に出会い、主人公は伝説に出てきた人間とは別人だと断言され 事なきを得る。でも、じゃあ何故主人公はポケモンに? 実は主人公は災害の原因どころか 災害を食い止めるため人間界から選ばれた救世主であることが判明。記憶が一部消えてたのは 『救世主だなんて突然言われても信じられない、どうしてもというなら、自分の人間のころの記憶を 消し、無心の状態にしてくれ。それでなお自分に資質があると分かったときだけ、初めて教えて欲しい』 という主人公自身の希望だったらしい。そして、災害から世界を救う役目を果たしたとき、主人公は 改めて人間に戻れるという。 ―それはパートナーとの永遠の別れも意味しているわけだが― 何も知らないパートナーと一緒に、遥か上空の「天空の塔」を登る主人公。災害の原因は、 上空から少しずつ接近していた小惑星が磁場やら世界のバランスやらを乱していたせいらしい。 このままだと星同士衝突して大惨事―それを止めるため、天空に住む伝説ポケモン・レックウザに 小惑星の破壊を依頼し、無事成功。 歓喜に溢れお祭騒ぎのポケモン達をよそに、徐々に身体が消滅し始める主人公。 辛うじて別れの挨拶をする猶予だけはあったが、あまりに唐突で理不尽な永遠の別れに 号泣するパートナー。 だが、主人公の「別れたくない・・・」の強い意思が通じ、最後は再び パートナーと暮らした救助隊基地の前に復活することができたのだった。 なお、キュウコン伝説に出てきたヘタレ人間の正体は、主人公を陥れたイジワルズの ゲンガーその人。エンディング後に、彼が祟りを受けたサーナイトを助けようとし改心する イベントがあったりする。 ・・・要約スレにしちゃ、ちと長いかな? 197ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/10(金)02 19 44ID 6wr/UqYv 主人公:人間のはずがポケモンになった。 パートナー:主人公が最初に出会うポケモン。一緒に救助隊をやることに。 ちなみにこのソフトはDSとアドバンス両方で出ているが ストーリーの内容は同じ模様。単に出てくるポケモンが違うらすぃ。 では本編いきます。 森の中で倒れていた主人公。 パートナーの声で目が覚めるものの自分がいつのまにかポケモンに 変化していた。とりあえずお互いに軽く自己紹介していると向こうから バタフリーがやってきた。かなり慌ててるので話を聞いてみると地割れの 中に子供のキャタピーが入って出られなくなったらしい。助けに行こうにも 地割れのおかげなのかポケモンが襲ってくるので無理だとか。 主人公はパートナーと一緒にキャタピーを助けに行く。最初のダンジョン 「ちいさなもり」の最深部で泣いているキャタピー発見。早速救助。 キャタピーはすっかり主人公とパートナーに憧れてしまった。 2匹が去った後どこにも行くあてがない主人公をパートナーは1件の家の 前に連れて行った。主人公が住む家を用意してくれたのだ。ヤサシス。 そしてパートナーは一緒に救助隊をやらないかと持ちかけた。 主人公は快くそれを引き受け晴れて救助隊結成 (ちなみにここで救助隊の名前を付けられる)。 次の朝、やっぱりポケモンの身体のままだった主人公。 二度寝しても変わらず。その時パートナーと交わした約束を思い出し 外に出るとパートナー寝てました。主人公に反応し慌てて起きる パートナー。明け方から待っていたらしいのでとりあえずオツカレチャーン。 救助依頼のお手紙が入ってるかもしれないとポストを確認するパートナー。 中に入っていたのは救助隊スターターキットに道具箱にポケモンニュース。 でも救助の依頼は入ってませんでした。ショボーンとなるパートナー。 とその時ペリッパーが手紙を運んできた。律儀にポストに入れてくれるが 本人いるんだから直接渡せと思いつつポストを見て手紙を読む主人公。 内容はコイルからの救助依頼だった。「でんじはのどうくつ」に行ったら コイル同士くっついてしまったそうな。レアコイルとして生きていくには 2匹じゃ半端だから助けてくれビビビとのこと。救助隊初仕事となるこの救助。 襲いかかるポケモンを退けつつ最深部で見事にくっついたコイルを救助。 そしてその夜、主人公は不思議な夢を見る。 向こうで誰かが呼んでいるが誰か思い出せない。目が覚めてみても どうも釈然としなかった。まあそんなことは気にせず今日もパートナーと 共に救助をする主人公であった。 (ここから掲示板で救助依頼を受けることが可能になる しかしぶっちゃけどれも同じような内容であまり本編とは関係ないので略) 198ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/10(金)02 21 45ID 6wr/UqYv また夢を見る主人公。またしてもこの前の謎の人物が出てくる。 今回は何か語りかけてきているみたいだがうまく聞き取れない。 その時激しい揺れを感じた主人公。そこで夢は終わった。 眠っている主人公に誰かが呼びかける。しかし起きても周りには誰も いない。不思議に思う主人公。とそこに床を突き破ってダグトリオが 出てきた。声の主はこいつら。昨日の地震のおかげ(さっきの揺れな)で 子供のディグダがエアームドにさらわれてしまったので助けてくれと頼んで きた。というか突然なんで断る暇もない。(゚Д゚)ポカーンとしつつ外に出て パートナーと合流。ディグダ救出の件をパートナーに話すとまたしても ダグトリオ登場。場所は「ハガネやま」と告げまた地面へと去る。ちなみに こいつら、ハガネやま入口でまた出てきます。つーかお前らが助けに 行けと小一時間(ry 複雑な気持ちでハガネやま頂上に着くとそこには怯えて動けない ディグダが。助けに行こうとするが主人公達の前にエアームドが立ち はだかる。こいつらが地底で暴れるから眠れねぇよウワァァァンという エアームドに対しディグダ達が暴れてもあんな大規模な地震は起こらない と説得するパートナー。しかしものすごく気が立っているのか説得を聞き 入れず襲いかかってくる。というかこのエアームド、ザマス口調かよ( A`) エアームドをボコって救助といきたいところだがディグダとの間には崖が できているので助けられない。ここでこの前助けたコイルが上空から 現れて空からディグダを助けてくれた。 ここでディグダの下半身遂に 公開?!というその前にフェードアウトと プレイヤーの期待を見事に裏切ってくれます( A`) 場面変わって主人公宅前でディグダ親子感動の再会。 ここはディグダの足の有無やら何やらで突っ込みどころ満載の場面だが 長くなるので省略( A`)ディグダ親子が去った後にパートナーはコイル達を 救助隊に勧誘するが自分達の住む場所が近くにないということで 断られる。またショボーンとなるパートナーだがそれで思い出したのか明日 広場のプクリンのお店に行ってみようと言い今回はこれで解散。 その夜の夢で主人公に呼びかけていた声の正体がやや判明する (どう見てもサーナイトです。本当に(ry)) 今度は少しながら「人間」「役目」と聞き取れるがもっと詳しい話を聞く前に 夢から覚めてしまった。 いつものようにパートナーが出迎えてくれるがそこで主人公は夢について 話した。パートナーは主人公が人間からポケモンになった理由と何か関係 あるんじゃないかと推測するがいきなり主人公に人間に戻りたい?と 聞いてきた。自分は本当に人間に戻りたいのか?悩む主人公だった。 199ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/10(金)02 25 02ID 6wr/UqYv いつもはいなかったプクリンだが今回はいた。 救助隊を始めたばっかりということでサービスしてくれた。 その時この前のコイルײがまたしても登場。 自分達が住めるエリアを追加してくれないかと頼み込む。 プクリンは出血大サービスでエリアを更に追加してくれた。 どうやらコイルAの話では相方が一晩考えているうちに 救助隊に入りたくなったとか。 というわけで晴れてコイルBが新たなメンバーとなった。 だがその帰り道中央広場で何やら騒ぎが起こっている。 ワタッコがダーテング率いる救助隊に風を起こして欲しいと 必死に頼み込んでいたのだ。 しかしダーテングのチームはがめつくなかなか引き受けてくれない。 ここでフーディン率いるチームが登場。 ワタッコの救助を引き受けたっていいだろとダーテングに迫った。 ダーテングと言えどフーディンには逆らえず結局救助を引き受けることに。 感謝するワタッコに対し礼には及ばんと言うフーディン。 だが主人公とすれ違った瞬間フーディンが反応した。 しかし気を取り直しフーディンは去っていった。 ここらじゃ有名な彼らのチームにすっかり憧れ意気込むパートナー。 その様子をどう見ても怪しいゲンガーが覗き見していた。 後日主人公とパートナーが今日も元気に救助活動というところに昨日の ゲンガーが手下と共に出現。彼らは勝手にポストの中身を漁ると自分達は 世界征服を企む救助隊イジワルズと名乗った。イジワルズは世界征服の ために救助隊を騙る悪どい奴らだった。どう見ても安易なネーミングセンス もしくは今時世界征服を企むその根性に驚きを通り越して呆れたのか (゚Д゚)ポカーンとして何も言えなかった主人公。そして怒るパートナーを 尻目にポストの中身を全部かっぱらって彼らは去っていった。 でもその後にペリッパーが新たな救助依頼の手紙を持ってきてくれたので 一安心。しかしパートナーはイジワルズの面々に怒りを募らせるのだった。 218ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/02/11(土)12 33 45ID g8TTaaFF ある日主人公とパートナーの前のキャタピーが友達のトランセルを助けて くれと頼んできた。しかし「お前らじゃ役不足だ、俺達が助け出してやるよ」と イジワルズ登場。やっぱり考えていることは大量の報酬とキャタピーを 仲間に引き入れることだった。救助しているだけあって並の悪徳商法より タチ悪いんじゃないか?この前のこともあって当然パートナーは納得が いかない様子。ゲンガーは先にトランセルが先に助け出した方にお礼 しる!と提案し去っていった。お金も持ってないしイジワルズに入るのも 嫌というキャタピーのために急いで救助へと向かう主人公達。君の 気持ちはわかるよ。目的が世界征服の安易なネーミング集団に入るのは 漏れだってゴメンだ(; Д`) 邪魔をするポケモンを退け「あやしいもり」の最深部に到着。 するともしかしてこっちが来るのを待っていてくれたんじゃないかと思う 良いタイミングでイジワルズ登場。どうして自分達の邪魔をするのかという パートナーに対し世界征服にはお前らが邪魔だと答え襲ってきた。 奴らを撃退するとトランセルが出てきた。保護してキャタピーの所に 連れて行き一件落着。近いうちに秘密基地を改装しようやらキャタピーと トランセルが将来ここで働きたいやら盛り上がり一日が終わった。 ちなみにトランセルはピョコピョコと跳ねて移動する。 あ、そうやって動くの? 次の日の朝広場でダーテングに救助を頼んでいたワタッコが尋ねてきた。 話を聞いてみるとなんとダーテングが救助に行ったっきり戻ってこない らしい。仲間のワタッコは岩場に挟まって出られなくなり更に空は カミナリ雲で一杯なのに風が吹かないとか。ダーテングに救助を頼んだ のも彼が持っているウチワで風を起こせるから。どう見ても難しそうな 依頼ではないはず。こりゃ救助放り出したか何かあったの違いない。 ワタッコの仲間がいるところ、そしてダーテングが向かった先は 「ちんもくのたに」。 何か嫌な予感を感じつつ主人公は救助を引き受けそこに向かうのだった。 12ポケモン不思議のダンジョン◆l1l6Ur354Asage2006/03/11(土)23 34 37ID J2I0fuE9 「ちんもくのたに」に到着した主人公とパートナー。 ここで「さっき言い忘れたけどここにはすんごい怪物が眠ってるお(意訳)」 とワタッコ。ナ、ナンダッテー!!(AA略) 言い伝えだからいるかどうかと 言っても本当だったらどうすんだYO! しかも急にパートナーがお腹イタスと言いはじめる。どうみても嘘です本当に(ry 得体の知れない怪物に対する恐怖でガクブルしながら最深部に行くと なんとそこには元気なワタッコの姿が。おや?でもダーテングは? 当の本人はその奥で倒れていたが主人公達に危険だから早く逃げろと 叫ぶ。そのとき急に辺りが真っ暗に!ちょっと照明さーん?! というのは 冗談だが明かりが戻るとダーテングがいた場所にサンダーが登場。 「我の眠りを妨げる奴は許さない、ダーテング返してほしけりゃ 「ライメイのやま」まで来い(超意訳)」と言い残しダーテングを連れ去って いった。て、てっきりここで戦うかと思ってたよ。 言ってることとやってることが前のエアームドとかぶってるようなキガス。 その後のワタッコの話ではダーテングはちゃんと救助に来てくれたそうな。 ところがウチワで風を起こしたら空のカミナリ雲が2つに割れそこから サンダーが登場したらしい。たかがウチワの風ごときでそんなことが起こる のか?アリエネ。ここでサンダーの名を聞きつけフーディン達が登場。 彼の話ではサンダー降臨の原因は最近よく起こっている自然災害のせい らしい。ダーテングの救助に向かおうとするがパートナーが自分達も 手伝うよと言い出す。こうして主人公達はフーディンのチームと共に サンダー討伐及びダーテング救出を行うことに。とは言え相手は伝説の ポケモンなので事前にみっちり準備をして向かうことになりましたとさ。 21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)20 32 52ID 6skPDC9B ポケモン不思議のダンジョンって需要ある? どうやら●途中のようだが3月以来更新止まってるようだし。 22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)20 37 16ID 1d8Av3lp 21 ポケモン萌えな俺としてはぜひ読みたい 23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)22 57 25ID 6skPDC9B そいじゃ途中まで投下。 ~前々スレまでのあらすじ~ ちんもくのたにへワタッコ救助に向かったまま消息の無いダーテングを 探しに行った主人公一行。その最深部にてワタッコを無事保護するが、 今度はダーテングが怒り狂ったサンダーに誘拐されてしまった。一行は サンダーの待つライメイのやまへ。 ライメイのやまのふもとに到着した一行。パートナーはまだおっかない サンダーのことを思い出しビビリ気味だが、自らを奮い立たせ、いざ登頂。 この山はかなり高く、中腹には休憩地点にガルーラの石像 (セーブポイント)があるのだが・・・その先の「ライメイのやま さんちょう」 も、今や異常気象とそれに怒り狂った野生ポケモンが蠢く、不思議の ダンジョンと化していた。枯れ木だらけの異常に殺風景な光景も自然災害 のせいだろうか? ダンジョン自体の雰囲気もふもとと比較にならないほど 殺伐とし、強い野生ポケモン達が次々襲い掛かってくる。 それを乗り越えて山頂の最深部に到着し、サンダーに「でてこいっ!」と 呼びかけるパートナー。 耳をつんざく叫び声と共に、再びその姿を現したサンダー。パートナー またビビる。「言ったハズだ! ジャマするヤツは容赦しないと!」 (向こうから「返して欲しくばここに来い!」と言っておいてそりゃないよ サンダータソ) 負けじと「ダーテングを返せ!」と言い返すパートナー。 そして戦闘が始まる。流石は伝説のポケモンの一角、ハガネやまを 陣取ったエアームドとは比較にならない強さで二人を苦しめるが、苦闘の 末、遂にサンダーを退けることに成功。サンダーはなお倒れず唸り声を あげているが、そこにフーディン率いるチームFLBが駆けつける。 FLBのリザードンが「来るか! 今度はオレが相手だ!」と意気込むが、 サンダーが一言。 「待て、今ので大分頭が冷えた。戦いはやめだ。 ・・・小僧ども、なかなか やるな。だが次はこうはいかぬ。本気で襲うから覚悟しろ! それまで せいぜい腕を磨いておくんだな!」と捨て台詞を残し、サンダーは去って いった。人(?)質にとられていたダーテングを置いて。 ダーテングに駆け寄る主人公一行とFLB。どうやらダーテングは無事な ようだ。バンギラス「しかし驚いたな、あのサンダーを追い払うとは」 リザードン「確かに、(主人公に)お前、○○○○にしちゃやけに 強いな。」 (注:主人公候補のポケモンは16種いるが、 どれも進化前のいかにも強くなさげなのばっかり) フーディン「・・・前に遭った時も感じたのだが・・・ お主、もしかしてポケモンではないな?」 核心を突いたフーディンの言葉に驚愕するパートナー。だがバレている なら隠す必要もないとばかりにパートナーは全てを話した。主人公は人間 であったらしいこと、目覚めたらポケモンになっていたこと、人間の時の 記憶も何故そうなったかも思い出せないこと・・・驚くFLBとダーテング。 そして、世の中の出来事全てを記憶しているというフーディンなら何か 知っているのではないかと。・・・しかし首を横に振るフーディン。「だが 突き止める方法はある。せいれいのおかに住む、太陽を見つめ未来を 見通すと言われるポケモン、ネイティオに会いに行くがよい。彼なら何か 教えてくれよう。」 結論は先延ばしになったが、主人公の謎につながる手がかりを得られ喜ぶ パートナー。助けたダーテングを連れ、主人公一行は山を降りた。 その姿が見えなくなってから、残ったFLBが話す。 リザードン「フーディン、お前のことだ。全く何も知らないということは なさそうだけどな。」 フーディン「気になることが一つある。だがそれは 言わないほうがいいだろう、彼らのためには、な・・・」 一夜明け、せいれいのおかは「おおいなるきょうこく」を抜けたその先にある らしい、とパートナー。場所を調べてくれていたらしい。何故自分のことじゃ ないのに、そんなに頑張ってくれるの? との主人公の言葉に「自分のこと じゃないから頑張れるんだよ、だって主人公と僕は友達じゃないか。」 とさらりと言ってのけるパートナー。そして二人はおおいなるきょうこくを 抜け、せいれいのおかに辿り着く。 24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/07/30(日)23 02 31ID 6skPDC9B ネイティオはかなりの変わり者。夕日を見つめたまま死んだ様に動かず、 くすぐってみても10秒後にやっと反応するほどニブい。完全にネイティオの 不思議ペースに呑まれてタジタジの二人だが、フーディン同様、主人公が ポケモンでないこと、そして人間であることを一目で見抜くネイティオ。 再び驚き、同時に知っていることを教えてと頼むパートナー。ネイティオは 3つの重大事項を語る。 「最近起きている自然災害、それは「世界のバランス」が 崩れたために起こっている。」 「主人公がポケモンになったことも、そのことと 大きく関わっている。」 「崩れたバランスを一刻も早く取り戻さないと、 世界は壊れ、とんでもないことになる。」 主人公のポケモン化と自然災害が大きく関わっていると聞き、ショックを 隠しきれないパートナー。ネイティオもまた、最近はバランスが崩れた 世界が崩壊する未来が見えてしまい、それに怯えていると独白。 ・・・それを背後から盗み聞きする不審な影が1体。「驚いた! あの主人公 ってヤツ、人間だったのか! いいこと聞いたぜ、こりゃ面白くなって きたな! ケケッ!」 イジワルズリーダー、ゲンガーだった。 一夜明け、いつものように主人公を迎えに来たパートナー。ネイティオの 「主人公が災害と関係」の言葉と「世界のバランス」って何?ということが 引っかかっているご様子。世界のバランスについては選択肢で 「よく しっている」と知ったかぶればちょっとした掛け合いギャグが 見られるがここは割愛。 ポケモン広場に行くと、何やら住人が何人か集まり騒がしい。何を話して いるのかと聞くと、ただのおとぎ話だと思われていた「キュウコン伝説」が、 今になって実話ではないかとの噂が広まっているとのこと。話の輪に 入っていたハスブレロが「キュウコン伝説はナマズンに聞けば詳しく教えて くれるぜ」と教えてくれ、早速広場の外れにあるナマズンの池へと直行し、 彼の話を聞いた。 「・・・昔々、キュウコンというポケモンがおった。そのシッポには神通力が 込められており、そのシッポに触ったものには、千年の崇りがかかると 言われておった。にもかかわらず、ふざけてシッポに触れた者がおったの じゃ。しかもそれは人間じゃった。」 人間 に反応するパートナー。 「案の定、その人間には千年の崇りが降りかかったが、サーナイトという ポケモンが人間を庇い、祟りを自分の身に受けて身代わりになった。その 人間とサーナイトはパートナーの関係にあったからじゃ。 人間とポケモンには、強い絆があるんじゃ。」 「でも人間はいいヒトもいればわるいヒトもいるんでしょ?」 とパートナー。「左様。サーナイトを見て可哀想になったキュウコンは 人間に問いかけた、『サーナイトを助けたいか?』と。・・・だが人間は、 サーナイトを見捨てて逃げてしまったのじゃ。そんな人間に失望した キュウコンは予言した、『いずれあの人間はポケモンに生まれ変わる。』」 (人間がポケモンに!? 驚くパートナー) 「『そしてその人間がポケモンに転生した時、世界のバランスが崩れるで あろう・・・』と。この話はここでお終いじゃ。」 黙りこくる二人。 「ほほう。面白くて声も出ないか? まあそう深刻な顔をしなさんな。 最近はホントじゃないかとの噂もあるらしいが、所詮ただの おとぎ話にすぎぬよ。」救助基地へと帰る二人。 「ねえ、今日は救助活動休みにしない? 何だか気がのらなくて・・・」と 切り出すパートナー。「あんな話を聞いちゃった後だからかな、ハハハ・・・」 と去ろうとするパートナーだったが、堪え切れない言葉が止められなかっ た。「ごめん! 主人公! 僕、君の事をちょっぴり疑っちゃった・・・ でも、 もう迷わない。だって主人公は、僕の、かけがえのない、友達だから・・・」 「また明日、頑張ろうね!」 その夜、主人公はまた夢を見る。またいつもの夢、いつも見るシルエット・・・ また何か言っているがうまく聞き取れない、今度はこっちから聞いてみる。 「きみは だれ?」「・・・私は・・・サーナイト。」サーナイト!? 「よかった・・・ やっと会えた・・・。」「やっと、って・・・? 前から知ってた ってこと?じぶんは?」「・・・わたしは あなたの・・・・・・」もっと聞きたいにも 関わらず、ここで意識が薄れていく・・・ 起きた主人公は、夢の出来事を整理する。いつもよりハッキリした夢で、 そう、語りかける声の主はナマズンから聞いた話に出てきた、あの サーナイトだった。主人公の頭を、最悪の予想がよぎる。 「自分の正体は、サーナイトの元パートナーの人間で、サーナイトを 見捨てたせいでポケモンになったのかな・・・」 (続く) 26 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/07/31(月)01 14 10ID ZSzr1EUo 迎えに来たパートナーに顔色が悪いよ?と指摘される主人公。それは そうと、広場の方がなにやら騒がしかったとのこと。早速二人で広場に 向かう。・・・店に誰もいない広場。不穏な空気が漂う。 皆は広場の中央に集結していた。その輪の中で話している誰かの 独断演説を聞いているらしい。 「キュウコン伝説は本当だというんです、私噂なんて信じてなかった もんですからもうビックリで!」「しーっ、今、真ん中のヤツが話してるんだ、 静かにして。」誰だろう? ・・・そこで二人を呼ぶ声が。 キャタピーだった。ちょうどいいとばかりに、話し手が 誰なのかを尋ねるパートナー。「そ、それが・・・」 ゲンガーだった。「・・・というワケで、オレがせいれいのおかに行ったら、 そこでスゲー物見ちゃったんだ ケケッ!」 「あるポケモンがネイティオに相談してたんだ・・・そいつ、見た目はポケモンだが、何と元人間なんだとさ!」 「しかもネイティオがその人間とやらに言ったんだ、ポケモン化したのと世界のバランスが大きく関係してるってよ!」 キュウコン伝説通りの筋書きに騒ぐ聴衆ら。 「それだけじゃないぜ! 最近、災害がよく起こってるが、あれは 世界のバランスが崩れたせいなんだと! しかも崩れたバランスを 早く元に戻さないと、世界はトンでもないことになるって いってたぜ! ケケッ!」 世界がトンでもないことに、の節で騒然となる一同。 ア アイツめ!・・・騒ぎをわざと大きくしてる・・・。 憤るパートナー。 どうすればいいんだとの声にゲンガーがいやらしく答える。 「まあまあ諸君、慌てずとも方法はあるさ。簡単なコト、その人間が ポケモン化したせいで世界のバランスが崩れたなら、ソイツを倒せば 元通り、だろ?」 た、確かに! と相槌を打ったのはハスブレロ。 そしてゲンガーはとどめの一言を放った。 「しかもソイツは伝説によるとサーナイトを見捨てた ヒドい奴なんだぜ? 倒されても文句言えないと思うけどな。」 . . . 「 な あ 、 主 人 公 サ ン よ ? 」 不意を突いたゲンガーの言葉と振り向きに仰天する二人と、一斉に 主人公を見る聴衆たち。「何だって!? アンタが伝説に出てくる 人間!?」「ホントなのかよ! オイ!」 問い詰められる主人公。 「こ、これには深いワケがありまして・・・」と必死でパートナーが弁明する ものの、「オマエに聞いてんじゃない! 主人公に聞いてんだ、 どうなんだよ!?」と一蹴される。二択が表示されるが、どちらの選択肢も 「・・・・・・。」 返す言葉のない主人公。 ゲンガー「そういうコトだ諸君 主人公を倒して 平和になろうぜ。 ケケケケケッ!」 広場の住人が主人公に向かって、無言でじりじり迫ってくる。 倉庫番のガルーラおばちゃんが、友達エリアを分けてくれたプクリンが、 商店のカクレオン兄弟が、ゲンガーの話を聞いていたポケモン達が、今や 主人公を捕まえようとしている。「み みんな なんだっていうのさ?・・・」 怯えて聞くパートナー。「主人公、すまん!」 住人の一人、ハスブレロの 爪が主人公に振り下ろされる。パートナーの手に引かれ何とかかわす。 「わわっ、何するのさ!? 主人公、逃げよう!」二人は基地へと逃げた。 パートナー「まさか皆がいきなり襲ってくるとは思わなかったよ。・・・それに しても主人公さ、なんで言い返さなかったの! 自分は違うって、 キュウコン伝説に出てくる人間じゃないって!」 主人公「ねえ、パートナー・・・ (二択)もう 疲れたよ・・・。/救助隊 やめようか・・・。」 すっかり弱気になった主人公の言葉に驚くパートナー。主人公の言うこと には、夢にサーナイトが現れて、やっぱり自分が伝説に云われる、 サーナイトを見捨てた卑怯な元人間の生まれ変わりに違いない、と 思いつめていたようだ。主人公の言葉を聞き遂げるパートナー。 そして励ます。「でも君は、人間だった時の記憶を思い出したわけじゃ ないんでしょ? だったら、まだ分からないじゃないか! 僕は、主人公の コト、信じてるんだよ? だったら・・・」 言葉を言い終わらないうちに、誰かが現れた。 フーディン、リザードン、バンギラス。チームFLBだ。 フーディン「先ほどの広場での騒動の後、皆で話し合った。 世界を救うにはどうしたらいいか・・・をな。 そして、その結果・・・ オ マ エ を 倒 す こ とが 決まった。 28 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/07/31(月)02 20 09ID ZSzr1EUo 憧れの一流救助隊が、主人公を始末するためにやって来た・・・ 呆然とするパートナー。 フーディン「ワシもまさかとは思ったが・・・そうであってほしくないと 願ったのだが・・・残念だ。 決まった以上、ワシたちは・・・全力でオマエを 倒す!」 ジャブを始め、既に臨戦状態のリザードン・バンギラス。 (こ ここで戦うのか・・・)心の中で呟くパートナー。 だが意外なことに、FLBの面々は一歩退き、その拳を下ろした。 フーディンは続けた。 「・・・一晩時間をやる。その間に荷物をまとめ、ここから逃げるのだ。 (えっ?と聞き返すパートナー)」 「明日になれば、色々な救助隊が追っ手となり、主人公に襲い掛かる だろう。いや、主人公だけでない。 (パートナーに向けて)主人公に付いて 行く全ての者は敵とみなし、容赦なく攻撃してくるだろう。それはワシたちも 同じだ。当然、お前達を倒しに行く。 しかし、それでも 何とか 逃げ延びる のだ。逃げて 逃げて・・・生き延びるのだ。真実を 見つけるまで ・・な。」 パートナー「フーディン・・・・・・。」 「次に会うときは、容赦しないぞ。 ではな。」 FLBは去っていった。 パートナー「主人公・・・フーディン達もああやって、君のこと、信じてるんだ。 僕だって前に言ったでしょ? もう迷わないって。何があっても主人公の こと信じるって! 例え他の救助隊が襲ってきたって、僕は怖くないよ。 なのに、主人公が自分のこと信じられなくて どうするんだよう!」 キャタピー「主人公さん。」 キャタピーも心配して来てくれたのだ。 パートナー「キャタピーちゃん・・・。」 キャタピー「主人公さん、僕、約束しましたよね? 僕も大きくなったら 救助隊やるって。主人公さん・・・くじけちゃ ダメです。主人公さんは 僕にとって、ヒーローなんだから。」 二人の言葉を聞いた主人公は、みたび二択を迫られる。が、その内容は 無言でも弱気でもなく、完全に勇気を取り戻した、力強い言葉だった。 パートナーの顔にも輝きが戻る。「それでこそ 僕らの主人公だよ!」 「とりあえずはここを離れるけど・・・絶対またここに戻ってこようね! 真実を 見つけて!」 翌日早朝、救助基地を出る準備を整える一行。まだ広場のポケモン達は 寝ぼけているので、今のうちに倉庫の物資調達や商店の買い物を 済ませておくことにした。よほど早朝だったせいか、皆、訪れているのが 主人公一行だとは気づかないほど寝ぼけたままだった。正直おっかな びっくりだが、この先の道中は危険だらけだろうから、準備を怠るわけには いかないのだ。そして全てが済み、基地を出る時が訪れた。 「仲間になってくれたコイルや、旅の道中で仲間になってくれた救助隊の 皆を巻き込みたくないから・・・仲間には黙って、僕たちだけで行こうね・・・ 追っ手の救助隊から 逃げて逃げて、逃げ延びなきゃね。」 フーディンの言葉が回想される。(そう・・・自分は何者なのか? その真実を見つけるまで逃げ延びなきゃ。たとえ、地の果てまでも・・・・・・。) パートナー「よし、じゃあ行こう!」 *「主人公さん!」二人を呼び止める複数の声。二人に救助された、 キャタピー・トランセル・ワタッコ2体・ディグダだった。みんな見送りに来て くれたのだ。さらに、救助メール郵便屋のペリッパーが、ポストに何かを 入れていった。 「アバヨ! しばらく サヨナラだ。 でも また 手紙を 運べる その日が 来るまで・・・・・オレは いつまでも 待ってるぜ。 -さすらいの ゆうびんやさん ペリッパーより-」 パートナー「うう・・・・・・みんな ありがとう!」半泣きで応えるパートナー。 「みんな、また会う時まで元気でね!」 ~こうして、主人公達の果てしなく辛い旅が始まった。各地では、 自然災害の爪痕が生々しく残っていた。災害で地割れだらけになった 山々を乗り越え、山火事が収まらず今だ燃え続ける野原を乗り越え・・・ しかし、主人公達は泣き言も言わず、遠く そのまた遠くへと進むのだった・・・ (続く) 33 :ポケモン不思議のダンジョン@まだ空気読まず続行:2006/07/31(月)19 26 42ID ZSzr1EUo 災害の爪跡を見ながらも、東へ東へと逃げ続けた主人公一行。 だが追っ手の救助隊らの声がすぐ迫っていた。慌てた一行、東へと抜ける 唯一の道、「ぐんじょうのどうくつ」へと歩を進める。新米とはいえ数々の 救助活動をこなしてきた一行は、この洞窟にもさして苦労することなく、 早々と突破してしまった。 しかし追っ手の救助隊らも息つく暇も与えず追いついて来る。背後はもう 塞がれ、行く手には「ほのおの やま」が立ちはだかっていた。災害の 影響を受けてか、異常なまでに溶岩が噴出しとても進めそうな場所では ないが・・・選択肢は無かった。一行はほのおのやまへと足を踏み入れる。 「何て奴らだ! ここまでだって誰も行かなかった未踏の地だというのに、 ほのおのやまに入るなんて」躊躇する追っ手。「仕方が無い、ここから先は 勇気のある者だけ追いかけるんだ!」 ほのおのやまの野生ポケモンをかいくぐり、山頂まで来た一行。尋常 でない量の溶岩が溢れる様子を見て、こんな所に長居は無用と先へ 進もうとするが・・・「山の叫びが聞こえる・・・、オマエ達か! ほのおの やまを苦しめるのは!」 山の異変を主人公らが何かしたせいだと思った 伝説ポケモン、ファイヤーが突然襲いかかってきた。容赦のない猛攻を 受けるが、戦闘でこれを退ける一行。倒されてもなお敵意むき出しの ファイヤーに、パートナーが事情を説明し誤解を解く。 追われて偶然ここに逃げ込んだだけだという事、この山だけでなく世界 各地で災害は起こっており、今は尋ね人の身だがいずれ原因を突き止め たいという事。ファイヤーは何とか信じて通してくれる。 「ただし、災害原因を突き止めて防ぐのは いずれ でなく すぐに という条件付きですからね。(意訳 すっかり遠景となったほのおのやまを見つめ、一休みする二人。 恐ろしい噴火も、ここからは綺麗な景色に見える。 「ここまで来たら、ひょっとしてもう誰も追ってこないんじゃない?」 ふと パートナーが訊いてくる。現実的に「いいえ」と答えて否定しても、調子を 合わせ「はい」と答えてあげても、結局現実に引き戻されるパートナー。 「・・・フーディン達なら、きっとあの山だって越えて追ってくるだろうね。 しょうがないよね、先へ進もう。」 パートナーの疲れを心配して出発をまごつく主人公だったが 気丈なパートナーに引かれ出発。 とにかく追っ手の付いて来られそうにない厳しい地を求め、今度は北へ 北へと進路をとる一行。山また山、ぬかるんだ沼、凍りついた崖を越え、 一行は遂に、樹氷が木々を包む、氷雪の地へとやって来た。 ポケモン一匹見当たらない寂しい場所だったが、一瞬行く手に何者かの 姿が。こんな所になぜ・・・と考える間もなく去ってしまうが、考えても 分からないよねと開き直り、とにかく行く先の「じゅひょうのもり」を 越えることに。 森を進んでゆく一行。その気配をこの森の主が 察知する。「何者かが森に侵入している・・・森の冷気が弱まってい のもそのせいなのか・・・何としても食い止めなくては、森を守る ためにも」・・・もしやこのパターン。 豪雪吹きすさぶじゅひょうのもりおくちへ到達し、さらに先へ進もうとする 一行に「引き返せ・・・!」の声が。サンダー、ファイヤーと来て、伝説の 鳥ポケモン3体目、フリーザーにまで襲われるハメになってしまった二人。 災害と同時に訪れたせいで、やはり森の異変が主人公らのせいだと 思い込んでいる。勘弁してくれ( A`) またも実力行使でフリーザーを止めた後、説得するパートナー。 「異変はここだけじゃなく各地で起こってるんだ。僕らが来なくたって 森の冷気は乱れていたよ!」 だが今度のフリーザーは聞く耳持たず。 信じられるかと一喝して再び襲いかかってきた! 「―待て!」 だが、フリーザーと二人の間に何者かが立ちはだかった。 わざわいポケモン、アブソル。主人公らが道中で見た何者かの影は、 彼だったのだ。 「この者達の言うことに偽りは無い。私は自然災害をキャッチする力が あり、導かれるままにこの地へ来たのだが、今、災害はこの地の至る所で 起きている。しかも今回は、今まで感じたことの無い特別なものだ・・・。」 こうまで言われると信じるしかないフリーザー。「ただし! これ以上 災害が広がらぬよう、食い止めるのだ。頼んだぞ!」 助けてくれたアブソルに礼を言うパートナー。アブソルは、この災害を 止めるためにはどうやらお前達と協力したほうがよさそうだと、仲間入りの 申し込みをしてくる。快諾するパートナー。かくして、二人きりの逃亡道中に 心強い助っ人が加わった! ・・・が、相変わらず終点は無い。あても無く ただ寒い北へと進むのみで、一行に疲れの色が見え始める。 136 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/08/08(火)09 54 37ID uT1okzBO ttp //puka-world.com/php/upload/large/img-box/1154975366280.zip 28-33途中までの実際の映像をBGMと共にお楽しみください 139 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/08/08(火)11 41 33ID uT1okzBO ~ 33 136の続き~ あまりの厳しさに思わず先行きの不安を漏らすパートナー。どう答えても 最後は、余計不安にさせてゴメン・・・と謝られることになるが、その時 主人公に異変が。めまいのような感覚とどこかで聞いた声。 なんと突然、主人公の前にサーナイトの幻が現れた。パートナー、 アブソルには見えていないようだ。 また会えた事の喜びと共に、「伝説の元になったキュウコン本人が、 この先の『ひょうせつのれいほう』で主人公を待っている」という重大事実を 伝え、サーナイトはまた消えていった。 「ひょうせつのれいほう」入り口にて、事情をパートナーに話す。 パートナーは何にせよこれでやっと主人公の無実が証明できるね、と 前向きだが、まだ不安が顔に残る主人公。それを見てまた励ましてくれる パートナー。一行は、長い逃避行の末ついに見えた終着点、ひょうせつの れいほうへと進む。その奥地は大量のがんめんポケモン、オニゴーリの巣 であり、粉雪や凍える風を吹き散らして一行を排除しようとするが、3羽の 伝説鳥を退けるほどに成長した一行は、それさえも潜り抜け遂にれいほう の山頂に辿り着いた。ここで行き止まりのようだが・・・ ・・・背後から声がした。チームFLBも追いついて来たのだ! 「決着をつけよう」と襲ってくるFLB。遂に戦火を交える。 しかしどこからともなく現れたキュウコンが割って入り戦いを止める。 古えの伝説上のポケモン張本人の実在に多少なり驚きを隠せないFLBの 面々。だがすぐ気を取り直してまくし立てるフーディン。 「教えてくれキュウコン!伝説に出てきた人間が誰なのかを! 答えによっては、ワシはコイツを倒さねばならん!」 キュウコン「伝説がどう伝えられたかは知らないが、尻尾に触れた愚かな 人間をサーナイトが庇い、人間はその場から逃げ出し、後にポケモンとして 転生した・・・そこまでは事実だ。そして、転生したポケモンは今もなお、 生きている」 「主人公よ・・・・・・・・・・・安心しろ、だがソレはおまえではない。」 思わず聞き返すパートナー。 キ「主人公は伝説に出てくる人間ではない、そう言ったのだ。」 無実の証明に、力が抜けて震えがとまらないパートナー。深呼吸の後、 ただ主人公に飛びつき、全身全霊で無実を喜び合った。 キ「それともう1つ。確かに私は世界のバランスの崩れを予言したが、 人間がポケモン化したことと、バランス崩壊は関係していない。災害の 原因は、また別のところにあるのだ。」 パ「やいお前達!違ったじゃないか! さんざん疑っといてさあ!」 ただ平謝りのフーディン、ゲンガーの口車に乗せられたことを認める バンギラス、こんなコトじゃないかと思ってたぜ~ハハハと調子のいい リザードン。 どうだか全く・・・とまだ怒り気味のパートナーだが、ここで 新たな疑問発生。 「あれ? 伝説上の人間は主人公じゃないのは分かったけど、じゃあ 主人公はなんでポケモンになったのさ?」 疑問に口を挟むように、唐突に大きな地震が発生する。エアームドの 誤解の元、主人公の夢の中での揺れの正体だ。 キ「地殻変動、ますます災害が進んだ影響だ。そしてこの影響で、 地底深く眠っていた大地の化神、グラードンが復活する!」 グラードンの名に反応するフーディンとバンギラス。知らないパートナーが 訊き、フーディンが解説してくれる。神話の世界に出る伝説ポケモンで、 その昔、大陸を創造した主。カイオーガとの死闘の末、休眠に就いたらしい のだが・・・そんなのが暴れたら災害以上に大変なことに、と警告する キュウコン。FLBはすぐさまグラードンを止めに行くのを決定。 パートナーも行くというが、FLBが止める。「グラードンは今までの ポケモンとレベルが違う」「お前らは旅で疲れたろうし、帰ってゆっくり 羽を伸ばしておけ」「安心しろ、ゴールドランクは伊達じゃねぇ。」 こうしてFLBは休む間もなく次なる旅へ。そこまで言われてしまうと、FLBの 好意に甘えるしかなくなった一行。結局ポケモン広場に帰還することになった。 その頃、ポケモン広場ではイジワルズのゲンガー・アーボが、 「主人公討伐される」の報告を待っているところだった。 さらに広場に残っていた住人のハスブレロ・ブルー・キャタピー・ダーテング らに「お前ら何故行かないよ?」とけしかける。 あんな遠くまで逃げられちゃ追えないよ、それよりそこまで言うなら お前らが追えよ、と突っ込むが、 「オレ達は討伐の報告を受ける役だからいいのサケケケッ!!」 「・・・ちっ! 勝手に決め付けてやがる」 そこにイジワルズのチャーレムが駆け込んできた。「大変よ! 主人公達が、主人公達が・・・『ケケッ!ついにくたばったk』 ちが~う! 帰ってきたのよ!」 201 :ポケモン不思議のダンジョン:2006/08/11(金)11 06 25ID c14hgA+m 139続き 久々に帰ってきたポケモン広場を見て、懐かしさをかみしめる主人公と パートナー。広場の真ん中にいたゲンガーを見つけたパートナーは、 ゲンガーを厳しく追求しだす。 パ「お前の言うことデタラメだったじゃないか! キュウコン本人から 主人公は伝説に出てくる人間じゃない、ってことを確認できたから、 あらためてここに帰ってきたんだ」 ウゲゲッ! ひるむゲンガー。だがこちらも狡猾、 ゲ「そこまで言うなら、その会話の証拠を見せてみろよ。」 パ「証拠は・・・無いけど・・・」 ゲ「ケケッ! しょうこがなくちゃ、 しょうがない!」 証拠不十分を傘にして、住人に主人公らを取り押さえる ように、とまた煽るゲンガー。 だが、今度は誰一人その場を動かない。 キャタピー「・・・僕は元々、主人公さんを信じてたんだ! お前なんかに騙されるもんか!」 ダーテング「俺もやめだ。主人公は危険を顧みず、無償で俺の 命を助けてくれたんだ。そんな悪いヤツとは思えん。」 ハスブレロ「俺ももういい! 主人公を信じるぞ!」 ブルー「そうだそうだ! 証拠が何だってんだ!」 一瞬で形勢逆転、孤立無援のイジワルズ。 郵便屋ペリッパーが バラ撒いていった号外ビラがトドメとなった。 『~主人公 無実だった~:キュウコンに出会った主人公は、フーディンの 立ち会いの下、自分が伝説に出てきた人間ではないことを証明した。 これにより、ゲンガーの言ったことは、真っ赤なウソであることが判明した。』 ゲ「ウゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲゲ~~~~~~ッ!!」 ハ「キサマら~~~っ!」 ダ「待てーーっ! コノヤロー! 騙しやがってー!」 住人に追われイジワルズは逃走。 他人にした人の嫌がるコトは、めぐり巡って自らの元へ帰ってくる・・・ ありがちな格言を身をもって証明したのであった。 約束どおり帰ってきたよ、と キャタピーに語りかけるパートナー。 キ「・・・ぐすん・・・よかったです・・・」 その日はすぐに帰り、翌日から救助活動復活ということでお開き。 そして、いつもと変わらぬ平和な日々が戻ってきた。 ストーリーとは関係ないが、この後イベントを進める前に広場の住人らに 話すと、思い思いの言葉が聞ける。 主人公を襲った張本人の1人として謝罪するハスブレロ・ブルーら、 君達がそんなコトするような子じゃないとは思っていたよ、とリザードンと 似たようなことを言う店の方々、面白おかしくキュウコン伝説をペラペラと 喋ってしまい、騒ぎを大きくしてすまなかった、とションボリなナマズン じいさん。 それにしても、口調的に子供と思われるポケモンは割と素直に 謝るのに対し、大人のポケモンは大体が「扇動にモロに乗せられ広場の 主人公に迫ってた>疑惑が晴れると一転『まあそんなコトじゃないかt(ry』」 と、リザードン方式で釈明するのが興味深い。人だろうがポケモンだろうが オトナって汚い・・・何か釈然としない、モヤモヤとしたわだかまりのような 感情を残すイベントの幕切れであった。 そのまた翌日の夜、主人公はまた夢を見た。今やサーナイトの姿が はっきり見える。声も聞き取れる。 主人公は問う。どうして君は僕の夢の中に現れるのか? サ「精霊の使いとして貴方を見守ること・・・それが今の私に与えられた役割 だからです。私はかつてトレーナーの人間に代わって祟りを受けてしまい このような実体の無い存在になってしまいました。 (主:それキュウコン伝説のことだよね? 君を見捨てて 逃げちゃう人間なんて・・・ヒドイよね。) ―(笑って)はい。ヒドイ人です。イジワルしたり、騙したり、しょうがない ヒトです。本当に。でも私、あの人のこと恨んでなんていません。 (主:なんで!?)・・・それは・・・ホントどうしてでしょう? 私にもよく 分かりませんが、でも・・・ヒドイ人だけど何故か憎めないんですよね。 ちょっと変わってるけどいい所もあるんですよ」 ―『主:なんで そんなに信じてくれるの?―パ:あれ? なんでだろうね? よく分からないや・・・でも、最初に出会ったあの時から、何かピンと きてたんだ』―(パートナーと同じコト言ってるよ、サーナイト・・・) サ「それにあの時は私、必死だったから・・・パートナーと認めたものを 命がけでお守りする、それが私達サーナイトなのです。あの人を無事に 護ることができた・・・それだけで私は嬉しいのです。」 サーナイトの凄まじい本能に呆然の主人公。 サ「あと、私は今のような存在になってしまっても嫌ではないんですよ。 私は今の役割に誇りを持っていますし。 ・・・万物にはかならず役割が あります。私には私の、そして貴方もまた、ある役割を負ってこの世界に 導かれたのです。」 230名前:ポケモン不思議のダンジョン@そろそろ終わらせるかぁ[sage]投稿日:2006/11/01(水)13 07 19ID se8r9gKa0 主人公「え・・・? 役割って、どういうこと?」 遮るようにまたも地震発生。 サーナイトに聞く前に夢から覚めてしまう。「・・・サーナイトは知っている! 自分が何故ポケモンになったのかを」「それから、ある役割を持って、って 言ってた・・・それって一体?」 ~幕間~ チームFLBがグラードンを鎮めに行くという大役をこなすことになり、 ポケモン広場に帰還した主人公らは、いつも通り各地のポケモン達から 来る小依頼をこなす生活に戻る。 ある日、基地にソーナノ&ソーナンスのコンビが訪れる。「さわぎのもり」で マンキー達が大暴れしており安心して過ごせないので、こらしめて ください、とのこと。伝説ポケモンさえ退けるほど成長した主人公らは、 陣取っていたマンキー3匹をあっさり倒してしまう。 基地に帰還し成功報告。ソーナノがくれたお礼はただのイガグリだったが (ガッカリ)、そこに逆恨みしたマンキー3匹が仕返しに登場。 だがマンキー 達は主人公の手にある大好物のイガグリを見て態度が一変。パートナーが その様子を見て「じゃあ、僕達を手伝ってくれたら、コレあげてもいいよ。」 と提案。イガグリをエサに、前々から望んでいた救助基地の改装工事を 手伝ってもらえることに。紆余屈折ありながらも、格闘タイプで力のある マンキー達のお陰で、念願の基地改築が達成された。 ~幕間終~ そんなこんなで数日が経過。突然に広場からハスブレロ登場。向こうで 何かあるらしい。広場ではダーテングが演説していた。 「フーディンらFLBが、マグマ溢れる地底に住むグラードンを鎮めに行った が・・・まだ帰ってこない。音沙汰すら来ないのだ」FLBの身に何か起こったのか。 「そこで今回、各地から特別に呼んだ救助隊の中から 強者を選りぬき、特別チームを編成したい。」 改めて広場を見ると、ここらで見ないポケモンや、いかにも強そうな ポケモンでいっぱいだ。当然の如く志願しようとするパートナーだが、 ハスブレロにまだ力不足だと止められる。 結局、選ばれたのはカメックス・オクタン・ゴローニャの3匹。全員が救助隊 のリーダーを務める屈強で有名な連中で、「マグマのちてい」に生息して いそうな野生のほのおポケモンや、地面タイプのグラードンとも相性が 良さそうだ。この3匹が行ってくれるなら申し分ない、と即決する ダーテング。確かにこれでは、主人公ら無名チームの出る幕は無さそう。 捜索は彼らに依頼されることに。 翌日、また広場が騒がしい。急いで向かった主人公らが、ポケモン広場で 見たものは・・・無残に傷つき地に伏した、特別チーム3匹の痛々しい姿 だった。地底のダンジョンで返り討ちに遭ったらしい。 オクタン:「グラードンに会うことすら できませんでしたわ・・・」 ?:「ケケケケケッ! 始めからダメなのに無茶するから こうなるんだよ!」 どのツラ下げて戻って来れたか、ゲンガー登場。単に揉め事や混乱を 煽るのが好きなのだろう。 「ケケッ! 頑張ったからといって、必ずそれが良いとは限らないのサ! 時には諦めも肝心なのだ~ ・・・アレ? 我ながら良い事言ったかな! ケケケケケケケケッ!」 周りの救助隊も、カメックスらがやられたことで完璧に逃げ腰。タイプの 不得手を理由に俺は行きたくないの応酬。企画したダーテングも、かつて 炎弱点を理由にほのおのやまに入れなかったクチ。パートナーにまで 弱気が移っているが、こうなったら、もう答えは1つしかない! パートナー「みんな聞いて! ボク達が行く! フーディンを助けに!」 空気一変。「誰だあいつら」「ポケモンズ?聞かないな」「ここらじゃ有名さ、 キュウコン伝説で疑惑掛けられて逃げてたっていう」「大丈夫かよ? 見た感じ弱そうだぜ?」・・・結構勝手言うなァおい パ「確かに力不足かもしれない・・・でもボクらは救助隊だ! 助けるポケモンがいる限り、絶対諦めたりはしない!」 気を取り直す他の救助隊一同。せっかくの混乱をまたも主人公らに止め られたゲンガー、「アホかお前ら!? 行ってもどうせ返り討ちだぞ!」 と 必死でかき乱そうとするが、さっきまでのびていた特別チームの3匹まで 起き上がり「諦めたらそこで試合終了ですよ」発言で追い討ち。 結局みんな団結してしまい、居場所の無くなったゲンガーは捨て台詞を 残して退散していった。 その夜、地震で遮られた夢の続きを見る。 サーナイトが主人公を応援しに 夢の中に出てきたのだった。主人公はグラードンについて知っていることは 無いかと聞くが、生憎それは知らないとの答え。が「主人公の役割が少し ずつ終わりに近づいている」という。その役割とは? 「・・・今度の冒険が終われば、お話できると思います。」 232名前:ポケモン不思議のダンジョン[sage]投稿日:2006/11/01(水)14 56 36ID se8r9gKa0 翌朝、FLB捜索に「マグマのちてい」へ出発。 流石に特選隊を壊滅させる だけはあり、地下1Fからいきなり野生のニド夫妻やら何やらが大量。 最深層に至ってはイワークとハガネールしか生息しない、大蛇の巣窟と なっていた。何とかやり過ごし先へ進むと・・・FLBのリザードンとバンギラス が倒れていた。グラードンにやられたらしい。喋るだけの気力は残っている ようで、フーディンが今なお独り戦っていると教えてくれる。 加勢しに急ぐと、そこにはフーディンの姿。が、グラードンの姿が見えない。 「お主たちか、下がっておれ! この敵はかなり厄介だ・・・来るぞっ!」 「えぇ!? 何処から!」 刹那、閃光が迸る。その一撃でどこかに吹き飛ばされたのか、フーディン の姿は無く、代わりにそこにはグラードンの巨体が・・・ パートナー:「次はボク達の番だ・・・でも タダじゃやられない!」 グラードンの力により地下にも関わらず天気は日照りと化す。 決死の攻防。 ―辛うじて勝利。 さっきの一撃で何処かへ吹き飛んでいたフーディンや、 手前で倒れていた2体が現れた。 感傷に浸る間はなく、ここを早く出たほうがよいとフーディン。グラードンが 暴れたせいでダンジョンは既に落盤が始まり不安定になっていたのだ。 くずおれたグラードンを見て心配するパートナーだが 「眠りを妨げられて我を失っていただけだ、じき目を覚ます。」とのこと。 これでも全力じゃなかったのか・・・ ポケモン広場に帰ると、既に大勢が主人公らを待ち構えていた。あの FLBや特選チームさえ歯が立たなかったグラードンを倒し、無事救助を 成功させたとあって、お尋ね者から一転、英雄扱いに。 フーディンからも直々に「お前達のチームが一流だと認められたのだ、 胸を張れ。」半泣きのパートナー。 と、祝勝ムードの広場中にに突然、奇妙な音波が発生。皆にも聞こえて いる。誰かの「声」のようだが― パートナー「どこかで聞き覚えが・・・ そうだ! ネイティオだ!」 フーディン「ネイティオ! そうか! テレパシーだ! テレパシーで皆に呼びかけているのだ!」 ネイティオ『・・・ポケモン達に告ぐ!ײ 大変だ! 空から、隕石が・・・巨大な 星が、真っ直ぐこちらに接近している! 今まで沢山の自然災害が起き、 世界のバランスがおかしくなっていたのも、この星が少しずつ接近していた せいだったのだ・・・このままでは大地に衝突し、予知通り大変なことになる!』 フーディンが防ぐ方法はあるかと聞くと、ネイティオは語りだした。 『方法は・・・ただ一つ。遥か天空に住むという伝説のポケモン、レックウザ。 彼に頼んで星を破壊してもらうしかない。ただ、レックウザの棲家はもの すごい上空で、誰も姿さえ見たことが無い。 私とフーディンのテレポートの 力を合わせ増幅させれば何とか行くことまではできるかもしれない。が、 雲の上の世界に何があるかは分からないしその後、帰ってこられるかも、 分からない・・・』 パートナー「だったら、ボク達が行くよ!」 「ワシも、任せられるのはお前達しかいないと思っていた、 だが本当にいいのか?」 フーディンが問う。 パートナー「危険は承知さ! 皆が平和に 暮らせるのが、ボクの一番の願いなんだ。」 決意の固さを聞き、ネイティオはフーディンとテレポート増幅の 方法について話すことに。出発は翌日。 疲れを取るため、早く寝ることに。そして主人公はまた夢を見る・・・が、 様子がおかしい。 主「うう・・・なんでこんなに苦しいんだろう・・・こんなの初めてだ」 枕元にはゲンガーがいた。 「どうだ ゆめくい の味は? 苦しいだろう?ケケッ! それにしても、お前も 元人間だったとは、知った時驚いたぜ。まあどうせそんな奴、ろくでなしに 決まってるがな! オレの ゆめくい でお前のココロを見抜いて尻尾を 掴んでやるぜ! ケケケッ!」 だがそこへ、主人公を護るかのように光の珠が接近。ゲンガー退避する。 主「苦しみが抜けていく・・・サーナイト? 聞かせてもらえるかな? 自分が何者なのかを」 やはり光の正体は実体のないサーナイトだったようだ。 「時は来ました、全てをお話しします」 サ「主人公さん、あなたはこのポケモンの世界を救うため、ポケモンに なったのです。私達はこの世界が危機に瀕していることを知り、ポケモン 世界以外からも救世主となる者を探し続けていました。見つからずに半ば 諦めかけた時、一人の人間に出会った。それがあなたです。」 主「ちょ、ちょっと待ってよ! 救世主なんて、 自分はそんな大それたもんじゃないよ!?」 233名前:ポケモン不思議のダンジョン[sage]投稿日:2006/11/01(水)16 14 10ID se8r9gKa0 サ「はい、初めて会った時もそうおっしゃってました。ですが必要なのは 見せかけの力ではなく、真の勇気なのです。・・・真の勇気なんてもっと 自信ない? それもお会いした時、そうおっしゃってました。 ですのであなたは続けてこう言ったんです。」 《そこまで言うなら、自分が救世主にふさわしいか、見極めて欲しい。 もしふさわしいと思ったなら、その時になって初めて教えて欲しい。》 サ「そしてあなたは無心で挑むため人間の記憶を消し、仲間と共に戦う ため自らポケモンとなり、この世界にやって来たというわけです。」 主「自分が、そんなことを・・・」 サ「あなたの勇気は証明されました。あなたは間違いなく世界を救う役目を 負っています。そしてその役目も、もうすぐ終わろうとしているのです。 ・・・そう、星の衝突を止めること。それが達成されたとき、あなたは役目を 終え人間の世界に戻れるのです。」 主「人間に戻れる・・・! でもそれって、つまり・・・」 サ「はい、パートナーさんともお別れすることになります。パートナーさんは あなたを慕っているので、あなたがいなくなれば・・・悲しむでしょう。でも、 こればかりは仕方の無いことです。出会いがあるから、別れもあるのです ・・・私にも、昔、大切な、かけがいのない友達がいました。でも、どこかに いってしまいました。いなくなるのは、寂しいです・・・・・・。 でも、いつか また会える。私はそう信じているんです。」 一瞬、夢の世界が揺らぐ。 サ「誰かが、夢の中を覗いていたみたいです。 夢の中に悲しい気持ちだけが残っています。泣きながら、走っていった みたいです。 ・・・・・・もうすぐ朝です。ではまた。」 夢はそこで終わった。 朝。いつもの通りパートナーが迎えに来る。「行こう 主人公! 天空へ!」 一行はフーディン・ネイティオの待機するせいれいのおかへ。ネイティオは 元々奇行が多かったが今回も唐突に「クワーーーッ!!」とか叫んでいる。 テレポートの力を集めている所だった。そして「テレポートの結晶」が完成。 ネ:「これで天空まで飛べる。エスパーの力を集めて作ったものだ。 私と、フーディンと・・・あれ? もう一匹ゴーストタイプのポケモンが 力を貸してくれてたんだが・・・」 フーディン:「ハハハッw 恥ずかしいのだ、分かってやってくれ。 それより、もう一度聞くが・・・」 再び決意を問うフーディン。 パ:「もちろん!これで世界が平和になる なら、ボクは命も惜しくない!それがボクの願いなんだ」 主:(そう、そしてその願いが叶った時―・・・これが最後の冒険になる) パ:「行こう、主人公!」 テレポートの結晶で、ふたりはワープした。 雲の上に尻もち着地した一行。その眼前には、雲を貫き、天にそびえる、 高い高い雲の塔があった。これがレックウザの棲家「てんくうのとう」・・・ 壮大な景色に感動しつつも、一刻の猶予もないと急いで先に進む。 主人公の切ない決意と共に、最後の冒険が幕を開けた。 雲の世界は未踏の地。だが地上では見たこともない奇妙なポケモンを 始め、雲を棲家とする飛行やゴースト、ドラゴンタイプのポケモン、時代を 取り残されたポケモン達が生息していた。血路を開き、進みに進んだ 最上階にて、声が聞こえる。?:「誰だ!我が領空を侵すものは!」 もちろんレックウザだ。パ:「実はどうしても頼みがあtt『ならん!』 本人が降臨する。 レ:「我は天空に、そなたは地上に生きる者! 定められた生き場所がある! それを侵す者は容赦せぬ!」 やっぱり分かっていただけずに戦闘開始。必死で倒すと、 倒れたと同時に大きな揺れが発生。 パ:「ここでも地震!? ・・・なワケないよね、だってここは雲の上・・・ そうか、レックウザ!上見て!」 見上げると、もうそこまで接近した星が 間近に! 揺れはその衝撃波だったようだ。 パ:「これを破壊してもらうように、ボク達あなたに頼みに来たんだ!」 レ:「そうだったのか・・・」 レ:「ならばその前に決意を聞かせてくれ。星が接近し過ぎた。ここから 我がはかいこうせんを放てば・・・そなた達も無事では済まぬぞ!」 パ:「そんなの! はじめから承知だよ!」 レ:「よくぞ言った! ・・・ い い 覚 悟だッ!!」 243名前:ポケモン不思議のダンジョン[sage]投稿日:2006/11/01(水)18 05 53ID se8r9gKa0 巨大隕石vs極太はかいこうせん。これ何てF○Ⅶ? 途轍もない 衝撃と共に辺りは光り輝き、主人公とパートナーは吹き飛ばされてしまう。 気づけば主人公は、灰色のもやがかかった世界にいた。身体は動かない。 「ここは夢・・・いや、夢じゃない。 確か星の爆発に巻き込まれて・・・ 魂のまま、さまよってるんだ・・・」 その何も無い世界に、 突如ゲンガーが現れた。 「こんなんでくたばるとは、ざまぁないな!ケケッ! そうだ、ちょうどいい。 コイツをこのまま闇の世界に引きずり込んでやるぜ!」 引きずられる 主人公。「・・・あれ、オレとしたことが道を間違えたかな? どっちに行くか 分からなくなっちまった。 ケッ!しょうがない、ここに捨てていくとするか。 じゃあな、アバヨ。」(・・・ゲンガー?) フーディンの呼びかけで意識を取り戻すと、そこは出発地点だった せいれいのおか。 (・・・あの時、あの時確かに、ゲンガーが助けてくれた・・・) 広場のみんなも、パートナーも傍にいた。じきパートナーも目を覚ます。 パ:「・・・もしかして、主人公もゲンガーに?」 だが言葉を遮り皆が 次々声をかけてくる。パートナーは祝いの言葉より星がどうなったかが 気がかりだが、ネイティオが教えてくれた。 「星は完全に破壊された。すぐにではないが、じき災害も収まるだろう。」 万々歳。カメックスは祝砲代わりのハイドロポンプをハスブレロにブチ撒け ようとし、オクタンは得意のからみつきで彼を取り押さえる。 「みんなマジかよ!?やめてくれ!」 和気藹々、楽しそうなポケモン達。 そして主人公の前に、 サーナイトの幻が現れた。 サ「どう見ても主人公さん達のおかげです、本当にありがとうございました。 世界の平和は守られました。・・・そして主人公さんの役目も終わりました。 もうすぐ人間の世界に戻ります。辛いでしょうが、皆に最後のお別れを・・・」 サーナイトの姿が消え、主人公の身体も光となって消え始める。 初めて救助したあのキャタピーが、真っ先に 主人公の異変に気づく。皆が振り向く。 ―パートナー、そしてみんな、ゴメン。今日でお別れなんだ。 今まで本当にありがとう。 パ:「・・・え? お別れって、どういうこと?」 ―ポケモンとしての役目が終わったんだ。人間の世界に 帰らなきゃいけない。 パ:「え? なんで? どうして? よく分かんないよ! 別れるなんて!折角・・・友達になったのに・・・」 ―そうだよ。パートナーとは、いつまでも友達だ。ずっと忘れない。 パ:「待ってよ、主人公・・・」 ―会えて、本当に良かった。 パ:「ボク、主人公がいなくなったら・・・」 ―ゴメン、サヨナラだ・・・・・・。 光の珠となり、宙へと浮かぶ主人公。ポケモン達皆が彼の名を呼びとめる。 その声も虚しく、せいれいのおかの夕陽を背に、夕陽に吸いこまれる様に消える光の珠。 パ:「主人公ーーーーーーーーー!!」 ―悲しみと静寂に包まれたせいれいのおか。皆の目には一様に涙。 「何でなんだよ・・・」「命を助けてもらった礼も言わせぬまま、居なくなる なんて・・・」「折角世界が救われて、さあこれからって時に、急に居なくなる なんてよォ・・・ひどすぎるよォ・・・・・・ううっ」 ネイティオ:「いや、主人公のお陰で世界は救われたのだ。今思えば、天空 に臨む彼の様子は、まるで何かの定めを待っているかのようだった・・・」 パートナー:「・・・きっと、主人公は、ボク達を助けるためにポケモンに なったんだ。そして星を破壊した時が、別れの時だと知っていたんだ・・・。 何で、もっと早く言ってくれなかったんだ・・・。別れると知ってたなら、 何で教えてくれなかったんだ・・・」 フーディン:「知っていても言えなかった、彼もまたお前と同じくらい 辛かったはずだ・・・・・・分かってやれ」 パートナー:「ううっ・・・主人公・・・」 パートナーはその場に泣き崩れるしかなかった・・・ 一方、天へと昇る主人公の魂。このまま何処に行くのだろう? ―ふと、誰かの声がする。 『友達が悲しんでいる・・・居なくなって初めて分かる、かけがえのない友達 が・・・もし キミも強く願うなら・・・・・・また出会うことが出来るだろう。』 (スタッフロール) ― 別れたくない・・・もっと一緒にいたい・・・ ・・・かけがえのない・・・大切な友達だから・・・ 夜。救助基地前で座り込むパートナーとポケモン達。その背後に、 願い叶い、実体化する光の珠が・・・ ~END~ 249名前:ポケモン不思議のダンジョン@エピローグ[sage]投稿日:2006/11/01(水)19 40 48ID se8r9gKa0 その後、世界は平和になるがまだまだ災害の余波は残っており、 主人公らは今まで行けなかった、また新たに発見されたダンジョンでも 救助活動を続ける。伝説ポケモン達も元のダンジョン奥地に舞い戻り、 辿り着ければ、力試ししてやるとばかりに、強さをより磨いたボス達と再戦 可能。上手くいけば仲間になってくれることも。また、三鳥を全て仲間に すると海の神への道が開け「命を賭けて、かかってこい!」が聞けたり、 三犬に認められるとホウオウに遭えたり、レックウザが破壊・撃墜した 隕石に乗ってたのが実はデオキシスだったり、ミュウツーが「西の洞窟」に いたりと、映画とか本編を見てたらニヤリな展開が幾つか。 そしてここからは、最後の最後にツンデレを見せた、ゲンガーの後日談。 ある日アーボ・チャーレムからゲンガーを見なかったかと聞かれる。何故か 彼のノリが悪くこれじゃワルさするのも当分休止だなと嘆く二人。 アーボ:「思いつめたような顔してるし。」 チャーレム:「思いつめた?いつもいやらしく笑ってるとこしか見ないよ?」 アーボ:「いや、口元あたりが微妙に違う。オレには分かる」 チャーレム:「そんなもんかねぇー」 数日後、2人が広場で話している。どうやら単身で、「ひょうせつのれいほう」 に挑んでいるという。「厳しい場所みたいだけど、どうしても キュウコンに会いたいんだって」「会って何すんだろな?」 数日後、基地の前にそのゲンガーが立っていた。 「ケケッ! おそよう! 相変わらずお寝坊だな!」 「お前なんかに頼むのはシャクなんだが・・・お願いだ。オレをキュウコンの 所まで連れてってくれないか? 一人じゃあのダンジョンは歯が立たなくて な・・・お願いだ!」 いつになく真剣にモノを頼むゲンガーに、思わず承諾 してしまう。 で、彼の護衛をしながられいほうを登ることに。 奥地には、逃避行以来姿の見えなかったキュウコンが戻っていた。 ゲンガーが語りだす。 ゲ:「久しぶりだなキュウコン。オレをこんな姿にしてくれやがって」 キ:「・・・タタリを受けたのはサーナイトであってお前ではない。おまえが その姿になったのは私のタタリではなく、おまえが逃げ出したからだ。 人間だった自分からも、サーナイトからも。その卑怯な心が原因だ。」 ゲ:「ケッ! うるせえな!そんなことより・・・そのサーナイトの タタリ、解いてくれねえか?」 キ:「・・・お前が頼みごとを?」 ゲ:「オレも物を頼むなんて悔しくて鳥肌立ちそうだがな。 断るならキサマを倒す! ・・・後ろのヤツがな!」 (!?? なマークが出る主人公率いる救助隊) だが、タタリは自分では解けないと言うキュウコン。その力はあまりに強く、 たとえ祟った本人が倒されても残り続けるそうだ。ただし、キュウコンが 怒ったのはゲンガーの卑怯な心に対して。今のゲンガーの心の持ち方 次第では、もしかしてタタリが解けるかもしれないとのこと。 キュウコンは、サーナイトの本体が眠っているという「やみのどうくつ」への カギとなる石を渡してくれた。 ゲ:「なんだよ、その洞窟とやらに行って石コロ置いたら解決かよ! 脅かしやがって ケケッ!」 ゲンガーらが去った後、キュウコンが独り言。 キ:「アイツめ、だいぶ変わったな。だがまだ揺れている。それに気づけばいいのだが。」 翌日、また基地にゲンガーが訪れる。「次も大変そうだが、よろしく 頼むぜ! ケケッ!」 「やみのどうくつ。そこにサーナイトの実体が あるんだな。オレのせいでサーナイトは・・・いや、関係ないね、単なる オレの気まぐれだ。 ケケッ!」 揺れるゲンガー。 やみのどうくつは、どくとゴーストタイプのポケモンが溢れかえる危険な 場所。ゲンガーが強力なゴースト技を喰らってしまえばもうひとたまりも ない。ゲンガーも守らねばならないが、自身も襲い来る猛毒攻撃や何やを かわしながらの難しい依頼だ。 最深部へ付き、石をいかにも怪しいくぼみに置くゲンガー。何も起こらない と思ったらどこからか声が聞こえてきた。『私は闇の審判、ご心配なく、 怪しい者ではありません。』 『先ほど封印を解くカギが差し込まれました。 このタタリはサーナイトさんへのものですね? ですが、すぐに解くわけに はいきません。あなたにその資格があるか試させてもらいます。』 ゲ:「何だ? 何か試されるのか? ボスとか出てきて戦ったりするのか?」 『いえ そんな野蛮なことはしません。質問に答え、あなたの本当の心を 見せてもらえばそれで結構です。ただし・・・』 瞬間、強い力で ゲンガーの四肢が硬直する。「ゲゲッ!」 『質問にはそこのあなた、救助隊の方に答えて貰います。』 253名前:ポケモン不思議のダンジョン@エピローグ[sage]投稿日:2006/11/01(水)21 01 43ID se8r9gKa0 ゲ:「ゲゲゲッ! 何だとーーっ! 何でコイツがオレの気持ちを 代弁しなけりゃならんのだ? オレにやらせろーーっ!」 『ゲンガーさん、あなたの心は複雑に絡まっています。あなたは、本当の 心を 決して見せないでしょう。(ゲ:何だとーー!) 救助隊の方、あなたは これからゲンガーさんの心の中に入ります。ゲンガーさんの気持ちを、 上手く誘導してください。もし彼の本当の気持ちを引き出せなかった 時は・・・タタリは、二度と解けないでしょう。』 ゲ:「ゲゲゲーッ! おい、オマエ! 適当なこと答えたら承知しないからなっ!」 ―ゲンガーの心の中。主人公の夢の世界や、主人公の性格診断がされた 場所と似ているが・・・重苦しい。これはゲンガーの使ってきた ゆめくい と 同じ光景だ・・・ 主人公のポケモン性格診断の時と同様、どこからか声が聞こえてくる。 『チャンスは一回だけです。』違うのは、声の主が精霊やサーナイトでなく、 「闇の審判」であるということだ。質問も気楽なモノではなく、 心をえぐる容赦ない言葉が飛ぶ。 『何故このタタリを解きたいのですか?』―「サーナイトを助けたいから」 『・・・それはウソでしょう? ゲンガーさんは昔、サーナイトさんを見捨てた じゃないですか そんなゲンガーさんが、なぜ今さらサーナイトさんを 助けたいのですか?』―「自分を庇ってくれた」 『確かにサーナイトさんはゲンガーさんを庇いましたね、自分の身を犠牲にして。 でも、その時ゲンガーさんはどうしたのですか?』―「見捨てて逃げ出した」 『ゲンガーさんはなぜ、サーナイトさんを見捨てたのですか?』―「後で助けようと思った」 『それで今こうしているわけですね。分かりました、質問は終わりです、 心残りはないですか?』―「はい」 (以上の会話は一例) 『ゲンガーさん、あなたがこのタタリを消す資格があるかどうか、 今から結果を言います。タタリは・・・消すことができませんでした』 ゲ:「(震えだす)ま・・・、まっt『とても残念ですが、これでサーナイトさんのタタリは永久に』 ゲ:「待ってくれーーーーーーーーー!!」 ゲンガーがかかっていた呪縛を自力で振り切る。 ゲ:「オレに・・・オレに言わせてくれ! 確かにオレはサーナイトを見捨てて 逃げ出した。タタリが自分にかかるのが怖かった。自分だけが助かれば いい・・・そう思ったんだ。 しばらくしてオレは、タタリのこともサーナイト のことも忘れてしまっていた。沢山の時間も過ぎた。 でもサーナイトはオレのことを忘れていなかった。ある晩、主人公の 夢の中でサーナイトが言ったんだ。大切な友達だし、いつかまた会える と信じてる、って。サーナイトはこんなオレでも思い続けてくれてた・・・」 ゲンガーの目から自然に涙がこぼれ落ちる。 ゲ:「それに引き換え、オレはなんて我がままで身勝手だったんだろう。 サーナイトだけじゃねぇ。チーム主人公も、あんなに嫌がらせしたこの オレの我がままを聞いてここまで連れてきてくれたんだ。 やっと分かった。オレに足りなかったもの、それはみんなに対しての 感謝の気持ち だ・・・」 突然周囲が光る。『タタリを解くカギが開きました』。 そこにはサーナイトが倒れていた。 「成功したな、ゲンガー!」 後ろからキュウコンが入ってきた。 ゲ:「オレには何が起きたかさっぱり・・・」 キ:「私はかつてオマエの歪んだ心に怒り、呪った。だからオマエの 足りない心が満たされれば、封印の方も解ける。サーナイトのタタリを 解く最後のカギ・・・それが 感謝の気持ち だったのだ」 キ:「安心しろ。サーナイトはじき目を覚ます。ただし、オマエが昔の パートナーだったことは、サーナイトには分からないだろう・・・」 ゲ:「いいんだ、それでも。サーナイトが戻ってきた。 それだけで、オレは・・・」 基地へと戻った一行。 サ:「ありがとうございました。私タタリが解けたんですね。 初めてお会いする方なのになんてお礼したらいいのか・・・ 助けていただいて本当にありがとうございました。」 ゲ:「・・・良かったな、サーナイト。 ―おい、付き合ってくれて 本当にありがとうよ。これは礼だ。」 (貰えるのは「つうかスカーフ」。付けるとゴーストの様に 水場も壁もすり抜けられるという優秀な逸品だ。) ゲ:「じゃあな。」 サ:「あ、待ってください!」 ゲ:「何だよ?」 サ:「名前を・・・名前をお聞かせ願えないでしょうか?」 ゲ:「(笑って)ケッ! オレの名はゲンガー。よろしくな。」 サ:「(笑って)私はサーナイト。よろしくお願いします。」 ~END~
https://w.atwiki.jp/rpgtalk/pages/46.html
854 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 22 00 06 ID kkBEr8Xl0 ポケモン不思議のダンジョン 赤・青の救助隊 855 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2009/06/20(土) 22 16 57 ID PqxovSeg0 『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』 はチュンソフトが開発し、2005年11月17日にポケモンから発売されたコンピュータゲーム。 ニンテンドーDS版『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊』とゲームボーイアドバンス版 『ポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊』の2つのバージョンからなる。 『不思議のダンジョン』シリーズのポケモン版として製作されたRPGである ある日突然ポケモンになってしまった主人公。 ポケモンだけが暮らす世界で、友達(パートナー)になったポケモンと救助隊を結成し ポケモン達からの依頼をクリアしながらポケモンになった謎を探す事になる。 主人公のポケモンは、オープニングの質問(心理テスト)の答えにより16種類のポケモンから選ばれ パートナーのポケモンは、一部のポケモンや、主人公に選ばれたポケモンと 同じタイプを持つポケモンを除いた7~10種類のポケモンの中からプレイヤーが選ぶことができる。 なお、2本のソフトの内容は一部を除いてほぼ同じである。 856 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 22 34 37 ID YDjJ0Lzk0 これはストーリーがかなり鬱っぽかったような・・。 しかし、後半はかなり感動した覚えがある。 857 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 22 38 19 ID sKR4bG7/0 ポケモンってだけで完全に見向きもしてないんだけど、 ネットでは面白いって評判をよく聞くんだよね 実際どういう感じなの? 858 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 22 40 07 ID YDjJ0Lzk0 857 シレンとかの感覚とは程遠いけど、育成RPGと考えればかなり面白いほうだと思う。 なによりストーリーがよかった。 859 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 22 42 21 ID YDjJ0Lzk0 今思い出したが、エンディング後の仕打ちには絶句するよなwwww これからやる人がいるかもしれないから詳しくは言わないけど。 860 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 22 54 28 ID kkBEr8Xl0 今日に限って熾烈な争奪戦もリアクションも無かったから、 書き込むスレか時間を間違えたかとビビったんだぜ・・・ 「愛でる」とか「萌える」とかでなく、ポケモンに惚れてしまうゲーム。 パートナーは俺の嫁。萌え的な意味でなくガチで。結婚してください。 あとポケモン本編と違って配信限定商法のポケモンが居ない点にも好感が持てる。 861 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 23 01 29 ID 5vjEXMt30 ちょっとやりたくなったわ 862 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 23 01 39 ID v/fNHGYd0 もっと不思議のダンジョン相当のレベル1ダンジョンを ポケモン変えることで「自分で」難易度を縛れるってのが 縛りプレイ好きには高感度高いわ。 863 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 23 10 46 ID yq27uwz2O 俺もポケモンをベロベロ愛でてる人間だけど、これだけは手を出してないなあ ストーリー重視なら十二分にやる価値ありそうだ 864 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 23 54 22 ID nEHYZuJB0 俺もポケモン本編はいい歳してまだやってるんだがダンジョンはやったこと無いな このゲームに限らんがこのスレ見てるとやりたいゲームが増えて困る あと不思議なダンジョンシリーズはRPGと同じ扱いでいいのかい? 865 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 23 56 58 ID kkBEr8Xl0 一応ジャンルを見たら「ダンジョンRPG」だったので挙げてみましたが 866 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 23 57 29 ID Skl1oUC90 現在清森挑戦中。 昨日はココドラでクリアして今日はクラブでクリアした。 明日はゴクリンを始める予定。 マユルドもうまくやればいけそうなんだけどなあ。 867 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 23 57 55 ID w32mnh8F0 不可思議な洞窟を潜る探求者をプレイヤーが演じるのだから文句のないRPGジャンルだと思いますが。 868 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/20(土) 23 58 36 ID Jq7k3+QkO ごめんなんかバカにしてたわ 勝ってくるけど何か一杯種類あるみたいだけどどれが面白い? 869 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 00 11 56 ID 6p3M1wLP0 868 救助隊は赤も青も内容はほぼ同じ。 片方にしかいないポケモンはいるけど、パスワードを使うと全部手に入る。 ただ、GBAかDSかという大きな違いがある。 870 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 00 24 52 ID iVcf5pNh0 ローグ系がでないなあ、と思ってたところだからうれしい。 とにかく大雑把なゲームだったな。ボスはハメられるかどうかの勝負。 なぜか技の威力がほとんど変わらないから連続攻撃や広域攻撃が極端に強い。 そもそも技や特性を本編からそのまま持ってきた上に調整が投げやり、その上能力だけは上げ放題だから、 伝説系が空気となり、バタフリーやコータスが最強クラスになるという素敵なゲーム。 クリア後はレベルアップが苦行。幸せのタネ集めか発光エンジンでの荒稼ぎをしないとやってられない。 Lv1ダンジョンでも経験値テーブルが変わらないから、ひたすら逃げるのが最善手。 製作者は本当にこんなバランスでいいと思ったんだろうか。 クリアまでは普通におもしろかったかな。子供向けということを差し引いてもセリフがくどすぎだとは思ったけど。 871 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 01 24 56 ID OT3+9Lzv0 870 逆に言えばそのアバウトさゆえに融通が利くんだけどな 特性・個体値・努力値・性格・めざパ・・・等々で強ポケ育てるのにかなり労力のいる本家と違って 神経使わなくても育てられたり、弱ポケもそれなりに使える世界 872 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 01 29 48 ID 6p3M1wLP0 870 Lv1ダンジョンはフーディンみたいな一部のポケモン以外は稼がないとやっていけないだろ。 食料はよく出るから粘るのは大丈夫なわけだし。 873 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 01 43 41 ID iVcf5pNh0 地道に稼ぐよりは最初から逃げられるポケモンを選んだほうが早いってこと。 先に進んでも獲得経験値がほとんど変わらないから稼ぎの効率が悪すぎ。 ただ、ノーヒントだとLv1フーディンの強さに気づくまでが大変か。 生まれつきフーディンのステータスを見る機会はジラーチの願いしかないし。 874 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 01 51 11 ID WwuMyID80 普通に面白かった。 特に救助システムは素晴らしいと思う。オフラインでも文字列を打ち込めば、友達が救助出来るのは 個人的に感動した。スゲー。 875 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 02 57 10 ID umRrRsne0 873 >地道に稼ぐよりは最初から逃げられるポケモンを選んだほうが早いってこと。 不思議のダンジョンはただクリアするのが目的じゃないだろ? クリアした後、自分の限界にどれだけ挑戦できるか? だと思うんだが。 それは、ネコ2で、商人で地道に稼ぐよりも、武器揃えば逃げられる戦士で挑んだ方が早い。 みたいな理屈で、少しおかしいと思う。 商人は商人の面白さ、戦士には戦士の面白さがあるように、 フーディンにはフーディンの面白さ、デルビルにはデルビルの面白さがあるんだと思う。 876 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 03 24 44 ID G2WFPftl0 とりあえずポケ板住人や兼業シレンジャーの苦労の結晶、清盛スレは必見。 http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/poke/1215768907/ http //wikiwiki.jp/pokedun/?%A5%E9%A5%F3%A5%AF%CA%CC%A5%DD%A5%B1%A5%E2%A5%F3%A5%EA%A5%B9%A5%C8 870 873の言う「結局フーで逃げるが勝ち、地道に稼いでた奴涙目」という価値観もアリだが、 カクレオンやメガニウムなど強型を地道に鍛えまくり、最終層で強敵プテラなどを鼻で笑いながら粉砕する 俺TUEEEEプレイから、救助30回使い果たしてやっと達成できるか否かのソーナノ・コイキング逃げプレイのように これなんて幻の洞窟(壷の洞窟)? ってな具合の鬼畜プレイまで、幅広く遊べる自由度がいい。 レベル1ダンジョンについては、それでも後発の探検隊のほうが何だかんだでバランス取れてるけどね(主に取得経験値関係) 877 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 03 31 08 ID lSDOzVaF0 860 >今日に限って熾烈な争奪戦もリアクションも無かったから、 きっとみんなトランスフォーマー見てたんじゃね 878 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 03 38 39 ID zdz72Ayz0 本家ポケモンとタイプ相性の計算が違うので飛行タイプにじしんなんかでダメージが通ったりする少しだけど(特性ふゆうには効かない) 879 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 04 07 08 ID prDsvvrnO 音楽はどんな感じ? 880 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[age] 投稿日:2009/06/21(日) 04 50 29 ID G2WFPftl0 879 すさまじく神BGMが多いとされる。特に人気なのはこのへん(ニコニコ注意) てんくうのとう http //www.nicovideo.jp/watch/sm336729 モンスターハウス http //www.nicovideo.jp/watch/sm933756 詰め合わせ http //www.nicovideo.jp/watch/sm1396236 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1424145 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1451586 http //www.nicovideo.jp/watch/sm1560574 881 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 07 13 51 ID 6p3M1wLP0 ライメイのやま・さんちょう、おおいなるきょうこくあたりも人気だな。 個人的にはマグマのちてい・さいかそうが雰囲気出てて好きだけど。 このゲームもダンジョン系の例に漏れず本家で不遇なやつがよく目立ってるんだよなw 882 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 07 27 08 ID O5e92dMdO パラセクトとかモルフォンとかデリバードとかニョロトノか。 逆にボーマンダとかメタグロスは敵としてはかなり弱かったな。 あとミュウツーもステータスがドーブル以下で、異常に弱かったww 883 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 07 55 45 ID prDsvvrnO 880 おお、㌧㌧ 信者のコメントが凄いなww これは買いたくなってきたわ 884 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 10 45 03 ID cl3ijsky0 868 救助スレ住民の俺は青がオススメ 885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 10 50 17 ID cl3ijsky0 880 MHのタグ「トラウマ曲」ワロタ 886 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 12 33 12 ID G2WFPftl0 868 初見なら青か空買っておけばおk 青なら下手すれば\1000アンダーで手に入る 887 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 12 54 07 ID OT3+9Lzv0 868 まず「救助隊」と「探検隊」のくくりで別ゲー で、「『赤の救助隊』と『青の救助隊』」の二つはバージョン違いで基本的には同じ作品 「『時の探検隊』と『闇の探検隊』」の二つも 本家の「『金』『銀』」や「『ルビー』『サファイア』」みたいな 「空の探検隊」は「時」「闇」に追加要素の入った新Ver。本筋は同じ 「金銀に対するクリスタル」「ルビサファに対するエメラルド」「ダイパに対するプラチナ」みたいな 細かい違いはそれぞれの本スレやwikiの購入前FAQ見るよろし。ネタバレには注意だが まあ今からそれぞれ一作ずつ買うなら「救助隊」は「青」。「探検隊」は「空」かな 888 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 00 19 ID Vkjmn+MJ0 探検隊は2本買うメリットがほとんどないからな。 救助隊の間であれこれしたり、DS1台でパスワード入力無しでセルフ救助ができるくらいか。 889 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 01 41 ID Vkjmn+MJ0 1行目、探検隊→救助隊 890 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 08 15 ID G2WFPftl0 888 ところが、だ… 時闇で箱バグを使い、増殖したドーピング等のアイテムを空に通信で渡しつつ空で技バグ、とやると 技は本家のメタモンバグよろしく、とんでもない構成習得させ放題だわ、ステータス上げ放題だわ、 金には困らないわですさまじくバランス崩壊な組み合わせになりうるぞ 青赤もたんけんたいのまにハピナスLv100を4匹送り込んで経験値稼ぎ放題とか ラッキー・マリル等 かしこさ上げが面倒+Lv1ダンジョンにしか出ない未進化系統を登録しといて 勧誘し放題とか、仕様の範疇内でお得な組み合わせはあったしな。 891 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 09 05 ID OBz6P/gg0 金銀買ったけどモンスターの名前が覚えられなくなった辺りで ポケモン関連は全て投げたなw ここで語ってる人たちは全部覚えられてるの? 892 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 12 24 ID G2WFPftl0 801 おかげさまで・・・ ポケモンいえるかなを暗唱できるかどうかがステータスだった世代なら、別に初代から300くらい増えたところで何ともないぜ 893 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 12 33 ID umRrRsne0 本家メインで、ポケダンは片手間だから ニ進化の真ん中とか、対戦に出てこないマイナー無進化とかは 名前が浮かばないことはある。 でも、特性と素早さ種族値と先制技の有無は多分思い出せるw 894 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 17 14 ID OT3+9Lzv0 890 おいおい今は空やってんのに、また闇からやり直したくなってきて困るじゃないか まあ公式イベントとかあるからさっさと空進めた方が良いんだろうけど 891 全然。それどころか最近のは本家未プレイだけど俺は楽しめてるぜ 既に言われてるが本家とは性能違うんであらかじめ細かく知ってる必要はないし ストーリーに絡むポケも「ポケモン」と言うより「キャラクター」として捉えればいいし 895 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 20 28 ID OBz6P/gg0 894 なるほどね まあトルネコもDQ4やってなくても楽しめたからな このゲームってポケモン何種類ぐらい出るの? 896 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 33 38 ID 6p3M1wLP0 895 それまでに出てきてたやつ全部+マネネ、マニューラ、ウソハチ、ルカリオ、ゴンベ 中村がどんくらい出せばいいですか? って聞いたら、 全部に決まってるじゃないですかって返されたらしい。 897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 35 03 ID OT3+9Lzv0 895 救助隊だと386種類。探検隊だと時闇が491種で空が492(さらに+1という噂も・・・?)種か 更に「図鑑ナンバー的には1種類だが更に26タイプに細分化される奴」とか居るから実質的にはもっとか まあ網羅や把握できなくても困らないけど 898 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 45 43 ID OT3+9Lzv0 896 >全部に決まってるじゃないですか ドッターがリアルで「めのまえが まっくらに なった」状態になりかけたんだっけ 通常時とダメージ時のそれぞれ上下横斜めグラフィックと睡眠時グラ、 探検隊になるとただでさえポケモンの種類増えたのに更に全ポケに顔グラ作って メインキャラには表情パターンまで・・・ お疲れ様を通り越してご愁傷様レベルだな。次回作が出たらまた頑張ってくださいw 899 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 13 51 17 ID hfzgpJa60 今度は次世代機でヌルヌル動く全ポケモンドット絵に期待するわ 900 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 14 03 00 ID s+cTS8hrO 492種類×{向き5方向×(通常時+ダメージ時+睡眠時)+顔グラ} =492×16 =7872 ってことか…?恐ろしすぎる… 901 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 14 21 14 ID ecMwaxsCO 睡眠時は正面向きオンリーなのでまだマシ だが歩行モーションも考えると総数はそれくらいか? 探検隊だと「一部のポケは♂♀で微妙に外見が違う」という悪夢も 902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 14 26 07 ID OBz6P/gg0 マジかw ごめん、俺がポケモン覚え切れないとか些細な問題だったようだわ… 903 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 14 48 00 ID 6p3M1wLP0 900 攻撃モーションも複数あるよ 904 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 14 50 25 ID cl3ijsky0 本家で仲間にできなかったヤツが全部仲間になるからそれだけでうれしい。 905 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 15 04 08 ID dhgDeT61O 887 青が280円だったから買ってきた ありがとう 906 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/21(日) 16 02 24 ID ecMwaxsCO 905 救助隊にようこそ入隊おめ 「難易度ヌルくね?」「ストーリー低年齢向けでタルくね?」 と最初こそひょっとしたら思うかも知れないが 物語は中盤から劇的な展開を迎え 難易度的にはスタッフロール後に高難度ダンジョンが続々なので 気長に頑張ってくれ
https://w.atwiki.jp/karbityu/pages/28.html
登場人物 ポケモン不思議ダンジョンの登場人物紹介です。 5神ポケモンを持つ者達 室崎 剛毅(ゴウキ) 第1部:ポッチャマ 第2部:エンペルト 年齢で20歳で某大学社会科部所属。成績優秀でスポーツ万能。 ちょっと冷静さもあるが、なんでもチャレンジをするみたいだ。 第1部では頼られる存在としているが、第2部は…。 草滝 准(ジュン) 第1部:ナエトル 第2部:ドダイトス 年齢は21歳でどこかの方で仕事をしているみたいだ。 第1部は毎回ゴウキを頼っているが、第2部ではそうは行かないらしい。 烏山 焔条(エンジョウ) 第1部:ヒコザル 第2部:ゴウカザル 年齢は21歳で某専門学校の運動部に所属している。かなり熱い。
https://w.atwiki.jp/pokemonrta/pages/65.html
『ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊』のRTAチャートリンク集です。 ソフトによる違い 処理時間の関係で青の救助隊の方が有利 出現するポケモンが違う チャート一覧 Any% Unredtricted (状況再現使用、ふしぎなメール使用) 作成者 チャートリンク チャート詳細 キバ チャート 主人公厳選無し、ワプスカ無し 初心者向け 記録目安1 50~2 00前後 しぐま チャート 主人公ニャース しぐま チャート 主人公コダック 詳しいバージョン しぐま チャート 赤の救助隊用 Any% QS, No WM (状況再現使用、ふしぎなメール未使用) 作成者 チャートリンク チャート詳細 しぐま チャート Any% No QS, WM (状況再現不使用、ふしぎなメール使用) 作成者 チャートリンク チャート詳細 しぐま チャート Any% No QS, No WM (状況再現不使用、ふしぎなメール不使用) 作成者 チャートリンク チャート詳細 しぐま チャート エネコ+ゼニガメ その他 作成者 内容 備考 キバ 最初の主人公質問一覧とエネコ、ニャースになる回答一覧 Any%ガイド 救助隊限定捏造パスワード作成ツール ←ページから[添付]→[poke_mail.zip] チャート一覧 本編 赤・緑・青・ピカチュウ - 金・銀・クリスタル - ルビー・サファイア・エメラルド - ファイアレッド・リーフグリーン - ダイヤモンド・パール・プラチナ - ハートゴールド・ソウルシルバー - ブラック・ホワイト - ブラック2・ホワイト2 - X・Y - オメガルビー・アルファサファイア - サン・ムーン・ウルトラサン・ウルトラムーン - Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ - ソード・シールド - ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール - LEGENDS アルセウス - スカーレット・バイオレット PMD 救助隊 (青・赤) - 探検隊 (時・闇・空) - 冒険団 (炎・嵐・光) - マグナゲートと∞迷宮 - 超 - 救助隊DX 対戦系外伝 スタジアム - スタジアム2 - スタジアム金銀 - コロシアム - XD - バトルレボリューション ポケカ ポケモンカードGB - ポケモンカードGB2 - ポケモンカードゲームあそびかたDS その他 名探偵ピカチュウ - New ポケモンスナップ